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ジュリグー魔法学院
第96話 学院の説明を受ける
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忙しい朝を迎えました。
何故って?
言い訳なのですが、なかなか寝付けなかったんです。
考えてもみて下さい。
ベッドの両脇に、寝間着姿の美少女が居るんですよ?
そしてその隣にはさらに女の子が!
しかも全員美少女!
そして両脇の2人コラリーヌさんとニネットさんでしたが、何故か僕にくっついて寝ているんです。
右を見るとコラリーヌさん。
恥ずかしいから反対に目を向ければニネットさんが。
仕方がなく天井を見つめて・・・・
両腕を抱きしめられているので下手に動けば色々とも問題が増えそうだったので、身動ぎひとつできません。
当然ながらその、2人の体温やら色々感じるわけで・・・寝れません!
そうしているうちにどんどん時間が経っていきましたが、流石に僕も長旅で疲れがあったのか、外が明るくなりかけたころ、ようやく・・・・
そう思っていたら、キラニーヌちゃんが起こしてくれました。
「お兄ちゃん!もう起きないと間に合わなくなっちゃうよ!」
ええ?
もうそんな時間!
どうやら僕は中々寝付けなくって、やっと寝たと思ったらすでに朝。
「ショースケ!ごはん食べて!」
カロリーヌさんが声をかけてくれます。
「これ駄目だわ。カロリーヌ、そっち持って。」
クラリーヌさんが何か言っています。
「分かったよクラリねえ。」
僕はベッドで寝ていたのですが、気が付けば立っていました。
そして両肩をがっちり固められたまま引きずられるように移動させられ、椅子に座らされました。
「ショースケ寝てないの?」
そう言うニネットさんですが、ニネットさんの所為でもあるんですよ?
「ショースケ様時間がありませんので、あり合わせで申し訳ありませんが、短時間で食べて下さい。」
どうやらコラリーヌさんが朝食を用意してくれたみたいです。
ああ、何ていう事でしょう!
食材はダンジョンでドロップしたアイテムに風数の収納かばんがあったので、全員にそれぞれ渡してあるんです。その中に入れてあった食材で手早く料理をしてくれたようです。
僕が感謝の気持ちをあらわそうとしたところ、本当に時間がないのか、
「ショースケ様、時間がありません。急いで下さい。」
本当に時間がないようです。
味わって食べたかったのですが、急ぎ食べます。
美味しい・・・・
慌てて食べ、直ぐに着替えをし、急ぎ寮を出ます。
何とか集合時間に間に合ったようで、6人は指定された場所に到着しましたが、既に沢山の人がいました。
数百人はいると思われるのですが、それこそ小さな子供から既に大人と言われるような見た目の人までさまざまです。
幸いこの学院には制服と言う概念がないようで、皆ばらばらの姿です。
魔法を学ぶ場という事もあり、殆どの人は軽装です。
まあ僕もベティーナ様が用意してくれた服を着こんでいるのですけどね。
そうは言ってもこの服は防御力が凄いうえに、どうやら各種の付与がなされているのですが、その中に魔法に対する耐性があるようで、恐らく宮廷魔術師の魔法でも耐えられるのではないでしょうか。
暫くすると、誰かが話を始めました。暫くして学院長さんかな?昨日の女性も色々とお話をしてくれています。
その後各自が学ぶ、つまり教室ですね。その案内があったので、皆それぞれの場所に向かいます。
何故か6人とも同じクラス。
ニネットさんは既に薬師としてある程度知識があると思われるのですがいいのでしょうか?
それにコラリーヌさんもギルドで働いていたので知識はあるはず。
不思議に思っていると、
「伯爵さまの指示なのよね。」
とニネットさんが教えてくれます。
で、この後どうするのかな?魔法がどれぐらい使えるとか、適性検査とかがあるのかなと思ったら、一切ないようです。
どうやら学院に入って最初の1年は座学のみのようです。
2年になればそれぞれ適性検査をし、適正に見合った魔法を学ぶようです。
成程だから6人は一緒のクラスになり得たのですね。
そしてそれは周囲の人も同様で、特にに貴族の子女はお付きの人や世話をする人も一緒にいるようで、そうした人も一緒に座学を学ぶようです。
身分に関係なく学べるんだ。
これは国の方針らしいのですが、魔法の才能は身分とはあまり関係がないようで、魔法を扱える人が少ない結果、こうして座学を受けさせて魔法に対する知識を拡げ、万が一その人に適性がなかったとしても、座学の知識をもとに新たな魔法の適正者を見つける一助になればとの考えがあるようです。
何故って?
