275 / 1,074
エルフの里
エルフの里の入り口
しおりを挟む
サージュが先にゲートでエルフの里に行ってくれて、ファートが飛行船で案内してくれる事になったんだよね。
「じゃあダーリン、待ってるね♪」
といって消えて行ったよ。
「あっちに飛んで。」
・・・・今回はね、飛行船を操縦できる人間を用意してるんだよね。
相変わらずシラカワ領へは一旗揚げようと若者が集まってきていて、その中でこういった魔道具?を扱える人材も何人かいてね、そういった人材には積極的に操作してもらってるんだよね。
どこぞの子爵家の御曹司らしいんだけど、本人爵位を引き継ぐ気がないらしく、弟に押し付けてシラカワ領へ来たらしくってね。
まあ実家の意向もあるんだろうけど、おっさんはそんなのを抜きにして雇ってるんだよ。
使える人材じゃないとね。
何度か練習させてたので、スムーズに飛んでくれて、今は快適に空のクルージングを満喫中なんだよね。
まあ、子供が走りまわって落ちないかだけは心配なんだけど。
うーん、ゲートがあるけど、やっぱりこういった乗り物を使用した旅ってのも素晴らしい!
途中休憩なしなのが味気ないけど。
「はいだんな様どうぞ!」
お、香苗ちゃんがサンドウィッチを用意してくれて、コーヒーと一緒に差し出してくれたよ。
香苗ちゃんの料理はスキルの所為か凄くおいしいんだよね。
それに、同じデ●ンギで淹れるだけなのに、コーヒー豆も同じなのに、何故かおっさんが淹れるより香苗ちゃんが淹れる方がおいしいんだよ。おかしいよね?
まあおいしいからありがたくいただきます。
「めっちゃ美味い!さすがは香苗ちゃん!」
「褒めても何も出ないよ?」
そう言いつつ、にこやかに笑みをたたえる香苗ちゃん。
しあわせやなあ・・・・
で、コーヒータイムを満喫中、呑兵衛共は・・・・すでに出来上がってたよ・・・・
「うわ!カトリーン、臭い!近付くんじゃない!」
「何を言うか主よ!おなごに臭いとは何事じゃ!」
「酒飲みは口臭がすごいんだよ!」
「そんなに飲んではおらぬのじゃ!」
いや、飲んでるよ、かなり。
・・・・
・・・
・・
・
のんびり空の旅を満喫していたら、ファートが「もうすぐ着く。結界に入るからじっとして。」
「お、もう着くのか!じゃあ皆大人しく席について!」
赤ちゃん、子供はそれぞれ母親か乳母に抱かれて、全員椅子に座ったよ。
そして暫らくすると何やら違和感があってね。
ただそこに結界があると言われなければ全く気が付かない感じでだけど。
そして今飛行船の下はずっと同じような森が広がっていて、パッと見人が住んでいるような気配が全く見当たらないんだよね。
そしてまたもやファートが指示を出してきてね。
「もう少ししたら、開けた場所に出るからそこに降ろして。」
操縦席に向かって指示を出してくれてる。
うーん本当にこんな所にエルフの里があるのか?
そうこうしていると、開けた場所が現れ、飛行船はそこに何事もなく着陸したよ。
で、見るとサージュがそこに立ってたよ。
「ようこそ!エルフの里へ!」
え・・・・何もないよ?
「なあサージュ、どこに里があるんだよ?」
「普通の人からは見えないようにできてるから!わからないかな?ちょっと待ってね!」
ファートもサージュの所に行き、何やら2人で始めたよ。
そうして暫くしたら・・・・お、何だか突然道が現れたよ。
どうなってるの?
「エルフの結界で出口を見えなくしてた。」
おお!よく聞く仕掛けじゃないの!
「そんなに長くは結界消せないから、早く移動してね!」
一行は素早く道に向かったよ。
そして、道に入って少し歩くと、そこには・・・・森の中なんだけど、そこには建物があったよ・・・・
上から見ても分からなかったよ!
