上 下
487 / 1,074
領地のダンジョンへ

おっさん、置いてきぼり・・・・

しおりを挟む
置いてきぼりにされたわけだが・・・・

クィンシーは

「おいおう、またかよ・・・・全く・・・・」

とか言いながら下に向かったようだ。
おっさん一人・・・・

泣いていい?

仕方がないから、46層へ。

46層・・・・


うーん・・・・なんで誰もいないんだ?
クィンシーすら居ないじゃないか!いくら何でも、そりゃないっしょ!

仕方ないので、おっさんが独自に記録している、このダンジョンを確認する・・・といっても、25層で繰り返しなら、この前の・・・・21層って何だった?てな確認なんだけどね。

で、21層は野菜だったはず。
今回は何だろうな。

そう思ったが・・・
何か変だ。変というか・・・・
ものすごく臭いんだが。
え?なんでおならしたのばれたんだ?
我ながらなかなか癖になる臭気だ・・・・
・・・・って違うわ!

はあ・・・・一人漫才も虚しい・・・・

と言うわけで、別におっさん粗相したわけじゃないよ?
見ると・・・・デカい木が生っている・・・・

30メートルはあるんじゃないか?
で・・・・何やらデカい実が生っている。
ものすごいトゲトゲだ・・・・
おっさんその木の下に頑張って近づいてみたんだよ?

途中で諦めたんだが・・・

一応地面に実が落ちていたので、鑑定すると・・・・
”ドリアン”

と出た・・・・

ドリ・・・・アン・・・・だと!

人それぞれ好き嫌いがあるこの悪魔の実。
または果実の王様・・・・

だが、おっさんには到底その臭いに抵抗できない・・・そう感じたので、戦略的撤退を余儀なくされたのだよ?

え?単に臭いから諦めたんだろって?
要は言い方じゃないか・・・・
ま、この臭いだ・・・・
皆この階層から居なくなるのも分からない訳じゃない。

おっさん一切収穫せず、次の階層へ向かったよ・・・・

そして47層・・・・

あれ?
そこら一面お花畑・・・・
え?
何これ?ここにきてお花畑とか・・・・

持って帰って飾るのか?

おっさんちょっと拍子抜け・・・・

だが、一面花畑なのに女性陣がいない。
おかしい・・・・

あ、そう言えば、この階層の前の・・・22層?何だっけ?ええと・・・蜂?蜂が出現してたんだったっけ?

だが・・・・それらしき蜂も見えないな・・・・
何だこの階層は?

もしかして、花そのものが収穫物なのか?

持って帰って・・・・飾るとか?
別にダンジョンにそんなのなくてもいいじゃないか?

はあ・・・・

女性陣も、今回の人選は、こういった花を愛でたりする性格じゃないからな・・・・
なので、早々に見切りをつけた?

それか・・・・皆戦いたかったのか?

おっさん、花を詳しく見ずに・・・皆の元へと向かったよ。
                                              
相当後になって・・・・
おっさん後になってこの階層を調べなおし・・・・

こっぴどく女性陣に怒られたよ・・・・

無論一緒にいたウェンディもエルヴィーラもだけど・・・・

何せ、花の正体は、肌が若返る薬の元だったからだ・・・・

マジですか・・・・         
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

女神を怒らせステータスを奪われた僕は、数値が1でも元気に過ごす。

まったりー
ファンタジー
人見知りのゲーム大好きな主人公は、5徹の影響で命を落としてしまい、そこに異世界の女神様が転生させてくれました。 しかし、主人公は人見知りで初対面の人とは話せず、女神様の声を怖いと言ってしまい怒らせてしまいました。 怒った女神様は、次の転生者に願いを託す為、主人公のステータスをその魂に譲渡し、主人公の数値は1となってしまいますが、それでも残ったスキル【穀物作成】を使い、村の仲間たちと元気に暮らすお話です。

