異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ

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ダンジョンが近くにある街・アグルトン

何やら俺様の身体に仕掛けが?

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「これは・・・・?」

お、第二王女とやらが、何かを見つけたようだ!でかしたぞ!

「なんだなんだ?言ってみ?」

「・・・・ルドメロさん、あなたの身体には、何かの魔道具らしきものが働いているようです。スキルかもしれません。私にはこれ以上は分りかねます。」

うん?何だ?どういう事だ?

「で、結局は何だ?」

「・・・・つまり、ルドメロさん、貴方は本来自動修復機能が備わっていたのですよ?」

「あん?何だその・・・・自動修復機能?」

「つまり・・・・何か不測の事態に備えていたのでしょうね。どうにもならない大怪我をした時に備え、たとえ意識を失っても、勝手に修復が行われる・・・・と。」

「よくわかんねえが、じゃあ何で俺様の顔はこのままなんだ?」


「その・・・・言いにくいのですが・・・・ルドメロさんの両親が、良かれと思って治療をしたのが、かえって仇になったのでは、と。」

「なあ、俺様、さっぱり訳が分かんねんだが、どういうこった?」

「その・・・・つまり、本来なら治ったはずの怪我が、他人の中途半端な回復魔法のせいで、治らなかった、と言う事かと。」

・・・・なん・・・・だ・・・・と?

「じゃあ、あれか、放っておいたら治ったってのに、腕の悪い回復魔法を俺様に使ったせいで、治らなかったって言うのか?」

「その通りですね・・・・妹にも聞いておかないとですが・・・・当時妹は5歳・・・・彼女を責めないでやって・・・・」

「ああ?あんなガキンチョ関係ないだろう?じゃあなんだ、親父は俺様を救おうと、余計な事をしちまったって事か?」

「つまりは、そうなりますね、言いにくいですが・・・・」


「だー!!!親父何しちゃってくれたんだ!!!」

「ですが・・・・妹の予知では・・・・あの時、あの場所を、妹の乗った馬車が通る必要があったらしいので、こうならないといけなかったのでは?」

「あん?あんた何言ってんだ?」

「あ!今のは聞かなかった事に!」

「仕方ねえな!じゃあちょっくらあ抱きしめさせろや!」

「どうしてそうなるのですか?あん♪」

「ふむ・・・・なるほど・・・・もみもみ・・・・あんた、名前なんだっけ?ちゃんとした胸当てつければ、そこそこ良いおっぱいじゃねえか!見直したぜ!」

「・・・・妹の婚約者に胸を揉まれるとか・・・・わたくしの名は、エウラリアですわ。覚えておいいて下さいまし。」

「おおう?エロラリア?」

「・・・・違います、エウラリアですわ。」

「エロエロア?」

「エ・ウ・ラ・リ・ア、です!」

「いてえええ!わーった!エウラリアだな!エウラリア!覚えたから、ほっぺちみぎんな!」

えっと?つまりもう俺様の顔の傷は治んねえのか?
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