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ベティーナ信仰の聖地”オーリグー”
第54話 伯爵さまと面会する事に
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「こここっ!これは!どどっどうしよう!!!」
僕はだんだん焦ってしまい、遂にどもったまま喋りまくり始めてしまいました。
その様子を察し、コラリーヌさんが優しく抱きしめてくれます。
ちなみに僕の顔にはコラリーヌさんのお胸がくるんです。
そんなに大きくないけれど、いい匂いと共に柔らかくって温かくって。
「ショースケ様、落ち着きましょう。こんなので宜しければいくらでも。」
僕はもう何も考えられず、その小ぶりな胸に一生懸命顔にうずめ、暫くそのままじっとしてしまいました。
コラリーヌさんの人肌に何だか安心したのか落ち着いてきました。
僕はコラリーヌさんに付き添われ、椅子に座ります。
そして、何故かニネットさんが隣にやってきて、コラリーヌさんと反対側に座ります。
「一度に大金を得ると、得てしてこのような混乱を引き起こすといいます。少し落ち着いて、考えましょうね?」
僕は段々落ち着きを取り戻し、先ほどの振る舞いが恥ずかしく感じてしまいます。
そして、
「コラリーヌさん、ありがとう。そしてそのつい胸に顔をうずめてしまいました。ごめんなさい・・・・」
「いいんですよ、こんなので申し訳ありませんが。」
いえいえ・・・・柔らかく暖かく心地よかったです。
「そのニネットさん、これから・・・・約束を取ってもらって、伯爵さまの所へ行く事はできますか?」
「あ、それね・・・・実は今から連れていこうと思ってたのよ?伯爵さまは奥様と激しく・・・・その後、ショースケさんの事を思い出したようで、興味を持ったらしいのよ。清算ついでに終わったら連れて来い、だそうなの。数人まとめて来ていいと言ってたから、サティ3姉妹連れてってもいいよ?」
「コラリーヌさん、ギルドの仕事はどうしましょうか。」
「その事ですが・・・・恐らくギルドマスターは、ショースケ様が望めば、即許可を出すと思いますの。」
まーあの様子ならね。
「じゃあ決まり!ササっとギルマスに声をかけて、馬車で行くよ!」
僕はギルマスに声をかけましたが、
「ひいい・・・・ごめんなさいいい・・・・」
盛大にまたもや粗相をしてますが気にしないでおきましょう。
「サティ3姉妹と伯爵さまの所に行きたいのですが?」
「サティ?あ・・・・あの3姉妹ね・・・・ショースケ様が望めば一生連れてって・・・・」
一生ってそんな大げさな。
「では許可を得た、と言う事で、連れていきます。」
「は・・・・はひいい・・・・」
可哀想ですが、僕がしてあげる事は少ないです。いい大人なんだから、自身で解決しましょう、ギルマスさん。
こうして僕は許可を得て、3姉妹と共に馬車へ乗る事になりました。
折角だからキラリーヌさんも連れていきましょうか?
僕はだんだん焦ってしまい、遂にどもったまま喋りまくり始めてしまいました。
その様子を察し、コラリーヌさんが優しく抱きしめてくれます。
ちなみに僕の顔にはコラリーヌさんのお胸がくるんです。
そんなに大きくないけれど、いい匂いと共に柔らかくって温かくって。
「ショースケ様、落ち着きましょう。こんなので宜しければいくらでも。」
僕はもう何も考えられず、その小ぶりな胸に一生懸命顔にうずめ、暫くそのままじっとしてしまいました。
コラリーヌさんの人肌に何だか安心したのか落ち着いてきました。
僕はコラリーヌさんに付き添われ、椅子に座ります。
そして、何故かニネットさんが隣にやってきて、コラリーヌさんと反対側に座ります。
「一度に大金を得ると、得てしてこのような混乱を引き起こすといいます。少し落ち着いて、考えましょうね?」
僕は段々落ち着きを取り戻し、先ほどの振る舞いが恥ずかしく感じてしまいます。
そして、
「コラリーヌさん、ありがとう。そしてそのつい胸に顔をうずめてしまいました。ごめんなさい・・・・」
「いいんですよ、こんなので申し訳ありませんが。」
いえいえ・・・・柔らかく暖かく心地よかったです。
「そのニネットさん、これから・・・・約束を取ってもらって、伯爵さまの所へ行く事はできますか?」
「あ、それね・・・・実は今から連れていこうと思ってたのよ?伯爵さまは奥様と激しく・・・・その後、ショースケさんの事を思い出したようで、興味を持ったらしいのよ。清算ついでに終わったら連れて来い、だそうなの。数人まとめて来ていいと言ってたから、サティ3姉妹連れてってもいいよ?」
「コラリーヌさん、ギルドの仕事はどうしましょうか。」
「その事ですが・・・・恐らくギルドマスターは、ショースケ様が望めば、即許可を出すと思いますの。」
まーあの様子ならね。
「じゃあ決まり!ササっとギルマスに声をかけて、馬車で行くよ!」
僕はギルマスに声をかけましたが、
「ひいい・・・・ごめんなさいいい・・・・」
盛大にまたもや粗相をしてますが気にしないでおきましょう。
「サティ3姉妹と伯爵さまの所に行きたいのですが?」
「サティ?あ・・・・あの3姉妹ね・・・・ショースケ様が望めば一生連れてって・・・・」
一生ってそんな大げさな。
「では許可を得た、と言う事で、連れていきます。」
「は・・・・はひいい・・・・」
可哀想ですが、僕がしてあげる事は少ないです。いい大人なんだから、自身で解決しましょう、ギルマスさん。
こうして僕は許可を得て、3姉妹と共に馬車へ乗る事になりました。
折角だからキラリーヌさんも連れていきましょうか?
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