98 / 120
ジュリグー魔法学院
第97話 早速座学を受けます
しおりを挟む
一体この世界にはどのような魔法があるのだろう。
10歳になっちゃったし、元の身体は既にぐちゃぐちゃになっているらしいので、日本に帰るのは無理みたいなのでこの世界で生きていくほかありません。
そうとなればこの世界に何があるのか、そして自分には何ができるのか、しっかり把握しないといけませんし、学ぶ機会があれば学んでおくのは必然です。
しかも日本では馴染みのない・・・・と言うより無かった魔法です。
全く違う法則なり仕組みがあるのでしょうから。
何だかワクワクしてきました。
そして学んでいきますが、どうやら魔法の根本は魔素と呼ばれるエネルギーらしいです。
この世界の何処からか湧き出る魔素を魔法を使うエネルギーとして利用する。
一度魔力と言うのに変換しないといけないようで、この世界では変換と言うのがが出来ないと魔法が使えないようです。
そして魔法には大きく分けて2つあるようで、火や水と言った元素?
そうした元からある事柄に働きかける事で魔法を発動させるという方法。
もう一つは魔素・若しくは魔力を直接何かしらに変化させるという方法。
こちらはまだよくわかっていないらしく、魔力に変換しなくても使えるという指摘もあってこれからの分野のようです。
そしてこの学院では、先に挙げた方法で魔法を扱う事を前提とした教えを行っているようです。
人によっては全く持って魔素を魔力に変換できないらしく、そうした人は何らかの方法を模索するか、アイテム?若しくはスキルを取得し魔法を使える努力をするそうです。
この辺りはよくわかりません。
で、ここで僕のスキルが出てきます。
全魔法の素養、と言うチートスキルです。
これは全ても魔法を扱う事が出来るという、恐ろしく凄いチートスキルのようです。
何故って?
普通持っていても一つしか属性がないそうです。
魔法を扱える人のうち、一つの属性を使えるのは全体の90%ほどらしいです。
その前にそもそも魔法を扱える人は全体の半数以下。
正確な人数は数えた事が無いそうで分かりませんが、恐らく10%ほどらしいです。
ただ、もう一つの方法で魔法を扱える可能性があるので、魔法を使える人が全体の10%という訳ではないそうです。
「あー、今日もいい事聞けた!」
寮に戻るとまず6人で今日の授業のおさらいと言うか、聞き逃した事や見落としがないか確認していきます。
この半年一緒に学んで改めてわかった事は、コラリーヌさんは信じられないぐらい頭の回転が速く、そして賢いです。
そして妹さんも皆頭がいいんです。
見た目に恵まれ頭もいいなんて格差を感じてしまいます。
因みに僕は前世の知識があるので何とかなっています。
そして見た目は・・・・
顔はあきらめていますが、何故か僕って向こうでは痩せていたのに、こちらに転生した時って結構太っていたんです。
ダンジョンで戦ったりで身体を動かしていたらそれなりに体重も減ったんですけどね。
きっとアメリカのトップクラスの大学でも主席を取れるのでは、と思えるほどです。
「魔法を使うにあたり、精霊の力を利用するという部分が納得いきませんでした。」
今日は魔法と精霊の関係について学びました。
精霊の力を利用すれば、より強力な力を引き出せえるのだとか。
これらもまだわからない部分が多く、コラリーヌさんはその事で疑問に思ったようです。
「利用じゃなく、借りるじゃない?僕はそう感じたんだよね。」
「成程借りるですか!流石はショースケ様です。」
「借りるって言っても・・・・契約するのかな?」
ニネットさんがそのような事を。
ニネットさんはどうやら薬師として活動している時に、無意識に?精霊の力を利用していたのだとか。
「精霊って色々してくれるよね!ギルドの書面の契約なんかは精霊の力を利用しているって話だし。」
クラリーヌさんはコラリーヌさんの手助けをしていたから、書面を用意したりしてたのかな?
