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結婚

私達はルドメロについていくわ!

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「私達はルドメロについていくわ!」

エウラリアとデイフェリアが話し合ってそう決めたようです。

「いいけどどうしたのかな?」

「だって・・・・ここに私達の居場所はないわ!あるのはルドメロの隣よ!」

嬉しい事を言ってくれます。

「そうと決まれば・・・・さ、帰りましょ?」

デイフェリア、どうしたんですか?

「まあ少し待っていて下さい。少し話してから帰りますから。」

そう言ったものの、2人は僕から離れようとしませんね。

仕方がありませんね。このまま3人で長の元へ。

「何じゃ其方は、モテモテじゃの。で、何じゃ?」

「そろそろ戻りますので、ご挨拶にと。」

「そうか・・・・それは仕方ないの。」

「ええ・・・・ですが、エメリナとローサは暫く残る事になりましたので、お知らせとお願いをと思いまして。」

「何じゃその事か。気にするでない。時期が来れば2人は其方の元へ戻るであろ。」

・・・・まあ数日と思ってますけど。

「ではその間、よろしくお願いします。では・・・・」

そう言って私達3人とポチはその場を離れ、戻りました。

シロは一応2人の警護に当たってもらうため、残ってもらいます。

森を抜け、ポチに乗り、ゲートが一番近くにある場所へ向かいます。

そして、ゲートで住まいに戻ります。何処にしようかな?

・・・・
・・・
・・


「お帰りなさいませルドメロ様、奥様方。」
「「「「「お帰りなさいませ!」」」」」
執事さんとメイドさんが出迎えてくれます。

ええと、戻るって知らせてないうえに、何処へ戻るかなんて教えていませんよ?

「執事ですから。」

相変わらず謎スペックの執事さんです。

「ええと、僕の不在の間、何か変わった事はあったでしょうか?」

一応確認を。

「さようですな・・・・サンペー様がまたご老人方と、旅へ出かけたのと、ルドメロ様が各地で支援して下さっている飲食関係の店から、感謝の手紙がいくつか届いております。あとは・・・・国王陛下から、戻ったら一度顔を出してほしいとの事です。こちらは少々遅くなっても宜しいようです。」

・・・・色々ありますね。

「ありがとうございます。サンペーはまあいいでしょう。手紙は後で読ませていただきます。陛下への連絡、執事さんの方でお願いします。日程の調整もありますし。」

「かしこまりました。」

あ・・・・風呂にゆっくり入りたいですね。

「そう希望があると思いましたので、既に用意は整っております。」

・・・因みにここは兄の店の近くの隠れ家?です。

よい温泉が湧くので、お気に入りだったり。

「では早速・・・・エウラリアとデイフェリア、ご一緒しませんか?」

「「ご一緒する(しますわ)!」」

2人はご機嫌でした・・・・

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