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第18話 魔力経路が開ききっていない人特有の現象
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俺は目の前で死にかけている人間を何とか治療しようと、回復魔法を唱えていた。
最初は駄目だったが、時々ピンポイントで回復魔法が成功したりしている。
おかしい。
俺にはちゃんと効果があるし、実のところ直接触れれば回復魔法が効果を発揮していたりする。
今まで他人に回復魔法って使った事が無かったっけなあ。
こんな事ならもっと上位の回復魔法を覚えておくんだった。
何せ俺は広く浅くしか覚えていなかったんだ。
仕方がないだろう?
俺って魔力経路が殆ど閉じてしまっていて、折角上位の魔法を覚えても実際使えないんだ。
え?もう知っているって?
そして前世の知識がここぞとばかりに主張している。
つまり直接触れている部位でないと回復魔法が効かないのではないか?
あり得る。
もしかしてエロい展開が待っているのではなかろうか?
一瞬目の前で死にかけている人間が女で、しかも美女だったら・・・・あれ?まさかと思うがこの人間、女か?
《どこからどう見ても女性ですね。しかも喉がつぶれて女性らしい声が出ないようですので、男性と認識してしまったのは致し方がありません。それより他の冒険者を優先しますか?》
何故椿がこんな無慈悲な提案をしたかと言えば、俺は何とか装備を外そうとしているのだが、鎧等の装備品が皮膚に食い込んでしまって、外せないから治療ができないからだ。
「そうだな、手伝ってもらうか。」
その頃には両手を失った人間の仲間と思われる冒険者達が、俺を半ば囲う様に見ていた。
「そ、その、魔物を・・・・仕留めて・・・・く、下さり・・・・」
リーダーだろうか、そう言って俺に謝礼を言おうとしているようだが、そんな彼女も酷い有様だ。
うん、声で分かった。
「ああ、気にしなくていいさ。」
俺は立ち上がり、声を掛けてきた彼女に返答をした。
「そ、そうか・・・・その、こ、こんな階層で・・・・申し訳・・・・ないが・・・・もし・・・・か、回復手段に、そ、その・・・・余裕が・・・・」
そこまで言って彼女はひっくり返った。
「きゃあ!」
後方にいた仲間が支えようとしたらしいが、仲間もろとも倒れちまった。
仲間も酷い有様で1人の例外なく血だらけだ。
早く回復してやらんとな。
「あーその、回復させるのはいいのだが、少し問題があってな。試しながらでもいいか?」
この後の反応は何となくわかる。
そして今から提案する回復手段に皆軽蔑するのだろう。
恐らく今の俺が他人を回復するには、対象の部位を直接手で触る必要があると思っている。
腕などであればいいだろうが、相手が女性の場合胸や股間付近だとどうだ?
きっと【足元見やがって!】とか【変態!】とか【人でなし!】って言われその後他の冒険者達にも話が広がり、今以上に酷い扱いになるのだろう。
最悪追放か?
すると一番ダメージの少なそうな女性が・・・・これ多分女性だけのパーティーだな。
「そ、その、試すとは?試せば問題を解決できるのであればどうぞ私共にできる事であれば仰って下さい!怪我をしている上にこうも血で汚れてしまっておりますので、満足していただけるかどうかは分かりませんが、そ、その、ぬ、脱げと言われればぬ、脱ぎますし、抱きたいと言われれば私以下、全員覚悟が・・・・レナーテはもう助かりませんから彼女以外で・・・・」
何を言っているんだ彼女は。
「あーその、とにかく言いたい事は、俺の回復手段はどうやら患部を直接触らないといけないらしいんだ・・・・君、頭を触らせてもらってもいいか?血が出ているからさ、そこを先ず治してみる所から試させてくれ。」
皆酷いダメージを負っているから後先考えずに放った言葉だろうが、もし全員回復させたとして、彼女が言った事を実行すれば俺の人生終わりだ。
その後何事もなかったかのように別れたとして、精神的に終わる。
「で、では・・・・」
彼女も限界だったのだろう。
それに通常であればあんな事を提案するはずがない。
彼女が俺に倒れ掛かって来たので支えつつ、頭を手で挟み回復魔法を行使した。
すると血は止まり、どうやら治療は成功したようだ。
やはり直接触らないと駄目なのか?
「つ、次は服の上から試させてくれ。さっき両腕を失った人に試したが駄目だったんだ。」
「ではその、腕を・・・・」
彼女の腕にさわり回復魔法を唱えたが駄目だった。
「すまんが腕、肌を露出させてほしい。」
腕ならいいよな?
すると目の前で腕をまくっていたが、腕も酷い怪我だ。
何かに抉られたのか、既に血は止まっているようだがあれではまともに腕を使えなかっただろう。
俺は怪我の酷い部分に手をかざし、回復魔法を使ってみた。
・・・・抉れていた部分に変化があり、暫くすると綺麗な肌になった。
「あ、ありがとうございます。皆、脱ぎましょう!生きる為です!彼の回復手段は直接患部に手を当てないといけないようです。これは魔力経路が開ききっていない人特有の現象ですから仕方がありません。さ!早く!」
どうやら俺は変態扱いを受けなくて済みそうだ。
最初は駄目だったが、時々ピンポイントで回復魔法が成功したりしている。
おかしい。
俺にはちゃんと効果があるし、実のところ直接触れれば回復魔法が効果を発揮していたりする。
今まで他人に回復魔法って使った事が無かったっけなあ。
こんな事ならもっと上位の回復魔法を覚えておくんだった。
何せ俺は広く浅くしか覚えていなかったんだ。
仕方がないだろう?