「エルフの里ってすごいな!まるで分らなかったよ!」
「よそ者には常に警戒してるから。」
「でもダーリンたちが来ることはもう知らせてるから問題はないわよ?」
「そうなのか?まあその為にサージュには先に行ってもらったんだけどさ。」
そして2人の案内で進むと、ひときわ大きな建物・・・・と言うか個々の建物はすべて”木”なんだよね・・・・に案内してくれて。
「ここに入って。」
「この中に滞在してもらうから、寛いでね!」
おっさん達は木の中に入ったよ。
木の中はかなり広く、40人からの大所帯だったけど、まだまだ入っても余裕があってね。
おっさん達は寛いでねと言われ、本当に寛いだよ。
なんだか不思議な空気を感じるよ。
癒しみたいな?
2人がいなくなったのに気が付かないほど全員寛いじゃったよ。
「じゃあダーリン、待ってるね♪」
といって消えて行ったよ。
「あっちに飛んで。」
・・・・今回はね、飛行船を操縦できる人間を用意してるんだよね。
相変わらずシラカワ領へは一旗揚げようと若者が集まってきていて、その中でこういった魔道具?を扱える人材も何人かいてね、そういった人材には積極的に操作してもらってるんだよね。
どこぞの子爵家の御曹司らしいんだけど、本人爵位を引き継ぐ気がないらしく、弟に押し付けてシラカワ領へ来たらしくってね。
まあ実家の意向もあるんだろうけど、おっさんはそんなのを抜きにして雇ってるんだよ。
使える人材じゃないとね。
何度か練習させてたので、スムーズに飛んでくれて、今は快適に空のクルージングを満喫中なんだよね。
まあ、子供が走りまわって落ちないかだけは心配なんだけど。
うーん、ゲートがあるけど、やっぱりこういった乗り物を使用した旅ってのも素晴らしい!
途中休憩なしなのが味気ないけど。
「はいだんな様どうぞ!」
お、香苗ちゃんがサンドウィッチを用意してくれて、コーヒーと一緒に差し出してくれたよ。
香苗ちゃんの料理はスキルの所為か凄くおいしいんだよね。
それに、同じデ●ンギで淹れるだけなのに、コーヒー豆も同じなのに、何故かおっさんが淹れるより香苗ちゃんが淹れる方がおいしいんだよ。おかしいよね?
まあおいしいからありがたくいただきます。
「めっちゃ美味い!さすがは香苗ちゃん!」
「褒めても何も出ないよ?」
そう言いつつ、にこやかに笑みをたたえる香苗ちゃん。
しあわせやなあ・・・・
で、コーヒータイムを満喫中、呑兵衛共は・・・・すでに出来上がってたよ・・・・
「うわ!カトリーン、臭い!近付くんじゃない!」
「何を言うか主よ!おなごに臭いとは何事じゃ!」
「酒飲みは口臭がすごいんだよ!」
「そんなに飲んではおらぬのじゃ!」
いや、飲んでるよ、かなり。
・・・・
・・・
・・
・
のんびり空の旅を満喫していたら、ファートが「もうすぐ着く。結界に入るからじっとして。」
「お、もう着くのか!じゃあ皆大人しく席について!」
赤ちゃん、子供はそれぞれ母親か乳母に抱かれて、全員椅子に座ったよ。
そして暫らくすると何やら違和感があってね。
ただそこに結界があると言われなければ全く気が付かない感じでだけど。
そして今飛行船の下はずっと同じような森が広がっていて、パッと見人が住んでいるような気配が全く見当たらないんだよね。
そしてまたもやファートが指示を出してきてね。
「もう少ししたら、開けた場所に出るからそこに降ろして。」
操縦席に向かって指示を出してくれてる。
うーん本当にこんな所にエルフの里があるのか?
そうこうしていると、開けた場所が現れ、飛行船はそこに何事もなく着陸したよ。
で、見るとサージュがそこに立ってたよ。
「ようこそ!エルフの里へ!」
え・・・・何もないよ?
「なあサージュ、どこに里があるんだよ?」
「普通の人からは見えないようにできてるから!わからないかな?ちょっと待ってね!」
ファートもサージュの所に行き、何やら2人で始めたよ。
そうして暫くしたら・・・・お、何だか突然道が現れたよ。
どうなってるの?
「エルフの結界で出口を見えなくしてた。」
おお!よく聞く仕掛けじゃないの!