「それはあるかも。ギルドカードもそうでしょ?」
カロリーヌさんの指摘は成程。あの意味不明なシステム、精霊の関与があるんだ。
「神は関係あるのかな?」
神か・・・・キラリーヌちゃんは僕らが考えていない事をこうして指摘してくれたりする。
最近神様からのちょっかいはないないけれど、僕がこの世界に転生してからそろそろ1年が経つんだよね。
あの2柱の親子神、確か賭けを1年とか言ってたよね。
つまり僕が転生して1年が経てばあの2柱の賭けの負けが決まってしまう。
それを回避するのにまた上から何か落としたり?
あ、これってもしかして考えたらダメな奴だった?
フラグが・・・・
10歳になっちゃったし、元の身体は既にぐちゃぐちゃになっているらしいので、日本に帰るのは無理みたいなのでこの世界で生きていくほかありません。
そうとなればこの世界に何があるのか、そして自分には何ができるのか、しっかり把握しないといけませんし、学ぶ機会があれば学んでおくのは必然です。
しかも日本では馴染みのない・・・・と言うより無かった魔法です。
全く違う法則なり仕組みがあるのでしょうから。
何だかワクワクしてきました。
そして学んでいきますが、どうやら魔法の根本は魔素と呼ばれるエネルギーらしいです。
この世界の何処からか湧き出る魔素を魔法を使うエネルギーとして利用する。
一度魔力と言うのに変換しないといけないようで、この世界では変換と言うのがが出来ないと魔法が使えないようです。
そして魔法には大きく分けて2つあるようで、火や水と言った元素?
そうした元からある事柄に働きかける事で魔法を発動させるという方法。
もう一つは魔素・若しくは魔力を直接何かしらに変化させるという方法。
こちらはまだよくわかっていないらしく、魔力に変換しなくても使えるという指摘もあってこれからの分野のようです。
そしてこの学院では、先に挙げた方法で魔法を扱う事を前提とした教えを行っているようです。
人によっては全く持って魔素を魔力に変換できないらしく、そうした人は何らかの方法を模索するか、アイテム?若しくはスキルを取得し魔法を使える努力をするそうです。
この辺りはよくわかりません。
で、ここで僕のスキルが出てきます。
全魔法の素養、と言うチートスキルです。
これは全ても魔法を扱う事が出来るという、恐ろしく凄いチートスキルのようです。
何故って?
普通持っていても一つしか属性がないそうです。
魔法を扱える人のうち、一つの属性を使えるのは全体の90%ほどらしいです。
その前にそもそも魔法を扱える人は全体の半数以下。
正確な人数は数えた事が無いそうで分かりませんが、恐らく10%ほどらしいです。
ただ、もう一つの方法で魔法を扱える可能性があるので、魔法を使える人が全体の10%という訳ではないそうです。
「あー、今日もいい事聞けた!」
寮に戻るとまず6人で今日の授業のおさらいと言うか、聞き逃した事や見落としがないか確認していきます。
この半年一緒に学んで改めてわかった事は、コラリーヌさんは信じられないぐらい頭の回転が速く、そして賢いです。
そして妹さんも皆頭がいいんです。
見た目に恵まれ頭もいいなんて格差を感じてしまいます。
因みに僕は前世の知識があるので何とかなっています。
そして見た目は・・・・
顔はあきらめていますが、何故か僕って向こうでは痩せていたのに、こちらに転生した時って結構太っていたんです。
ダンジョンで戦ったりで身体を動かしていたらそれなりに体重も減ったんですけどね。
きっとアメリカのトップクラスの大学でも主席を取れるのでは、と思えるほどです。
「魔法を使うにあたり、精霊の力を利用するという部分が納得いきませんでした。」
今日は魔法と精霊の関係について学びました。
精霊の力を利用すれば、より強力な力を引き出せえるのだとか。
これらもまだわからない部分が多く、コラリーヌさんはその事で疑問に思ったようです。
「利用じゃなく、借りるじゃない?僕はそう感じたんだよね。」
「成程借りるですか!流石はショースケ様です。」
「借りるって言っても・・・・契約するのかな?」
ニネットさんがそのような事を。
ニネットさんはどうやら薬師として活動している時に、無意識に?精霊の力を利用していたのだとか。
「精霊って色々してくれるよね!ギルドの書面の契約なんかは精霊の力を利用しているって話だし。」
クラリーヌさんはコラリーヌさんの手助けをしていたから、書面を用意したりしてたのかな?