異世界に召喚された失格勇者はコンバットスーツで無双します ~いきなり俺を殺そうとした国王! てめえは許さねぇ!!~

三原みぱぱ
ファンタジー
特撮番組が大好きなニートもとい自宅警備隊の伊江 守(いえ まもる)は、童貞のまま40歳の誕生日を明日に迎える。 このままではまずい! 守はなけなしの(親の)金を握りしめて、風俗店へと走る。 その途中で道路で動けなくなっている亀を見つけ、迫りくるトラック! 特撮ヒーローのごとく華麗に亀を助けたのはよかったが、勢い余って工事中のマンホールに入ってしまう。 気が付いた守の前には、助けた亀が竜宮城へ……いや、神様の前だった。 美しい女神! を期待していたのに目の前にいるのは、亀千年! オラ! 天下一武道会を目指すぞ! いやいや異世界救って来いってどんなラノベ展開だ! じゃあ、なんかくれ! あれが良い、アレ。コンバットスーツ。 ということで、やってきました異世界転生! はぁ!? 王様、俺って勇者じゃないの? なんでいきなり殺そうとしてんの? ふざけるな!! 俺の敵は魔王じゃなくて王様のほうだ!! ついでに他の勇者もぶっ飛ばす! 王女と魔王と手を組んで、建国しちゃうぞ! 書き上げ投稿ですので、エタることはありません。ご安心して読んでください。 作者は感想を食って生きております。作者にたくさん餌を与えてください。お願いします。

召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ
ファンタジー
転生する事になった俺は転生の時の役目である瘴気溢れる大陸にある大神殿を目指して頼れる仲間の召喚獣たちと共に旅をする カクヨムでも投稿してます

婚約破棄されて異世界トリップしたけど猫に囲まれてスローライフ満喫しています

葉柚
ファンタジー
婚約者の二股により婚約破棄をされた33才の真由は、突如異世界に飛ばされた。 そこはど田舎だった。 住む家と土地と可愛い3匹の猫をもらった真由は、猫たちに囲まれてストレスフリーなスローライフ生活を送る日常を送ることになった。 レコンティーニ王国は猫に優しい国です。 小説家になろう様にも掲載してます。

ブチ切れ世界樹さんと、のんびり迷宮主さん

月猫
ファンタジー
異世界へ拉致された主人公。目が覚めた先はボロボロの世界樹の中だった?! 迷宮の主となった主人公は、ダンジョンの能力【創造】により全く新しい”モノ”を世界に作り出し、現状の打破に挑む。 新しい魔物を創ったり、予想外な成長に困惑したり。 世界樹の愚痴を聞いたり、なだめたり。 世界樹のため、世界のため、世界樹の治療と環境改善を目指し、迷宮はどんどん大きくなる。そんなお話。 始めは少々危険な場面がありますが、ダンジョンが成長してからはその様な場面は少なくなり、周りの生物の方がダンジョンに抗う感じになります。 俺TUEEEならぬ、ダンジョンTUEEEもの。チート能力ならぬ、チートダンジョンの予定。 (チート能力者が居無いとは言っていない) 初投稿です。山なし谷なし作品ですが、暖かい目でみてください。 異世界なのだから、元の世界の常識が当てはまらなくても、おかしくないのでは? をコンセプトに、スキルやら魔法やらの仕組みを表現できたらと思っています。 ※「小説家になろう」にも掲載 ※ストックが切れたら、更新が遅くなると思います、ご容赦下さい

【完結】聖女が性格良いと誰が決めたの?

仲村 嘉高
ファンタジー
子供の頃から、出来の良い姉と可愛い妹ばかりを優遇していた両親。 そしてそれを当たり前だと、主人公を蔑んでいた姉と妹。 「出来の悪い妹で恥ずかしい」 「姉だと知られたくないから、外では声を掛けないで」 そう言ってましたよね? ある日、聖王国に神のお告げがあった。 この世界のどこかに聖女が誕生していたと。 「うちの娘のどちらかに違いない」 喜ぶ両親と姉妹。 しかし教会へ行くと、両親や姉妹の予想と違い、聖女だと選ばれたのは「出来損ない」の次女で……。 因果応報なお話(笑) 今回は、一人称です。

異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる

名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。

私を虐げてきた妹が聖女に選ばれたので・・・冒険者になって叩きのめそうと思います!

れもん・檸檬・レモン?
ファンタジー
私には双子の妹がいる この世界はいつの頃からか妹を中心に回るようになってきた・・・私を踏み台にして・・・ 妹が聖女に選ばれたその日、私は両親に公爵家の慰み者として売られかけた そんな私を助けてくれたのは、両親でも妹でもなく・・・妹の『婚約者』だった 婚約者に守られ、冒険者組合に身を寄せる日々・・・ 強くならなくちゃ!誰かに怯える日々はもう終わりにする 私を守ってくれた人を、今度は私が守れるように!

処理中です...