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魂の宿る剣

微妙な対応だったので

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「すまないが、混乱している。しばらく時間をくれないか?」

兄はそう言い、こめかみを押さえている。

駄目だねこれは。

まあ、色々とする事もあるし、此処に留まる必要性もないし・・・・帰ろう、家に。

「じゃあ僕達は一度帰ります。」

「ああ、そうしてくれ。」

僕達は外へ出て・・・・購入してあった隠れ家?に戻る。

「ここで暮らすんか?なんか見た覚えがあるような・・・・」

「ここで結構な時間寝泊まりしていたはずですよ?」

「そうだっけ?」

何だか年の離れた弟のような感じです。

「お帰りなさいませご主人様・・・・?」

家に入れば、メイドさんがお迎えしてくれた。

「おう!戻ったぜ!」

サンペーが元気よく答える。

だが、メイドさんは、誰この子?みたいな顔を。

「やあ、この子はサンペーだ。今日からここに住む事になったから。あ、それとこれらは従魔のシロとポチだ。」

「あら?何だか賢い方が出ていますか?」

「・・・・その表現は何だかだが、これからはずっと僕だから、そのつもりで。」

「畏まりました。えええと・・・・これから何かなさいますか?」

「そうだな・・・・旅の汚れを落としたいから、風呂かな。」

「早速入れますよ?」


「わかった。ありがとう。サンペーと入るよ。」

風呂場へ向かい、サンペーと入ったのだが・・・・

「どうしてメイドさん達はここにいるのかな?」

何故か一緒に湯船に入っている。

この浴槽は、僕が念入りに改造して、かなりの大きさなんだ。

温泉旅館の風呂場みたいな。

「だって・・・こんなチャンスそうそうないですし?ご主人様の雰囲気がいつもと違いますし?ここはイベント発生かな、と。」

・・・・まあ若い女性の裸は・・・・まあ眼福と言っておきましょう。

「ああ、一つ言っておく事がありますが、僕には4人の婚約者がいますから、貴方達とお付き合いはしませんからね?」


「え?そうなんですか?せっかくチャンスと思ったのに・・・・」

まあそうそう上手くはいかないから。

この後風呂を出て、どうやら慣れない体に疲れた様子のサンペーだったので、早いですが寝る事に。

「何か疲れたぜ!」

布団に入ってすぐに寝ました・・・・早っ!

さて・・・・今後の事を色々考えないといけませんね。

それと、兄はいまいち信用ができません。

何か隠している様子ですし・・・・暫くは様子見でしょうか?


あ・・・・僕も疲れました・・・・

「シロにポチ、護衛よろしく。」

”わヵった・・・・”

何だか変な返事でしたが、気にしないでおきましょう。
さあゆっくり寝ようか。

こうしてサンペーとの暮らしが始まったのだった。

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