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外伝 リュークとエリザヴェータ
霧みたいな
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えっと・・・・姫さまは僕の事をこんな風に考えてくれていたんだ・・・・凄く嬉しくなっちゃって、きっと僕は顔を真っ赤にしてるなあと意識していたら、急にドアが開いて、
「姫様!大変です!姫さまの従兄・・・・貴様!何をしている!」
ロゼさんが何か知らせに部屋へ入ってきたみたいなんだけど、ロゼさんが見たのは、
姫さがと僕が抱き合ってキスをしている所。
正確には姫さまが僕に抱きついてキスをしているんだけど、ロゼさんには僕が姫さまを抱きしめて口づけをしてるように見えたらしいです。
「貴様が姫様に近づいたのはそれが目的だったのか!!!」
と言い放ち、驚いた姫さまと僕の間に入って、僕を蹴りつけ剣を抜き放っていきなり切りつけてきたんです。
咄嗟に防ごうとしたけれど、熟練の剣士?に素人の剣士では全く歯が立たず、あっさり切り伏せられてしまう。
痛い・・・・
「キャー!何をするのロゼ!リュークさんが一体何をしたって言うのよ!」
そしてすかさず僕に剣で突きを入れるロゼさん。
お腹に鋭い痛み?いや、熱い・・・・剣が突き刺さって、僕は咄嗟に体を捻ってロゼさんから距離を取る。
剣がお腹に刺さったまま、勢い良く転がって倒れてしまう。
痛い・・・・どうしてこうなっちゃったの・・・・?
取り合えず、この場を逃げないと。
そう思って周りを見渡すと、倒れた目の前に何やら黒っぽい靄みたいなのが見えた気がします。
お腹の剣を触ると剣は消え、剣が無くなった途端、剣が刺さっていた場所から血が噴き出てます。
「ヒール!」
咄嗟に唱えて止血。
そして姫さまとロゼさんが何か言い合ってる内に這ってその靄に向かおうと努力を。
「リュークさん!リュークさん!」泣いて僕の方に来ようとする姫さまをロゼさんが羽交い絞めにし、引き留めています。
「どうしてよ!ロゼ!!!リュークさんが何をしたって言うのよ!ああ・・・・リュークさん、しっかり!今魔法で傷を治すから!」
意識が遠ざかっていくけれど何とかその霞に辿り着いた僕は、そのまま霞に突っ込みます。
そして気が付けば、城の部屋ではなく、どこか外に居ました。
・・・・ここ何処?
僕は何故か城から脱出していたようです。
・・・・その前に傷を治さなくちゃ。
意識が飛びそうになりながら、何とか回復魔法で傷をふさいでいしまいます。
完全に傷は塞がったけれど、だいぶ血が出ちゃった所為か、気持ち悪い。
それに・・・・急に頭がくらくらしてきて、起き上がろうとしたけど、目の前が真っ暗になって、頭を床に打ち付けちゃった。
そして、僕は意識を手放した。
「姫様!大変です!姫さまの従兄・・・・貴様!何をしている!」
ロゼさんが何か知らせに部屋へ入ってきたみたいなんだけど、ロゼさんが見たのは、
姫さがと僕が抱き合ってキスをしている所。
正確には姫さまが僕に抱きついてキスをしているんだけど、ロゼさんには僕が姫さまを抱きしめて口づけをしてるように見えたらしいです。
「貴様が姫様に近づいたのはそれが目的だったのか!!!」
と言い放ち、驚いた姫さまと僕の間に入って、僕を蹴りつけ剣を抜き放っていきなり切りつけてきたんです。
咄嗟に防ごうとしたけれど、熟練の剣士?に素人の剣士では全く歯が立たず、あっさり切り伏せられてしまう。
痛い・・・・
「キャー!何をするのロゼ!リュークさんが一体何をしたって言うのよ!」
そしてすかさず僕に剣で突きを入れるロゼさん。
お腹に鋭い痛み?いや、熱い・・・・剣が突き刺さって、僕は咄嗟に体を捻ってロゼさんから距離を取る。
剣がお腹に刺さったまま、勢い良く転がって倒れてしまう。
痛い・・・・どうしてこうなっちゃったの・・・・?
取り合えず、この場を逃げないと。
そう思って周りを見渡すと、倒れた目の前に何やら黒っぽい靄みたいなのが見えた気がします。
お腹の剣を触ると剣は消え、剣が無くなった途端、剣が刺さっていた場所から血が噴き出てます。
「ヒール!」
咄嗟に唱えて止血。
そして姫さまとロゼさんが何か言い合ってる内に這ってその靄に向かおうと努力を。
「リュークさん!リュークさん!」泣いて僕の方に来ようとする姫さまをロゼさんが羽交い絞めにし、引き留めています。
「どうしてよ!ロゼ!!!リュークさんが何をしたって言うのよ!ああ・・・・リュークさん、しっかり!今魔法で傷を治すから!」
意識が遠ざかっていくけれど何とかその霞に辿り着いた僕は、そのまま霞に突っ込みます。
そして気が付けば、城の部屋ではなく、どこか外に居ました。
・・・・ここ何処?
僕は何故か城から脱出していたようです。
・・・・その前に傷を治さなくちゃ。
意識が飛びそうになりながら、何とか回復魔法で傷をふさいでいしまいます。
完全に傷は塞がったけれど、だいぶ血が出ちゃった所為か、気持ち悪い。
それに・・・・急に頭がくらくらしてきて、起き上がろうとしたけど、目の前が真っ暗になって、頭を床に打ち付けちゃった。
そして、僕は意識を手放した。
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