591 / 735
召喚から15年が経った
第585話 まるでダースベ▼ダー
しおりを挟む
内元君は翌日、試作品を持ってきてくれました。
あれは・・・・まるでダースベ▼ダーじゃないか!なんて物を持ってくるんだ!
いや、予想してなかったわけじゃない。
遊び心があるのもいい。
だが・・・・何かが違う!
シュコーシュコー言いながら魔大陸を、あれで進むのか?
「まあ冗談ですけどね。」
安心した。
だがまさか?
そう、次に出してきたのは白い奴。
そう、兵士が被っているあのヘルメット。
そして僕の要求した、2つのフィルターっぽいのは口のとがった部分に。
うん、それで合ってるんだけど、どうなのそれ?
「何故かこうなった。」
「最初が黒いあれで、今度はこれ・・・・」
「まあこれもあれなんだけど。」
今度こそ頼むよ。
これでライトセ▼バーなんか出してきたら、発狂物だよ。
まあできない事はないんだけどね。
めっちゃ効率が悪くなるのを気にしなければ、だけど。
で、出来上がったのはミリタリーショップに売っていそうなゴーグルに口は声が聞こえるような造りになっていて、その両側にフィルターがあるような。
まあ無難な感じかな。
そしてすっぽりかぶるんだけど、これはどう調整したら?
「調整はそっちで付与して下さい。」
まあ物は良さそうなので、これである程度何とかするしかないかな。
ただ、やはり見た目に可愛らしさのかけらもないので、見る人に威圧感を与えそうでそこが気がかり。
でもまあ安全には変えられないしね。
結局これで問題ないという事になって。内元君はお役御免。
本当はもっと色々してほしかったんだけどね。
だけどまあ爵位に関して、領地にしてもだけど、彼にも無理をさせちゃってるからね。
・・・・
・・・
・・
・
「それかぶるの?」
「威圧感が凄いわ。」
「せめてバイクのヘルメットぐらいにできなかったのか?」
「せめてお色をピンクに。駄目ですか?」
「安全には変えられないのですね。」
「息はできるのでしょうか?」
召喚された妻達に見せた所、こういった反応が。
誰?ピンクにって。
かえって怖いよ。見た目と言うか形状がそもそも威圧感があるのに、これにピンク色って、危ない人になってしまいそう。
さてこれは現地組の妻はどういった反応を示すのかな?
「これは防御力はいかほどなのか?視界的にあまり良くないようだが。」
オイヴィはこれをかぶりながらの戦闘を想定しているようだけど、そんな状況は避けようね。
「さすがにこれは売れないでしょうね。ギルドにも確認はしてもらいますが、今回限りの商品になりそうですね。」
ヘルトラウダの反応もなかなかひどい。
まあこんなもんだろう。
あれは・・・・まるでダースベ▼ダーじゃないか!なんて物を持ってくるんだ!
いや、予想してなかったわけじゃない。
遊び心があるのもいい。
だが・・・・何かが違う!
シュコーシュコー言いながら魔大陸を、あれで進むのか?
「まあ冗談ですけどね。」
安心した。
だがまさか?
そう、次に出してきたのは白い奴。
そう、兵士が被っているあのヘルメット。
そして僕の要求した、2つのフィルターっぽいのは口のとがった部分に。
うん、それで合ってるんだけど、どうなのそれ?
「何故かこうなった。」
「最初が黒いあれで、今度はこれ・・・・」
「まあこれもあれなんだけど。」
今度こそ頼むよ。
これでライトセ▼バーなんか出してきたら、発狂物だよ。
まあできない事はないんだけどね。
めっちゃ効率が悪くなるのを気にしなければ、だけど。
で、出来上がったのはミリタリーショップに売っていそうなゴーグルに口は声が聞こえるような造りになっていて、その両側にフィルターがあるような。
まあ無難な感じかな。
そしてすっぽりかぶるんだけど、これはどう調整したら?
「調整はそっちで付与して下さい。」
まあ物は良さそうなので、これである程度何とかするしかないかな。
ただ、やはり見た目に可愛らしさのかけらもないので、見る人に威圧感を与えそうでそこが気がかり。
でもまあ安全には変えられないしね。
結局これで問題ないという事になって。内元君はお役御免。
本当はもっと色々してほしかったんだけどね。
だけどまあ爵位に関して、領地にしてもだけど、彼にも無理をさせちゃってるからね。
・・・・
・・・
・・
・
「それかぶるの?」
「威圧感が凄いわ。」
「せめてバイクのヘルメットぐらいにできなかったのか?」
「せめてお色をピンクに。駄目ですか?」
「安全には変えられないのですね。」
「息はできるのでしょうか?」
召喚された妻達に見せた所、こういった反応が。
誰?ピンクにって。
かえって怖いよ。見た目と言うか形状がそもそも威圧感があるのに、これにピンク色って、危ない人になってしまいそう。
さてこれは現地組の妻はどういった反応を示すのかな?
「これは防御力はいかほどなのか?視界的にあまり良くないようだが。」
オイヴィはこれをかぶりながらの戦闘を想定しているようだけど、そんな状況は避けようね。
「さすがにこれは売れないでしょうね。ギルドにも確認はしてもらいますが、今回限りの商品になりそうですね。」
ヘルトラウダの反応もなかなかひどい。
まあこんなもんだろう。
1
お気に入りに追加
4,658
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
幻想美男子蒐集鑑~夢幻月華の書~
紗吽猫
ファンタジー
ーー さぁ、世界を繋ぐ旅を綴ろう ーー
自称美男子愛好家の主人公オルメカと共に旅する好青年のソロモン。旅の目的はオルメカコレクションー夢幻月下の書に美男子達との召喚契約をすること。美男子の噂を聞きつけてはどんな街でも、時には異世界だって旅して回っている。でもどうやらこの旅、ただの逆ハーレムな旅とはいかないようでー…?
美男子を見付けることのみに特化した心眼を持つ自称美男子愛好家は出逢う美男子達を取り巻く事件を解決し、無事に魔導書を完成させることは出来るのか…!?
時に出逢い、時に闘い、時に事件を解決し…
旅の中で出逢う様々な美男子と取り巻く仲間達との複数世界を旅する物語。
※この作品はエブリスタでも連載中です。
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる