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ジュリグー魔法学院
第113話 4人との別れ
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ベティの神力によって全ての魔法を扱えるようになったのはいいのですが、ぶっちゃけ使い方がわからない!
そしてどんな魔法が使えるのかわからない!
全部の魔法を取得したのはいいけれど、使い方がわからなければ宝の持ち腐れ。
やっぱりジュリグー魔法学院でしっかり学ぶべきですね。
但しベティには急ぐ理由があり、それに僕は付き合わないといけません。
その為に今回取得した魔法はすぐにはちゃんと使えません。
返す返すも惜しいのは、僕に魔法の何たるかを学ぶ時間が無い事です。
今までは基礎を学んでいました。
2年目になればそれぞれ使用可能な属性の魔法を学ぶ事になっていましたが、それが叶いません。
だからと言ってコラリーヌさんをこの学院に留めておく事は難しそうです。
ああ見えてコラリーヌさんって、一度決めた事はそう簡単には覆す事が出来ないんです。
「私もご一緒します。」
これの一点張りで困ってしまいます。
しかし他の4人にはここでしっかりと学んでもらいたいと思っています。
幸いな事に?何故か4人はベティの神としての力を目の当たりにし、完全に委縮してしまってとてもではありませんが神力の回収に同行できそうにありません。
僕はこれでいいと思っています。
彼女達の人生はまだまだこれから。
本当ならばコラリーヌさんもなんだけど、多分僕はコラリーヌさんが好きで、一緒にいてほしいなと考えてしまっていて、それが伝わっているのもあるのでしょう。
それもあって今後は僕はベティとコラリーヌさんと行動を共にし、ニネットさんを中心にクラリーヌさん、カロリーヌさん、キラリーヌちゃんにはこのまま学院でしっかり学んでもらいます。
そして僕は後に4人から学ぶ事が出来ますし、場合によってはまた学院で学びなおす事が出来るかもしれないので、その場合は再び入学?
それともいったん休学でしょうか?
「ショースケ、色々あると思うけれど、そろそろ出発したいのよ。」
休学の手続きとかどうしたら?
「ショースケ様、ニネットさんに手続きを任せておけば問題ありません。それにクラリーヌもカロリーヌもギルドでそう言った雑用はそれなりにこなしていますから、大丈夫でしょう。キラリーヌ、3人を頼みましたよ。」
うん?何でキラリーヌちゃんに頼むの?
「お姉ちゃん任されたよ!お兄ちゃんもお姉ちゃんに良い格好できるから頑張ってね!」
一体何を言っているんだこの子は。
ここで気が付いた事があります。
それは今までと考え方が変わってしまった、若しくは捉え方が変わってしまったという事です。
自覚はありました。
多分僕のこの姿によるところが大きいのでしょう。
つまり今まで10歳として活動していたのが、今は20歳として活動しているという、つまりは僕の考えが年齢の影響が大きいと。
10歳の時は僕は元々20歳なのに10歳に引っ張られてしまっている、そんな感じです。
結局何故キラリーヌちゃんなのか分からないまま出発する事になりました。
そしてどんな魔法が使えるのかわからない!
全部の魔法を取得したのはいいけれど、使い方がわからなければ宝の持ち腐れ。
やっぱりジュリグー魔法学院でしっかり学ぶべきですね。
但しベティには急ぐ理由があり、それに僕は付き合わないといけません。
その為に今回取得した魔法はすぐにはちゃんと使えません。
返す返すも惜しいのは、僕に魔法の何たるかを学ぶ時間が無い事です。
今までは基礎を学んでいました。
2年目になればそれぞれ使用可能な属性の魔法を学ぶ事になっていましたが、それが叶いません。
だからと言ってコラリーヌさんをこの学院に留めておく事は難しそうです。
ああ見えてコラリーヌさんって、一度決めた事はそう簡単には覆す事が出来ないんです。
「私もご一緒します。」
これの一点張りで困ってしまいます。
しかし他の4人にはここでしっかりと学んでもらいたいと思っています。
幸いな事に?何故か4人はベティの神としての力を目の当たりにし、完全に委縮してしまってとてもではありませんが神力の回収に同行できそうにありません。
僕はこれでいいと思っています。
彼女達の人生はまだまだこれから。
本当ならばコラリーヌさんもなんだけど、多分僕はコラリーヌさんが好きで、一緒にいてほしいなと考えてしまっていて、それが伝わっているのもあるのでしょう。
それもあって今後は僕はベティとコラリーヌさんと行動を共にし、ニネットさんを中心にクラリーヌさん、カロリーヌさん、キラリーヌちゃんにはこのまま学院でしっかり学んでもらいます。
そして僕は後に4人から学ぶ事が出来ますし、場合によってはまた学院で学びなおす事が出来るかもしれないので、その場合は再び入学?
それともいったん休学でしょうか?
「ショースケ、色々あると思うけれど、そろそろ出発したいのよ。」
休学の手続きとかどうしたら?
「ショースケ様、ニネットさんに手続きを任せておけば問題ありません。それにクラリーヌもカロリーヌもギルドでそう言った雑用はそれなりにこなしていますから、大丈夫でしょう。キラリーヌ、3人を頼みましたよ。」
うん?何でキラリーヌちゃんに頼むの?
「お姉ちゃん任されたよ!お兄ちゃんもお姉ちゃんに良い格好できるから頑張ってね!」
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ここで気が付いた事があります。
それは今までと考え方が変わってしまった、若しくは捉え方が変わってしまったという事です。
自覚はありました。
多分僕のこの姿によるところが大きいのでしょう。
つまり今まで10歳として活動していたのが、今は20歳として活動しているという、つまりは僕の考えが年齢の影響が大きいと。
10歳の時は僕は元々20歳なのに10歳に引っ張られてしまっている、そんな感じです。
結局何故キラリーヌちゃんなのか分からないまま出発する事になりました。
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