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エルフは何が好みか知らないな・・・・

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エウラリアと戻った僕だけど、

「ちょっと早すぎ!何でヤらないの!」



エメリナに怒られました・・・・何でだよ!

「そんな事を言っては駄目!ルドメロは、私達の事を想って・・・・思ってる?」

何故そこで疑問符?

「まあいいや・・・じゃあサクッと言っとこう!ヤる?」

はあ・・・・それしかないのかい、エメリナ。折角の美人が残念だよ。

「今日はしないよ?時間はまだまだあるだろう?」

「・・・・まあそうだけどさ。ま、今回は諦めるか。さ、何処へ連れてってくれるんだい?」

いつの間にか腕を絡ませ、まんざらでもなさそうなエメリナ。

うーん・・・見た目凄いんだけどね・・・こんな彼女がなぜ僕と?

そんな事を思いながら、ゲートを通過する。

「何処へ連れてってくれるのかな?」

かなりの年上だろう彼女にふさわしい場所って何処なんだろう?
結局分からないままだったので、ちょっと工夫をした。

とある洞窟。天然の。

「足元気を付けて。」

僕はエメリナの手を取り、進む。

「なあ何処連れてくんだ?暗くて何も見えないじゃないか?あ、もしかして誰もいない暗い場所でスるのがいいのか?」

何でこんな残念なんだエメリナ。

ま、それももう少しさ。

暫くして、目的の場所に到着。

「ここは何処かい?」

「まあ待っててよ。」

僕は収納からハンマーを取り出し・・・・

「ちょっと地面をたたくよ?」

思いっきり地面に打ち付ける。

どーーーん・・・・・

すると、辺り一面、細かい光が現れ始める。

まるで、ラ▼ュタのような・・・・


洞窟一面が、光り輝く星空に。

「なんだ・・・・これは・・・・?」

「どうだい?ある鉱石が含まれているとね、衝撃で光るんだよ。」

そして更に僕は、小袋を取り出し、中の粒を手に取り、一面に投げる。

すると・・・・まるで星が降ってるかのような・・・・

「生まれてこの方・・・・こんな綺麗なのは見た事が無いな・・・・」

エルフをして、無いのか。

まあそうだろ・・・・
因みに何をしたのかわからないように、ハンマーを出したけど、僕がスキルを駆使し作ったハンマー。

紫外線を照射するんだ。

そしてその補助の粒。

蛍石と言われる鉱石だね。

「エメリナ。君は美しい。」

「・・・・ああ、知ってる。」

「そして誰よりも自由を愛してる。」

「そうかな?」

「だけど、誰よりも自由じゃないね?」

「ある意味そうかな?」

「君は自由にふるまっているけど、本当は・・・・」

「それ以上は言わないの!」

エメリナはたまらず僕に抱きつく。

そして濃厚なキス。

・・・・まだ指輪渡してないんだけど?

僕無理やり引きはがし・・・・

「エルフの流儀は知らないけど・・・・エメリナ、僕と結婚してくれるかい?」

「・・・・いいのか、本当に?」

「・・・・ああ・・・・いいさ。」

「わかった・・・・ルドメロ、君を受け入れる。」

エメリナは手を差し出し、僕はそこに指輪をはめる。

まるで満天の星空で行っているかのような。

まあ、この世界の人々は、星空なんて見飽きてるだろうからね・・・・

そうそう、隠してるようだけど、エメリナは何か重大な秘密がある。

それが何かまでは分らないけど。

まあ、そのうち喋ってくれるだろう・・・・多分ベッドで・・・・

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