「そんなに長くは結界消せないから、早く移動してね!」
一行は素早く道に向かったよ。
そして、道に入って少し歩くと、そこには・・・・森の中なんだけど、そこには建物があったよ・・・・
上から見ても分からなかったよ!
「エルフの里ってすごいな!まるで分らなかったよ!」
「よそ者には常に警戒してるから。」
「でもダーリンたちが来ることはもう知らせてるから問題はないわよ?」
「そうなのか?まあその為にサージュには先に行ってもらったんだけどさ。」
そして2人の案内で進むと、ひときわ大きな建物・・・・と言うか個々の建物はすべて”木”なんだよね・・・・に案内してくれて。
「ここに入って。」
「この中に滞在してもらうから、寛いでね!」
おっさん達は木の中に入ったよ。
木の中はかなり広く、40人からの大所帯だったけど、まだまだ入っても余裕があってね。
おっさん達は寛いでねと言われ、本当に寛いだよ。
なんだか不思議な空気を感じるよ。
癒しみたいな?
2人がいなくなったのに気が付かないほど全員寛いじゃったよ。
14
お気に入りに追加
3,959
あなたにおすすめの小説
どうやら悪役令嬢のようですが、興味が無いので錬金術師を目指します(旧:公爵令嬢ですが錬金術師を兼業します)
水神瑠架
ファンタジー
――悪役令嬢だったようですが私は今、自由に楽しく生きています! ――
乙女ゲームに酷似した世界に転生? けど私、このゲームの本筋よりも寄り道のミニゲームにはまっていたんですけど? 基本的に攻略者達の顔もうろ覚えなんですけど?! けど転生してしまったら仕方無いですよね。攻略者を助けるなんて面倒い事するような性格でも無いし好きに生きてもいいですよね? 運が良いのか悪いのか好きな事出来そうな環境に産まれたようですしヒロイン役でも無いようですので。という事で私、顔もうろ覚えのキャラの救済よりも好きな事をして生きて行きます! ……極めろ【錬金術師】! 目指せ【錬金術マスター】!
★★
乙女ゲームの本筋の恋愛じゃない所にはまっていた女性の前世が蘇った公爵令嬢が自分がゲームの中での悪役令嬢だという事も知らず大好きな【錬金術】を極めるため邁進します。流石に途中で気づきますし、相手役も出てきますが、しばらく出てこないと思います。好きに生きた結果攻略者達の悲惨なフラグを折ったりするかも? 基本的に主人公は「攻略者の救済<自分が自由に生きる事」ですので薄情に見える事もあるかもしれません。そんな主人公が生きる世界をとくと御覧あれ!
★★
この話の中での【錬金術】は学問というよりも何かを「創作」する事の出来る手段の意味合いが大きいです。ですので本来の錬金術の学術的な論理は出てきません。この世界での独自の力が【錬金術】となります。
人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚
咲良喜玖
ファンタジー
アーリア戦記から抜粋。
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者からの宣告により、国家存亡の危機に陥る。
アーリア大陸を二分している超大国との戦いは、全滅覚悟の死の戦争である。
だからこそ、サナリア王アハトは、帝国に従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わるわけがなく、従属した証を示せとの命令が下された。
命令の中身。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事だった。
出来たばかりの国を守るために、サナリア王が判断した人物。
それが第一王子である【フュン・メイダルフィア】だった。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では、国を背負うことが出来ないだろうと、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この人質がきっかけとなり、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わっていく。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの巨大国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
偉大なる人質。フュンの物語が今始まる。
他サイトにも書いています。
こちらでは、出来るだけシンプルにしていますので、章分けも簡易にして、解説をしているあとがきもありません。
小説だけを読める形にしています。
前世ポイントッ! ~転生して楽しく異世界生活~
霜月雹花
ファンタジー
17歳の夏、俺は強盗を捕まえようとして死んだ――そして、俺は神様と名乗った爺さんと話をしていた。話を聞けばどうやら強盗を捕まえた事で未来を改変し、転生に必要な【善行ポイント】と言う物が人より多く貰えて異世界に転生出来るらしい。多く貰った【善行ポイント】で転生時の能力も選び放題、莫大なポイントを使いチート化した俺は異世界で生きていく。
なろうでも掲載しています。
神とモフモフ(ドラゴン)と異世界転移
龍央
ファンタジー
高校生紺野陸はある日の登校中、車に轢かれそうな女の子を助ける。
え?助けた女の子が神様?
