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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

で・・・・ここは何処だ?

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 イベッテはシーツを取り換えに行っている。
 その間、俺は・・・・外に出ていた。
 可也大きな湖。
 当然地図なんてないから現在地が分からない・・・・
 ここは何処なんだ・・・・?

 イベッテだけなら此処にゲートを展開して、戻ってもらう事も可能だ。

 ゲートを使い捨てに出来るなら何処か地上へ出て船を収納し、ゲートを使えば戻る事は可能。
 だが、片方のゲートは置き去り・・・・

 このゲート唯一の欠点というべきものだ。
 何せ、二方向を自由に往来する事を目的に作られているのだから、仕方がない。

 そうだな・・・・そうじゃなく、ある一つの地点を起点に、例えばボタンを押せば、そこに行けるようなのを作れないか・・・・?

 作れるならシラカワさん既にやっているんだろうな・・・・?
 出来るかもしれないが、何かリスクがあったり?
 魔力切れか暴走か・・・・?
 まあ、おいおい考えよう。

「ロンダーヴ、ありがとう。何時も助かるよ。」

【なんだい急に?ボクの魅力に今更気が付いた?】

 僕っ娘かあ?

【あ、何?この言葉使い嫌なのかい?嫌だからって直せないからね?】

 そんな事は思っていないよ?いやあ、お前もよく見ると魅力的だなあ、と思っただけさ。普段そんなにまじまじと見ないからさ?

【え?ボクを抱く気になったのかな?嬉しいけれど、タイミング最悪だよね?昨日イベッテ抱いたばっかりでしょ?暫くはイベッテだけにしてあげなよ?落ち着いたら、ボクが相手してあげるよ?】

 ああ、頼むよ。ところで、ここ何処だ?

【さあ?地名は分からないな?戻るのならできるけれど?】

 そうか・・・・周囲に何か変わった所があれば見てみたいが・・・・イベッテがいるからな、素直に帰るか。

【そうしたほうがいいよ?】

 イベッテがやってきた。
 どうやら風呂に入っていたようだ。

「どうしたの?士門さん。」
「いや、ここ何処かなあと思っただけさ?まあ、戻るだけなら来た方向へ引き返すだけなんだけどさ?」
「そうでしたか・・・・それにしてもいい所ですね?ここには以前も?」
「いや?初めてだな。」

 イベッテは俺の隣に並び・・・・

「士門さんもお風呂入って下さいね?」
「あ、もしかして汗臭い?浄化の魔法で・・・・」
「・・・・お風呂へどうぞ?」

 素直に行ってきた。
 戻ると、イベッテが食事を用意してくれていた。
 まあ、そうは言っても食材に限りがあるから、凝ったのはできないけれど。
 昨日食べたパンの残りと目玉焼き、サラダ・・・・
 2人、外でゆったり食べた。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 半日かけて、クランの拠点へと戻る船。
 え?その間何をしていたって?
 イベッテに言われるがまま、何度も致しましたさ。
 こっちがギブアップしても・・・
 ああ、これが干からびるなよ、か?
 もし5人全員と関係を持ってしまったら・・・・そして、毎日5人と致す事になれば・・・・

 嬉しいけれど、色々ともたないな・・・・
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