勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず！

召喚から15年が経った

第５５６話 羨ましい？男の尊厳が・・・・

翌日、秘書さんが何もなかったかのように接してくるので、ああ、何だ夢だったのか・・・・そう勘違いしていました。

そう、昨日のは夢だった・・・・あんな破廉恥な乱痴気騒ぎはなかったんだ。

ですが、秘書さんの言葉で現実に引き戻されます。

「こちらが本日のスケジュールです。既に奥様全員の承諾は得ておりますので、ご安心を・・・・あ、失礼・・・・順平様の精子が垂れてまいりました・・・・このままでは床を汚しかねませんので、失礼して・・・・」

秘書さん布を取り出し、その、スカートの中に手を入れ、股間を拭いています・・・・

「お待たせいたしましたわ。ではお食事の後からお願いいたします。」

・・・・昨日のアレはどうやら現実だったようです。

・・・・
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家族との食事を終え、外に出ようとする僕を、皆で防いできます。？？

「順平さん、今日は執務室で一日を過ごすはずですよ？」

・・・・麻矢、君も助けてはくれないのか・・・・

この後秘書さんに両腕を取られ、連行されました。

あの、これでもこの国で一番の実力者なんですけど？

どういう訳か全く抵抗できませんでした。

そして部屋に入り、さらに奥に向かいます。

どうやらこの奥には秘密の部屋があるようです・・・・

昨日の部屋はここからでも行き来できるようですね。

「改めて本日の予定でございます。本日食事と排泄以外はここでの公務となります。」

公務・・・・僕の身分は公爵。

公爵としての領地での活動は、公務なんだそうです。
だけどその、子作りが公務？
何言ってるんだ？と思うのですが・・・・

「時間がございません。無論順平様の嗜好を吟味した人選でございますのでご安心を。そして皆本日排卵予定ですから、間違ってもお情けを与えないまま帰らせる事のなきよう。そんな事をすれば・・・・」

「すれば？」

「本日床を共に致します女性が不幸になります。」

え？どういう事？

「外れるのは仕方がありませんが、そもそも仕込まれないのでは役立たずと路頭に迷う事になりますの。」

なにそれいったいどんな・・・・

「それよりこの人数・・・・マジで？」

「これでも少ない方ですわ。」

このリスト・・・・20名ほどの名前が記載されています。

いやちょっと？普通に考えて20人って無理でしょ？

そんなに出ないし、色んな所が大変な事になります。
それに僕ももう40ですから、こんなにしたら腰に、いえいえそれ以外もですが、身体のあちこちが悲鳴を上げます。

「マッサージ師を常駐させますので、大丈夫ですわ。どうしてもなら魔法で解決いたしますし。」

何それ怖い。

こんな日が1週間ほど続きます。
しかも一人一人惰性や仕方なく、という思いで行為に及ばぬようきついお達しがありました。

僕にとっては沢山のうちの一人の女なのかもしれませんが、相手の女性にとっては一生を左右する出来事、そして・・・・よくわかりませんが、立った一夜の、それも1時間に満たない繋がりにとてつもないものを求めているようで、その色んな何かをしっかりと受け止め与えないといけないのだとか。

どうしてこうなった？

しかし、こうした日々も突然の出来事で急変する事になります。