言い訳なのですが、なかなか寝付けなかったんです。
考えてもみて下さい。
ベッドの両脇に、寝間着姿の美少女が居るんですよ?
そしてその隣にはさらに女の子が!
しかも全員美少女!
そして両脇の2人コラリーヌさんとニネットさんでしたが、何故か僕にくっついて寝ているんです。
右を見るとコラリーヌさん。
恥ずかしいから反対に目を向ければニネットさんが。
仕方がなく天井を見つめて・・・・
両腕を抱きしめられているので下手に動けば色々とも問題が増えそうだったので、身動ぎひとつできません。
当然ながらその、2人の体温やら色々感じるわけで・・・寝れません!
そうしているうちにどんどん時間が経っていきましたが、流石に僕も長旅で疲れがあったのか、外が明るくなりかけたころ、ようやく・・・・
そう思っていたら、キラニーヌちゃんが起こしてくれました。
「お兄ちゃん!もう起きないと間に合わなくなっちゃうよ!」
ええ?
もうそんな時間!
どうやら僕は中々寝付けなくって、やっと寝たと思ったらすでに朝。
「ショースケ!ごはん食べて!」
カロリーヌさんが声をかけてくれます。
「これ駄目だわ。カロリーヌ、そっち持って。」
クラリーヌさんが何か言っています。
「分かったよクラリねえ。」
僕はベッドで寝ていたのですが、気が付けば立っていました。
そして両肩をがっちり固められたまま引きずられるように移動させられ、椅子に座らされました。
「ショースケ寝てないの?」
そう言うニネットさんですが、ニネットさんの所為でもあるんですよ?
「ショースケ様時間がありませんので、あり合わせで申し訳ありませんが、短時間で食べて下さい。」
どうやらコラリーヌさんが朝食を用意してくれたみたいです。
ああ、何ていう事でしょう!
食材はダンジョンでドロップしたアイテムに風数の収納かばんがあったので、全員にそれぞれ渡してあるんです。その中に入れてあった食材で手早く料理をしてくれたようです。
僕が感謝の気持ちをあらわそうとしたところ、本当に時間がないのか、
「ショースケ様、時間がありません。急いで下さい。」
本当に時間がないようです。
味わって食べたかったのですが、急ぎ食べます。
美味しい・・・・
慌てて食べ、直ぐに着替えをし、急ぎ寮を出ます。
何とか集合時間に間に合ったようで、6人は指定された場所に到着しましたが、既に沢山の人がいました。
数百人はいると思われるのですが、それこそ小さな子供から既に大人と言われるような見た目の人までさまざまです。
幸いこの学院には制服と言う概念がないようで、皆ばらばらの姿です。
魔法を学ぶ場という事もあり、殆どの人は軽装です。
まあ僕もベティーナ様が用意してくれた服を着こんでいるのですけどね。
そうは言ってもこの服は防御力が凄いうえに、どうやら各種の付与がなされているのですが、その中に魔法に対する耐性があるようで、恐らく宮廷魔術師の魔法でも耐えられるのではないでしょうか。
暫くすると、誰かが話を始めました。暫くして学院長さんかな?昨日の女性も色々とお話をしてくれています。
その後各自が学ぶ、つまり教室ですね。その案内があったので、皆それぞれの場所に向かいます。
何故か6人とも同じクラス。
ニネットさんは既に薬師としてある程度知識があると思われるのですがいいのでしょうか?
それにコラリーヌさんもギルドで働いていたので知識はあるはず。
不思議に思っていると、
「伯爵さまの指示なのよね。」
とニネットさんが教えてくれます。
で、この後どうするのかな?魔法がどれぐらい使えるとか、適性検査とかがあるのかなと思ったら、一切ないようです。
どうやら学院に入って最初の1年は座学のみのようです。
2年になればそれぞれ適性検査をし、適正に見合った魔法を学ぶようです。
成程だから6人は一緒のクラスになり得たのですね。
そしてそれは周囲の人も同様で、特にに貴族の子女はお付きの人や世話をする人も一緒にいるようで、そうした人も一緒に座学を学ぶようです。
身分に関係なく学べるんだ。
これは国の方針らしいのですが、魔法の才能は身分とはあまり関係がないようで、魔法を扱える人が少ない結果、こうして座学を受けさせて魔法に対する知識を拡げ、万が一その人に適性がなかったとしても、座学の知識をもとに新たな魔法の適正者を見つける一助になればとの考えがあるようです。
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