しかもその神様に俺が助けられたの?
助かったのはいいけど、異世界に行く事になったって?
これが話に聞く異世界転移ってやつなの?
異世界生活……なんとか、なるのかなあ……?
なんとか異世界で生活してたら、今度は犬を助けたと思ったらドラゴン?
契約したらチート能力?
異世界で俺は何かをしたいとは思っていたけど、色々と盛り過ぎじゃないかな?
ちょっと待って、このドラゴン凄いモフモフじゃない?
平凡で何となく生きていたモフモフ好きな学生が異世界転移でドラゴンや神様とあれやこれやしていくお話し。
基本シリアス少な目、モフモフ成分有りで書いていこうと思います。
女性キャラが多いため、様々なご指摘があったので念のため、タグに【ハーレム?】を追加致しました。
9/18よりエルフの出るお話になりましたのでタグにエルフを追加致しました。
1話2800文字~3500文字以内で投稿させていただきます。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載させて頂いております。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
女性経験なしのオレ、夢に見たケモミミ様の居る世界へ転移、神にすらなれる能力をもらっていたみたいだけど、ケモミミハーレムを作ることにします。
たんぐ
ファンタジー
【ざっくりあらすじ】
何者かに転移させられてしまった。そこはケモミミの獣人や魔法がある世界だった。すべてはケモミミ様のために。のんびり冒険、魔物討伐、美女、主人公強い。そんなお話です。
【あらすじ】
林信希(はやし まさき)は夢にまで見た、ケモミミふさふさの獣人が居る異世界に転送されてしまう。最初に居た町でいきなりかわいい獣人たちと出会う信希だが、差別や迫害の対象になっていた彼女たちを救うために、彼女たちを引き連れて王都に向かうことになる。
徐々に自分が持っている強すぎる力を自覚する信希は、獣人たちを助けるためにその力を使っていく。現実世界では女性経験のなかった信希だが、どうやら生粋のスケコマシで同行する彼女たちは信希に惹かれていく。
彼女たちと冒険を続ける信希は、この世界のことを知っていき何を選択していくのか──。
【この作品の詳細情報】
R15指定は念のため付けています。
現段階ではタイトルの変更はありません。※文字制限のため多少の変更あり。
「カクヨム」さんにも重複投稿しています。
「小説家になろう」さんから重複投稿しています。
異世界召喚に巻き込まれたエステティシャンはスキル【手】と【種】でスローライフを満喫します
白雪の雫
ファンタジー
以前に投稿した話をベースにしたもので主人公の名前と年齢が変わっています。
エステティックで働いている霧沢 奈緒美(24)は、擦れ違った数人の女子高生と共に何の前触れもなく異世界に召喚された。
そんな奈緒美に付与されたスキルは【手】と【種】
異世界人と言えば全属性の魔法が使えるとか、どんな傷をも治せるといったスキルが付与されるのが当然なので「使えねぇスキル」と国のトップ達から判断された奈緒美は宮殿から追い出されてしまう。
だが、この【手】と【種】というスキル、使いようによっては非常にチートなものだった。
設定はガバガバ+矛盾がある+ご都合主義+深く考えたら負けである事だけは先に言っておきます。
リタイア賢者の猫ファーストな余生
HAL
ファンタジー
猫が大好きだが、重度の猫アレルギーの少年、カズキ。異世界に召喚され、魔法でアレルギーを直してもらったカズキは、夢見ていた猫との生活のため、復活した邪神と戦った。
そして、いつしか大賢者と呼ばれていた少年は、仲間と共に見事に邪神を討伐して帰って来た。
「俺、これからは猫と静かに暮らすんだ・・・」
もう、戦う必要はない。
だが、そんな彼を周囲の人間が放っておく訳もなかった。
これは、国王の奸計(?)によって学院へ入学したり、世界の秘密を解き明かしたり、猫の為に魔物と戦ったりと、色々な騒ぎを起こしながら、失った青春を取り戻していく、一人の少年の物語。
・・・・・・多分。
他サイト様でも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる