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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

領地を視察した報告

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 俺は王都の拠点に戻ってきた。
 取り敢えず、何故俺の領地はあの場所になったのか、そして、領地としてはどうなのか・・・

 結果としては、神獣がいるせいで他の魔物が寄りつけず、王国も手が出せなかった土地。
 立地自体はいいので、色々突っ込みどころはあるのだが・・・・

 結局俺が神獣と戦い勝利を収め、テイムし配下にする事で、神獣による障害が無くなり、今後開発が出来るようになったはず。

 また、港に適した場所も・・・・今後は開発でき、荒れた海は・・・・たぶんそのうち穏やかになるだろう・・・・

 という訳で、結果としては良い事尽くしだった訳だが・・・・

 神獣が3体、付いてきてしまった・・・・

 もう1体・・・・あいつ等群れになっているから、1体じゃなく1隊というべきか?は、領内を走り回るらしいが・・・・言う事を聞く感じなので、事実上脅威は去った訳だ・・・・

 だが・・・・俺の脅威は依然去っておらず・・・・

「また増えたのですか?」

 あきれ顔の世津。
 すまん、そうなんだ・・・・

「こうならないよう何時もは誰か傍に居たんだけれど?」

 三津枝もジト目で見てくる。
 俺は監視されていたのか?この方面は信用が無いよ・・・・な?事実だから仕方ないけれど・・・・

「私のお胸はアドバンテージがあったのに・・・・本当は胸の大きな女性が良かったのかしら・・・・?」

 自分の胸を見ながら悲しそうな顔をする佐和。
 いや、俺はどちらかと言えば、小さめが・・・でも形は重要。そして・・・・佐和が一番の美乳なんだよな・・・・って何言っているんだ?

「今後どうするのですか?まだまだ増える?まさかの精霊まで手を出して、さらに人外まで誑し込むとは・・・・」

 イベッテも呆れているようだが・・・・ごめんロンダーヴは仕方なかったんやあ許して・・・・人外は・・・・マダテヲダシテナイヨ?

「手を出すのは時間の問題ですかそうですか・・・・」

 シビルも遠い目で俺を見てくる。

 くっ!手を出さないと反論できない俺がいる・・・・

【みんなごめんね!ボクのターンが来ちゃったから、思わず襲っちゃった♪】

 ロンダーヴは顕在化してあっけらかんと言い放つ。

 それフォローになってないからな?

「元ベヒモスのミシェレです。お世話になります・・・・」

 ミシェレが挨拶をする。
 お世話になるのかよ!

「私は元リヴァイアサンのオデットだよ!よろしくね!」

 軽い口調で挨拶してる。
 ちゃんと考えているのか?そして、皆の視線がその胸に向かっている・・・・

「我は元ジズ、ヨハンだ。しかしなんだここは、女だらけではないか!先程までは男ばかりだった故何も思わなかったのだが、どういう事なのだ?」

 つまりそういう事なんだよ・・・・
 ノエラとヒルダは店に居るからここにはいないので、いたらもっと突っ込まれている?

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