俺って魔力経路が殆ど閉じてしまっていて、折角上位の魔法を覚えても実際使えないんだ。
え?もう知っているって?
そして前世の知識がここぞとばかりに主張している。
つまり直接触れている部位でないと回復魔法が効かないのではないか?
あり得る。
もしかしてエロい展開が待っているのではなかろうか?
一瞬目の前で死にかけている人間が女で、しかも美女だったら・・・・あれ?まさかと思うがこの人間、女か?
《どこからどう見ても女性ですね。しかも喉がつぶれて女性らしい声が出ないようですので、男性と認識してしまったのは致し方がありません。それより他の冒険者を優先しますか?》
何故椿がこんな無慈悲な提案をしたかと言えば、俺は何とか装備を外そうとしているのだが、鎧等の装備品が皮膚に食い込んでしまって、外せないから治療ができないからだ。
「そうだな、手伝ってもらうか。」
その頃には両手を失った人間の仲間と思われる冒険者達が、俺を半ば囲う様に見ていた。
「そ、その、魔物を・・・・仕留めて・・・・く、下さり・・・・」
リーダーだろうか、そう言って俺に謝礼を言おうとしているようだが、そんな彼女も酷い有様だ。
うん、声で分かった。
「ああ、気にしなくていいさ。」
俺は立ち上がり、声を掛けてきた彼女に返答をした。
「そ、そうか・・・・その、こ、こんな階層で・・・・申し訳・・・・ないが・・・・もし・・・・か、回復手段に、そ、その・・・・余裕が・・・・」
そこまで言って彼女はひっくり返った。
「きゃあ!」
後方にいた仲間が支えようとしたらしいが、仲間もろとも倒れちまった。
仲間も酷い有様で1人の例外なく血だらけだ。
早く回復してやらんとな。
「あーその、回復させるのはいいのだが、少し問題があってな。試しながらでもいいか?」
この後の反応は何となくわかる。
そして今から提案する回復手段に皆軽蔑するのだろう。
恐らく今の俺が他人を回復するには、対象の部位を直接手で触る必要があると思っている。
腕などであればいいだろうが、相手が女性の場合胸や股間付近だとどうだ?
きっと【足元見やがって!】とか【変態!】とか【人でなし!】って言われその後他の冒険者達にも話が広がり、今以上に酷い扱いになるのだろう。
最悪追放か?
すると一番ダメージの少なそうな女性が・・・・これ多分女性だけのパーティーだな。
「そ、その、試すとは?試せば問題を解決できるのであればどうぞ私共にできる事であれば仰って下さい!怪我をしている上にこうも血で汚れてしまっておりますので、満足していただけるかどうかは分かりませんが、そ、その、ぬ、脱げと言われればぬ、脱ぎますし、抱きたいと言われれば私以下、全員覚悟が・・・・レナーテはもう助かりませんから彼女以外で・・・・」
何を言っているんだ彼女は。
「あーその、とにかく言いたい事は、俺の回復手段はどうやら患部を直接触らないといけないらしいんだ・・・・君、頭を触らせてもらってもいいか?血が出ているからさ、そこを先ず治してみる所から試させてくれ。」
皆酷いダメージを負っているから後先考えずに放った言葉だろうが、もし全員回復させたとして、彼女が言った事を実行すれば俺の人生終わりだ。
その後何事もなかったかのように別れたとして、精神的に終わる。
「で、では・・・・」
彼女も限界だったのだろう。
それに通常であればあんな事を提案するはずがない。
彼女が俺に倒れ掛かって来たので支えつつ、頭を手で挟み回復魔法を行使した。
すると血は止まり、どうやら治療は成功したようだ。
やはり直接触らないと駄目なのか?
「つ、次は服の上から試させてくれ。さっき両腕を失った人に試したが駄目だったんだ。」
「ではその、腕を・・・・」
彼女の腕にさわり回復魔法を唱えたが駄目だった。
「すまんが腕、肌を露出させてほしい。」
腕ならいいよな?
すると目の前で腕をまくっていたが、腕も酷い怪我だ。
何かに抉られたのか、既に血は止まっているようだがあれではまともに腕を使えなかっただろう。
俺は怪我の酷い部分に手をかざし、回復魔法を使ってみた。
・・・・抉れていた部分に変化があり、暫くすると綺麗な肌になった。
「あ、ありがとうございます。皆、脱ぎましょう!生きる為です!彼の回復手段は直接患部に手を当てないといけないようです。これは魔力経路が開ききっていない人特有の現象ですから仕方がありません。さ!早く!」
どうやら俺は変態扱いを受けなくて済みそうだ。
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