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ベティーナ信仰の聖地”オーリグー”
第63話 神秘の薬”エリクサー”
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「いや、だがまさか・・・・」
伯爵さまは明らかに何か動揺しています。
エリクサーって何だっけ?
よくゲームで出てくる回復薬?
何かこうブラウザゲーム?スマホゲームと言うのかな?で出てくるよね?
基本無料、だけどガチャやより良いアイテム、ユニットを獲得するのに課金する奴。
かく言う僕もやってる。スマホでね。
そして家ではPCで18禁を・・・・
あっと脱線したよね。そこで出てくる薬、アイテムだよね?そんなに凄いの?
そう思っていると、伯爵さまの奥様が何やらあるようです。
「あなた?これは好機でございますわ。」
「ベルナデット、どう言う事じゃ?」
「まだオークジェネラルの睾丸は、一つ残っております。」
「ああ、今回励んで出來なんだらまた使うつもりじゃないか?」
「ええ、ですが今回当たればもう不要でございます。」
「まあそれはそうじゃが。」
「そして・・・・」
奥様は伯爵さまから水筒を受け取ります。
「これが本当にエリクサーでございましたら、国王様に対し更なる忠誠を示せますわ。」
「うん?何が言いたい?」
「侯爵・・・・」
あ、伯爵さまが固まった・・・・目はぎらついているけど。
「いや待ていくら何でも侯爵は高望みではないか?」
「左様でございますか?他の領地では、ここオーグリーより規模の小さな街を治める領主は悉く侯爵ですわ。」
「むう。其れはそうじゃが・・・・過去の事もあるしのう。」
「それはもはや過去の話。先々代の話ではございませんか。当時の事を覚えておられる王族の方はもはや存命しておりませぬわ。」
「そう言われるとな。何せ爺様が若かりし頃の話のようだからな。もうかれこれ100年は経つのか?」
「ええ。先々代がお亡くなりになり80年、当時生きていた王族はもう全て鬼籍にお入りになっておられます。」
伯爵さまが唸ってるけど、僕は何かに巻き込まれたのかな?
そう思っていると、誰かがやって来たようです。
「申し訳ございませぬ伯爵様。丁度門の所にいたものですから。ええと何を鑑定すれば?」
「ベルナデット、渡してやれ。」
奥様はその人物に渡しています。
で、その人物は色々見ているようです。
「何ですか伯爵さま・・・・これは?」
「ワシもよく分からぬが、それは液体を入れる筒らしい。水筒と言う名のようだ。素材は鉄じゃ。」
「え?鉄の水筒?液体が入っているとはいえ、この軽さ有り得ませぬ。」
「水筒そのものは良いのじゃ。問題はその中身じゃ。」
「中身でございますか?ええとこれは中をどのように開ければ宜しいので??」
あ、あちこち触って蓋が開いたようですね。
鑑定では開け方は分からないのでしょうか?
で、必死になって見てます。
「こ・・・・これは?まさか・・・・」
伯爵さまは明らかに何か動揺しています。
エリクサーって何だっけ?
よくゲームで出てくる回復薬?
何かこうブラウザゲーム?スマホゲームと言うのかな?で出てくるよね?
基本無料、だけどガチャやより良いアイテム、ユニットを獲得するのに課金する奴。
かく言う僕もやってる。スマホでね。
そして家ではPCで18禁を・・・・
あっと脱線したよね。そこで出てくる薬、アイテムだよね?そんなに凄いの?
そう思っていると、伯爵さまの奥様が何やらあるようです。
「あなた?これは好機でございますわ。」
「ベルナデット、どう言う事じゃ?」
「まだオークジェネラルの睾丸は、一つ残っております。」
「ああ、今回励んで出來なんだらまた使うつもりじゃないか?」
「ええ、ですが今回当たればもう不要でございます。」
「まあそれはそうじゃが。」
「そして・・・・」
奥様は伯爵さまから水筒を受け取ります。
「これが本当にエリクサーでございましたら、国王様に対し更なる忠誠を示せますわ。」
「うん?何が言いたい?」
「侯爵・・・・」
あ、伯爵さまが固まった・・・・目はぎらついているけど。
「いや待ていくら何でも侯爵は高望みではないか?」
「左様でございますか?他の領地では、ここオーグリーより規模の小さな街を治める領主は悉く侯爵ですわ。」
「むう。其れはそうじゃが・・・・過去の事もあるしのう。」
「それはもはや過去の話。先々代の話ではございませんか。当時の事を覚えておられる王族の方はもはや存命しておりませぬわ。」
「そう言われるとな。何せ爺様が若かりし頃の話のようだからな。もうかれこれ100年は経つのか?」
「ええ。先々代がお亡くなりになり80年、当時生きていた王族はもう全て鬼籍にお入りになっておられます。」
伯爵さまが唸ってるけど、僕は何かに巻き込まれたのかな?
そう思っていると、誰かがやって来たようです。
「申し訳ございませぬ伯爵様。丁度門の所にいたものですから。ええと何を鑑定すれば?」
「ベルナデット、渡してやれ。」
奥様はその人物に渡しています。
で、その人物は色々見ているようです。
「何ですか伯爵さま・・・・これは?」
「ワシもよく分からぬが、それは液体を入れる筒らしい。水筒と言う名のようだ。素材は鉄じゃ。」
「え?鉄の水筒?液体が入っているとはいえ、この軽さ有り得ませぬ。」
「水筒そのものは良いのじゃ。問題はその中身じゃ。」
「中身でございますか?ええとこれは中をどのように開ければ宜しいので??」
あ、あちこち触って蓋が開いたようですね。
鑑定では開け方は分からないのでしょうか?
で、必死になって見てます。
「こ・・・・これは?まさか・・・・」
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