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再び王都

181話 泉と一緒の入浴タイム

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脱衣所で泉は服を脱ぎます。
風呂に入るんだから、服ぐらい脱ぐよね。

そして僕も脱ぎます。

泉は何のためらいもなく全て脱ぎ、隠そうともせず、僕を待っています。
あ、そうそう、泉は普段眼鏡をかけているけど、流石に風呂では眼鏡をしていません。
何だか新鮮。

僕も脱ぎ終わり振り返ると、
「では行きましょ?」

泉がそう言ってその、全裸で腕を組まれると色々あるわけで。

因みに彼女は身長165センチらしいけど、僕は167センチ。
まあ、ほぼ目線は同じ。

そして、彼女は服を着ているとほっそりしてそうに見えるけれど、目の前の彼女は抜群のプロポーション。

少し筋肉質?

どうやら泉はジムに通い、鍛えていたらしいです。
あ、筋肉ムキムキじゃなく、美容にいいという意味で。

そして、自宅ではヨガをやっていたそうな。

それゆえの抜群のプロポーション。

彼女の身体には、妥協がなかった。

それに、20代の泉の身体を見る機会は、並行世界では殆どなかったので、つい見てしまう。

何せ魔王の襲撃から逃げ、その後5年は修行に明け暮れていたので。

「そんなに見られますと、恥ずかしいですわ。」

ほんのり上気した肌がなんとも色っぽい。

「うん、やっぱり泉のプロポーションは素晴らしいね。」

「まあ、鍛えてますから。」

うーん、あまりいい雰囲気の話じゃないけど、まあいいか?

身体を洗い、湯船へ。

こんなに広いのに、泉は僕の隣にピタッと身を寄せてきます。

「順平さん、お慕い申しあげておりますわ。」

どうしてこんな美女が僕に?
会社で何かしたのだろうか?思い当たらない。
それに、うん?今何か変だったよね。僕の方が年下なんだから。
まあいいか?

まあいいかが連発だけど、まあいいか。
普段はロングの髪の泉、今はアップにして団子?にしていて。

そんな彼女のうなじやら色々も、やっぱり魅惑的でした。

風呂から上がり、宿にあった服?寝巻?
まあ部屋着と言うか、そんなのに着替え、用意してもらっている食事をし、今は出されたお酒を飲んでいます。

「意外とおいしいですわこのお酒。果実酒でしょうか?」

僕はあまり酒は飲まないけど、まあ泉に付き合おう。

あれ?なんだか不思議な味だ。

「順平さんは覚えていないかもですが、以前会社でコンタクトを使っていたのですが、コンタクトを落としてしまって。順平さん、急ぎの用があるようでしたが、一緒に探してくれて、そして見つけてもらった事があるのですが、覚えてませんよね?」

実は覚えてます。色々あって正面玄関から出る必要があった時、受付の女性が何やら困り顔をしていたので、ちょっと声をかけたところ、コンタクトを落とした、しかもコンタクトがないと殆ど見えないなんて言うので、急いではいますが、困った人を見捨てるのも何だったので、一緒に探した事があったね。

床を探すから、その、泉の脚が視界に入ってくるけど、すらっとしていて、何て綺麗で長い脚なんだ!とか思った事があって。その、そういう目で見てしまってましたごめんなさい。あとその、一緒に床を探している時のお尻がもう素晴らしく!それに、見つかったのがお尻の所。

でも、すぐに見つかったのですが、そのまま使う訳にはいかないので、きれいにして渡したっけ?

「私、それ以前にも順平さんを見かけましたし、お客様から頂いたものをおすそ分けしていただいた事もありますが、あの時私、恋に落ちたのですわ。」

知らなかった。

こんな美女がそんな事?いやいや彼女にとっては相当重要な事だったんだろうけど。

そんな事を話している間に、何やらいい雰囲気に。
どちらかとかそういうのではなく、お互い自然にこうなっていきました。

「順平さん、私・・・・」




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