勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ

文字の大きさ
上 下
146 / 739
転移10日目

146話 先程見慣れない侍女さんがいましたが

しおりを挟む
そう言えば先程、見慣れない侍女さんがいたよね。
何で増えたのかな?
王族の侍女さん?

「時に友郁?さっき見慣れない侍女さんがいたけど、知ってる?」

あ、何か微妙な表情・・・・

「ええと、うん、知ってる・・・・あの女性達って、ほら、他にもサラリーマンの男性がいたでしょ?彼らについていた女性なのよ。」

「あ、そうか・・・・って、あのリーマン達どうしたの?」

「あ・・・・気になる?」

「いや・・・・たいして気にはならないけど、どっちかというと、何故侍女さんがあのリーマンから離れてるのか、ってそっちが気になるだけ・・・・」

「ええとね・・・・言いにくいけど、あの人達、無理やり侍女さんを犯してたのって、順平さんは知ってたかしら?」

「うん、知ってる・・・・」

「それでね、アーダさん達が助かってから、もはやあのサラリーマンの人達に、侍女をつける必要がないからと、侍女を引き上げたらしいの。」

成る程・・・・では今あのリーマン達は?


 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

とあるリーマンの末路

今日もリーマングループは、侍女をシェアしていた。

最近では大部屋を使って何人ものリーマンが、侍女をとっかえひっかえ・・・・

そして、外が騒がしい・・・・

何かあったようだが誰も気にしない。

そして更に数日後・・・・

相も変わらず侍女とよろしくやっているリーマン達。

そんな時、何人かの女性がやって来た・・・・

固まる侍女達。

「あ?何だ・・・・っておお!すげー美女じゃねえか!」

「え?うひょおお!おいそこの女!お前も抱いてやっからこっち来い!」

美女は何か蔑むような目を向け・・・・

「何だこの害虫は。」

「申し訳ございません。私達は、この人達に奉仕するよう命令されておりましたので・・・・」

答える侍女。

「さあこっちへこい!」

やって来た美女のうち、とびっきりの女性の手を取る、あるリーマン。

「おい、俺が先にやる!」

もう片方の手を取る別のリーマン。

「下衆が!おい、こいつらの租チン、見るに堪えぬ。切っていいぞ・・・・いや、それだと後に小便が困るな・・・・睾丸を取ってしまえ!そして、もうこいつらに付き従う必要はない。我らの元へ戻るがいい。」

「「「「「はい!」」」」」

美女の両手を奪ったリーマンだが・・・・

「いてて・・・・って何だお前!今からこの女を抱くんだ、離れろ!」

侍女はリーマンの手を取り、美女から引きはがす。

「汚いものに触られた。湯浴みを。」

「畏まりました、アーダ様。」

「全く何で我がこのような・・・・しかもあんな租チンまで見せられるとは・・・・」

この美女はアーダ。
そして・・・・

「おい、何をする!」

「ふん!下種が!今まで命令とはいえ、その租チンで散々ひどい目にあわされた。貴族の娘の処女を奪ったのだ。その罪万死に値すると思え!しかもよりにもよってアーダ様の御手を汚すとは・・・・」

「はあ?何言ってんだ?まだ突っ込み足りないのか?」

まだ分かってないリーマン・・・・

そして・・・・

「命令なのでな、まあ、今まで我らを散々犯したのだ、その代償と思えば安いものだろ?」

そう言ってどこに持っていたのか、いつの間にか裸の侍女だったのだが・・・・手にはナイフが。

そして・・・・

「ぎゃあ・・・・いてええ・・・・・股間が・・・・」

リーマン達は、股間から血を流していた・・・・

そして侍女の手には、それぞれ2つの塊が・・・・

「あ、誰か回復魔法使えたっけ?」

「私少し使えるよ?」

「血で汚れるから、止血しといて下さる?」


「そうね、こんなのに魔法使いたくないけど、床が汚れるのは大問題ね、分かったわ。」

ある侍女はリーマンに回復魔法を使う。

リーマンの股間から流れていた血が止まる。

「うぐ・・・・何をした?」

「もう我らを犯そうと思うな下衆が!そして2度と近付くな!」

侍女らはその後、リーマンが起き上がれないほどの蹴りを放ち、その場を去った・・・・


● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

ってまあ、こんな話らしいの。

才村さんが、侍女から聞いたという事の顛末を話してくれる。

うわ・・・・
玉取られたのか?
男として・・・・無理やり犯してたんだ、そこは自業自得だが・・・・一寸同情してしまう常山だった。
まあ、散々無理やりに犯したんだから仕方ないよね?
しおりを挟む
感想 394

あなたにおすすめの小説

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない

よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。 魔力があっても普通の魔法が使えない俺。 そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ! 因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。 任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。 極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ! そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。 そんなある日転機が訪れる。 いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。 昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。 そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。 精霊曰く御礼だってさ。 どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。 何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ? どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。 俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。 そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。 そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。 ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。 そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。 そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ? 何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。 因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。 流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。 俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。 因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。 飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい? 自重して目立たないようにする? 無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ! お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は? 主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。 (実践出来るかどうかは別だけど)

クラス転移で神様に?

空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。 目覚めると彼は真っ白な空間にいた。 動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。 神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。 龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。 六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。 神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。 気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。

スキルは見るだけ簡単入手! ~ローグの冒険譚~

夜夢
ファンタジー
剣と魔法の世界に生まれた主人公は、子供の頃から何の取り柄もない平凡な村人だった。 盗賊が村を襲うまでは…。 成長したある日、狩りに出掛けた森で不思議な子供と出会った。助けてあげると、不思議な子供からこれまた不思議な力を貰った。 不思議な力を貰った主人公は、両親と親友を救う旅に出ることにした。 王道ファンタジー物語。

【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~

みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】 事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。 神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。 作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。 「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。 ※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。

異世界転生!ハイハイからの倍人生

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。 まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。 ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。 転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。 それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」 そんな言葉から始まった異世界召喚。 呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!? そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう! このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。 勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定 私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。 ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。 他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。 なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

処理中です...