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結婚

よく見ると、食べ散らかした跡が・・・・

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「一寸待って・・・・一応確認だけど・・・・この僕の足元の食べかけ?まだ新しいよね?誰か此処に捨てた?」

まあ、エルフの二人が何かを感じたように、僕も感じたんだけど。
それがこの足元の・・・果物の芯?

それがいくつも捨ててある。

今僕の周りには誰も居なくて。

それはそうです。何故かといえば、女性陣は果物の収穫と、味を堪能するのに、僕の事を忘れてしまってましたから。

「ちょっと・・・・あ、ああ!この食べ方は・・・・」

エメリナが僕の足元の芯?を拾い驚いている。
いや、僕じゃないからね。

「これ・・・・ルドメロ様が食べたのでは・・・無いですよね?」

「ローサ、僕はここで何も食べてないからね?」

また2人して相談しているようです。

「ねえルドメロ、どうしちゃったの?」

「エウラリア、この・・・僕の足元の芯?これが問題なんですよ?」

「まあ・・・・いつの間にルドメロ様食べてたんですか?それもこんなに沢山?」

「デイフェリア。僕はダンジョンで一つも食べてないんだよ。」

「「えっ?」」

エウラリアとデイフェリアが二人して驚く。

「だって・・・・結構量あるわよね?」

と、エウラリア。だから何ですか?

「ええ・・・・お腹壊しちゃいますよ?」

僕じゃないって言ったと思うけど?


「たぶんこれ・・・・逃げたエルフじゃないかと思うんですよ。」

「・・・・間違いない・・・・これはエルフの食べ方だ。」

どう違うんですかね、エメリナ?

「ええ・・・・間違いないですわね。」

どうやって間違いないと見分けたのか疑問です、ローサ・・・・

「じゃあ何で食べかけが此処に、これだけ大量にあるかなのですが・・・・ダンジョンは通常、このようなもうごみ同然の物は、しばらくしたら消えるのは皆さん知ってますか?」

僕は敢えて聞いてみる。

王女2人が・・・・知らない訳はないと思うけど。
エルフ2人も、知ってるでしょ?

「つまり僕が言いたいのは・・・・これが消えるのはそれほど時間かからないのに、残ってる。つまり僕達が此処に到着する直前まで何かがいたんですよ。」

「じゃあその何かがエルフなわけ?」

エウラリアが聞いてくるけど・・・・

シロがこちらにやって来た。

シロには周りの確認してもらってたんです。

「向こうに何やらいるぞ。」

どうやら当たりのようです。

「ポチが見張っているはずだ。」

さ、迷子のエルフを見つけましょうか・・・・

・・・・
・・・
・・


そこには、ポチに睨まれ、震えながら泣いたり、お互い抱き合ったりしているエルフが・・・・沢山います。

ええと・・・・女性ばかりに見えますが・・・・?

あ、男性は・・・・あまりもの恐怖に、全員もっと奥で気絶しているようです・・・・何してるのでしょうね?


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