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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

ノエラとヒルダ

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 ノエラが来た・・・・
 そういえば、一週間とか約束していたっけ?
 俺が来ないから、様子を見に来たらしい。
 そして・・・・治療をした彼女、名前はヒルダだっけ?を見ると、泣き出しながら
「お嬢様・・・・申し訳・・・・」

 とか言いながら抱きついていた。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 暫くして、落ち着いた2人。
 話を聞くと・・・・

 以前いた国で、領地が攻め落とされ命からがら脱出したらしい。
 だが、領主の娘は美貌が評判であり、これを狩って奴隷として売れば大儲け。
 そのせいで執拗に人狩りに追われる事に。
 逃げる途中にヒルダが負傷し、ノエラが何とか助けながらここまで来たようだ。
 ノエラは、ヒルダの侍女の様な感じだったらしい。
 そして、何とか治療しようと奮戦。

 奴隷商は父の商売で、隠れ蓑として王都のあの場所に支店を出していたそうな。
 で・・・・すっかり姿の・・・・顔は変わらないようだし、髪の毛は・・・・回復魔法で治らなかったので、一度きれいさっぱり切ったらしいのだが・・・・かわってしまったその姿にショックを隠し切れず、

「口田様、助けていただいた手前、あまり言いたくはないのでありんすが・・・・どういう事なのでございましょう?」

 ノエラが追及する。

「治療の・・・・四肢の欠損を修復するのに自身のつまり体の組織を使ったって事だろうな。」

 俺は説明する。

「そうでありんすか・・・・」

 そして、まだ暫く体力回復、脂肪の回復?等があるのでヒルダがまだここにじっとしていないと、いけないと分かると、

「また来るでありんす。」

 と言って去って行った。

 よく分からん。
 この間、俺も体力の回復に努める。
 そして佐和とイベッテから店の状況に関する説明を受け、どうするか考えたりしている。

 で・・・・温泉だけ、先に出来たらしい。
 なので、入りに行って来ては、となったので行く事に。
 勿論?女性陣は全員付いてきた。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 俺はゆっくりつかりたかったのだが・・・・女性陣はそれを許してはくれなかった。
 で、何故ヒルダが其処にいる?
 しかも・・・・隠せよ、身体。
 うーん・・・・本当に脂肪が少ない。
 ヒルダに言わせれば、日に日に脂肪が付きつつあり、お尻は比較的戻ってきたらしい。
 胸は・・・・まだホンの僅かな膨らみ?ぐらいしか分からない・・・・

 こうしてだらだら?と回復しつつ、俺がヒルダの治療を開始してから1ヶ月が経ったころ・・・・
 ようやく俺の元気が復活した。
 そして、ヒルダは、ひと月経ち、ようやく胸の膨らみが大きくなってきたようだ。

 彼女、これからどうするんだ?
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