「それはあるかも。ギルドカードもそうでしょ?」
カロリーヌさんの指摘は成程。あの意味不明なシステム、精霊の関与があるんだ。
「神は関係あるのかな?」
神か・・・・キラリーヌちゃんは僕らが考えていない事をこうして指摘してくれたりする。
最近神様からのちょっかいはないないけれど、僕がこの世界に転生してからそろそろ1年が経つんだよね。
あの2柱の親子神、確か賭けを1年とか言ってたよね。
つまり僕が転生して1年が経てばあの2柱の賭けの負けが決まってしまう。
それを回避するのにまた上から何か落としたり?
あ、これってもしかして考えたらダメな奴だった?
フラグが・・・・
1
お気に入りに追加
950
あなたにおすすめの小説
異世界転生先で溺愛されてます!
目玉焼きはソース
恋愛
異世界転生した18歳のエマが転生先で色々なタイプのイケメンたちから溺愛される話。
・男性のみ美醜逆転した世界
・一妻多夫制
・一応R指定にしてます
⚠️一部、差別的表現・暴力的表現が入るかもしれません
タグは追加していきます。
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
魔力吸収体質が厄介すぎて追放されたけど、創造スキルに進化したので、もふもふライフを送ることにしました
うみ
ファンタジー
魔力吸収能力を持つリヒトは、魔力が枯渇して「魔法が使えなくなる」という理由で街はずれでひっそりと暮らしていた。
そんな折、どす黒い魔力である魔素溢れる魔境が拡大してきていたため、領主から魔境へ向かえと追い出されてしまう。
魔境の入り口に差し掛かった時、全ての魔素が主人公に向けて流れ込み、魔力吸収能力がオーバーフローし覚醒する。
その結果、リヒトは有り余る魔力を使って妄想を形にする力「創造スキル」を手に入れたのだった。
魔素の無くなった魔境は元の大自然に戻り、街に戻れない彼はここでノンビリ生きていく決意をする。
手に入れた力で高さ333メートルもある建物を作りご満悦の彼の元へ、邪神と名乗る白猫にのった小動物や、獣人の少女が訪れ、更には豊富な食糧を嗅ぎつけたゴブリンの大軍が迫って来て……。
いつしかリヒトは魔物たちから魔王と呼ばるようになる。それに伴い、333メートルの建物は魔王城として畏怖されるようになっていく。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
美醜逆転異世界で、非モテなのに前向きな騎士様が素敵です
花野はる
恋愛
先祖返りで醜い容貌に生まれてしまったセドリック・ローランド、18歳は非モテの騎士副団長。
けれども曽祖父が同じ醜さでありながら、愛する人と幸せな一生を送ったと祖父から聞いて育ったセドリックは、顔を隠すことなく前向きに希望を持って生きている。けれどやはりこの世界の女性からは忌み嫌われ、中身を見ようとしてくれる人はいない。
そんな中、セドリックの元に異世界の稀人がやって来た!外見はこんなでも、中身で勝負し、専属護衛になりたいと頑張るセドリックだが……。
醜いイケメン騎士とぽっちゃり喪女のラブストーリーです。
多分短い話になると思われます。
サクサク読めるように、一話ずつを短めにしてみました。
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる