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シラカワ商会の商品の充実

リューク君が此処にいると言い張る

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兎に角リューク君が1人で探しに行かないよう、勇者パーティ2人でリューク君に張り付いてもらう。

アルフォンシーナの護衛はカトリーンが。

今おっさんの隣はウェンディがいる。
何だかんだで、元S級冒険者。
クィンシー、エルヴィーラを除けば、彼女が一番ダンジョンに詳しいからね。

クィンシーとエルヴィーラは皇帝に張り付かせてる。

「さ、リューク君、先走らないでくれよ?それと・・・・どっちに行けばいいんだい?」

「向こうです・・・向こうからエリザヴェータの気配がする・・・」

うーんおっさんさっぱりだよ。

「私にもわからないわね!一体あのリュークとやらは何を感じてるのかな?」

ウェンディも分からないか・・・・

「リューク待つんだ!シラカワ様の指示を仰げ!」

ヨーリス君がそう言うけど・・・ありゃ駄目だね?

「リューク!君らしくないぞ!しっかりしろ!」

ライナス君の言葉も聞いちゃいない。

「急いで!もうすぐそこにいるんです!」

何故か命令されちゃったよ・・・・

「落ち着き給えリューク君。君はいいが、肝心なアルフォンシーナの事を考えてくれ。お姫さんが見つかっても、彼女無しではどうするつもりなんだ?」

「ですが・・・」

はあ・・・あのリューク君がこんなになるなんて、信じられないな・・・・

「待つんだ!」

おっさんふと何か感じたので、止まった。

「リューク君、そのまま進んでは駄目だ!」

「何故です?」

「何か仕掛けがある・・・・」

なんか違和感半端ない。

丁度床が平らなので・・・・

一寸異世界売買でサッカーボールを購入。

早速怪しい場所へ転がす。

おお!よく転がるな・・・・

そう思ってみてたら・・・・あ!天井が落ちてきた・・・・

何でこんな所にこんな罠が?

こんな所に好き好んで誰が来るんだよ?
しかも、人間こんな所ににわざわざこない。

おっさんもリューク君が云わなければ、絶対通らなかっただろう。

で、再び天井が上がっていく。

おっさんまたボールを転がすけど・・・・あ、上がってる間は落ちないのね・・・・

で、もう一度天井を落として・・・・全員移動を。

そしてこの罠のある場所を抜けると・・・・

ああ、いたよ・・・・

魔物がわんさか。
しかもご丁寧にリビングアーマーが相当数。

これデュラハンと区別付くのかね?

「ここに居ます!」


リューク君が叫ぶ。あ!何やっちゃってるの?敵さんこっちに気が付いたじゃないか・・・・

おっさん剣で攻撃しようとしたんだけど・・・・

「待って下さい!」

まさかのリューク君が止めに入る。

「彼女をどうやって見分けるのですか?」

はあ?ここに本当にいるの?
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