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再び王都
204話 ギルドでドロップアイテムを買い取ってもらいます
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「あ、お久しぶりね、常山様、才村様、森江様ですね。」
あれ?泉はギルドへは来てたのかな?
「手続き等で、古手さん達と何度か足を運んでたのよ。」
まあ僕と一緒じゃないと来てはいけない事はないですから。
「じゃあこの受付の人だったとか?」
「ええ。何やら私達を見ると、この方がすごい勢いで目の前にやってくるのです。」
(この方たちも常山様と親しいようですから、是非お近づきに!)
え?何か言った?誰か言った?まあいいです今は。
「常山様、本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ええと、”火炎の罪”というパーティ及び、彼らが所属しているクランはご存じでしょうか?」
「ええ存じております。”火炎の罪”はB級パーティですね。クランも同様です。中規模のクランですが、所属パーティは全てC級以上の実力者揃いですわ。」
「ええと、彼らに外の、ダンジョンから溢れた魔物なのですが、スタンピードですか?私の従魔がそれらを駆逐して、そのドロップアイテムを回収してもらっていたのですよ。」
「まあ!最近恐ろしく強い魔物がダンジョンの魔物を仕留めているという目撃情報が多数寄せられておりましたが、常山様の従魔でしたか!あ、ではその、ドロップアイテムの買取でしょうか?」
「はい、お願いします。」
「では、少々お待ち下さい。」
そう言って受付の女の人はどこかへ去っていきました。
「いつ見ても感じのいい人ね!」
友郁はあの受付の女性がお気に入りのようです。
採取のスキルを教えてもらう時、とても親切だったとか。
だけど、泉の彼女を見る目は少し厳しそう。気のせい?
「泉どうしたの?」
「いえ、彼女、頭の回転が速そうですし、気配りも行き届いてますわ、と思ったのですわ。」
ああそうか、彼女も同じ受付業務。まあやってる事は違うだろうけど、ある意味似ているのかな?
僕はそう思ったんだけど、泉は違う見方をしてたみたい。
暫くして彼女は戻ってきます。
「大変お待たせいたしました。ええと、”火炎の罪”の方は来られるのでしょうか?」
「後で来ますね。僕らだけ先にきました。」
「わかりました。他の受付にそう伝えておきます。では、奥のお部屋をご用意いたしましたので、どうぞ。」
・・・・
・・・
・・
・
「あの、ごめんなさい、しまいます。」
僕はついうっかり、カバンの中身を全部出そうとかばんから中身を取り出し始めたのですが、
すると出るわ出るわ、そのうち足元が埋め尽くされてしまい、これはまずいと思い、出すのを止めます。
「順平さん、中身確認したの?」
「ごめん友郁、まさかこんなに入ってると思わなくてさ。」
「はあ、まずは一度仕舞いません?」
「ああ、頼みます泉。」
そして、出したアイテムを回収し終わったころ、受付の女性は、床にひっくり返って気絶していました。
「きゃあ!しっかり!」
急いで友郁が抱え起こし、魔法で回復させています。
まさかアイテムで圧死?
だけどすぐに彼女は起きだし、ちょっと一安心?
「その、お手数をおかけしました。ここでは手狭でした。解体場へ向かいましょう。」
この部屋も狭くはないのですけれど、10畳ぐらい?
まさかこの部屋がアイテムで埋めつくされるとは。フェンリルはどれだけ魔物を仕留めたのでしょうか?
あれ?泉はギルドへは来てたのかな?
「手続き等で、古手さん達と何度か足を運んでたのよ。」
まあ僕と一緒じゃないと来てはいけない事はないですから。
「じゃあこの受付の人だったとか?」
「ええ。何やら私達を見ると、この方がすごい勢いで目の前にやってくるのです。」
(この方たちも常山様と親しいようですから、是非お近づきに!)
え?何か言った?誰か言った?まあいいです今は。
「常山様、本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ええと、”火炎の罪”というパーティ及び、彼らが所属しているクランはご存じでしょうか?」
「ええ存じております。”火炎の罪”はB級パーティですね。クランも同様です。中規模のクランですが、所属パーティは全てC級以上の実力者揃いですわ。」
「ええと、彼らに外の、ダンジョンから溢れた魔物なのですが、スタンピードですか?私の従魔がそれらを駆逐して、そのドロップアイテムを回収してもらっていたのですよ。」
「まあ!最近恐ろしく強い魔物がダンジョンの魔物を仕留めているという目撃情報が多数寄せられておりましたが、常山様の従魔でしたか!あ、ではその、ドロップアイテムの買取でしょうか?」
「はい、お願いします。」
「では、少々お待ち下さい。」
そう言って受付の女の人はどこかへ去っていきました。
「いつ見ても感じのいい人ね!」
友郁はあの受付の女性がお気に入りのようです。
採取のスキルを教えてもらう時、とても親切だったとか。
だけど、泉の彼女を見る目は少し厳しそう。気のせい?
「泉どうしたの?」
「いえ、彼女、頭の回転が速そうですし、気配りも行き届いてますわ、と思ったのですわ。」
ああそうか、彼女も同じ受付業務。まあやってる事は違うだろうけど、ある意味似ているのかな?
僕はそう思ったんだけど、泉は違う見方をしてたみたい。
暫くして彼女は戻ってきます。
「大変お待たせいたしました。ええと、”火炎の罪”の方は来られるのでしょうか?」
「後で来ますね。僕らだけ先にきました。」
「わかりました。他の受付にそう伝えておきます。では、奥のお部屋をご用意いたしましたので、どうぞ。」
・・・・
・・・
・・
・
「あの、ごめんなさい、しまいます。」
僕はついうっかり、カバンの中身を全部出そうとかばんから中身を取り出し始めたのですが、
すると出るわ出るわ、そのうち足元が埋め尽くされてしまい、これはまずいと思い、出すのを止めます。
「順平さん、中身確認したの?」
「ごめん友郁、まさかこんなに入ってると思わなくてさ。」
「はあ、まずは一度仕舞いません?」
「ああ、頼みます泉。」
そして、出したアイテムを回収し終わったころ、受付の女性は、床にひっくり返って気絶していました。
「きゃあ!しっかり!」
急いで友郁が抱え起こし、魔法で回復させています。
まさかアイテムで圧死?
だけどすぐに彼女は起きだし、ちょっと一安心?
「その、お手数をおかけしました。ここでは手狭でした。解体場へ向かいましょう。」
この部屋も狭くはないのですけれど、10畳ぐらい?
まさかこの部屋がアイテムで埋めつくされるとは。フェンリルはどれだけ魔物を仕留めたのでしょうか?
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