156 / 167
戦争に巻き込まれた
第156話 再び砦のあった場所へ向かう
しおりを挟む
今回、思う所があって、エリーザベトにはとある任務を無理やり引き受けてもらった。周囲が信用できないので、信頼しているエリーザベトに・・・・武力が必要なのでエリーザベト一択だ。
カチヤもヘインチェもギルド方面に手をまわしてもらうため、一時的に俺から離れてもらった。
で、元王女4人にお願いを・・・・
と思ったら、
「これはチャンスですわ!いいですよ?」
フェリーネがチャンスって言うが、あの3人が居ないからっておいたは駄目だぞ!
「ここはしっかりアピールしませんと!」
アルデホンダも変な事を言う。
結局リーサンネもローシェも4人で周囲を守ってくれるらしい。
で、ヨゼフィーネとアレイトもそばにいて、砦のあった場所へ出兵した。
・・・・
・・・
・・
・
ゲートでの移動、特に何も無かったのだが。
問題の円の所へ来た訳だがどうするか。
「ここは全員犠牲になってもいいらしいので、一気に行きますよ!」
ヨゼフィーネが恐ろしい事を言う。
「え?何その命令?王様が言ったのか?」
「ええ・・・・”多分ランナルがいれば問題は無かろうが、その時はその時・・・・わしの目が曇っておったと言う事じゃ、わっはっは!”だそうだ。」
ひでえ話だ。だが俺も犠牲になるんだぞ!酷すぎるじゃないか!
だが、俺の運があれば・・・・問題ない・・・・のか?
そう言う問題なのかこれ?
そして・・・・
「いいか、準備が整うまで、一切の魔法は使うな!これは厳命してくれ!守れなかったら、最悪死をもって償ってもらわねばならん、と。」
まあそんな償いあるのか知らんがそう言っておいた。
「分かった。命令無視は、厳罰に処さねばならぬからな。しかし、自身の死だけでよいのか?」
あ?何言ってるんだヨゼフィーネは。
するとアレイトが
「つまり一族を処罰すると言う事ですよ。」
何それ怖い!
自身の死が、家族にまで及ぶのか?
え?親の兄弟、そのもっと突っ込んだ所まで?うわ、ひでえ!
1人のミスが、10人以上の命に直結とか。
兵士は大体国に家族がいるらしい。
未婚でも、親の家に暮らしていたりとか。
兵士になりたくねえな。
そして、ヨゼフィーネが兵にどういった命令を下したかは知らんが、円の中に入れるだけ入った。そして外周に居る兵は、外に盾をかざし中に居る兵は、上に盾を掲げる。万が一飛び道具が襲ってきた場合の対処法らしい。
「ランナル様、準備が整ったわ。」
ヨゼフィーネがそう言ってくる。
「分かった。今から俺が魔法でこれを・・・・起動と言っていいのか、してみる。外の兵、絶対に外へ出るなよ?出たらその線より向こうになった部分はどうなるか分からんからな!腕が出れば、出た部分だけ置き去りになるかもしれんからな!試したかったらしてもいいが。」
まあ、そんな阿呆な事を試す奴はいねえだろうが。
しっかり盾を地面に置いて・・・・立てて?大丈夫そうなのを確認し、魔法を発動!
輝き・・・・視界が変わる。
そして・・・・
カチヤもヘインチェもギルド方面に手をまわしてもらうため、一時的に俺から離れてもらった。
で、元王女4人にお願いを・・・・
と思ったら、
「これはチャンスですわ!いいですよ?」
フェリーネがチャンスって言うが、あの3人が居ないからっておいたは駄目だぞ!
「ここはしっかりアピールしませんと!」
アルデホンダも変な事を言う。
結局リーサンネもローシェも4人で周囲を守ってくれるらしい。
で、ヨゼフィーネとアレイトもそばにいて、砦のあった場所へ出兵した。
・・・・
・・・
・・
・
ゲートでの移動、特に何も無かったのだが。
問題の円の所へ来た訳だがどうするか。
「ここは全員犠牲になってもいいらしいので、一気に行きますよ!」
ヨゼフィーネが恐ろしい事を言う。
「え?何その命令?王様が言ったのか?」
「ええ・・・・”多分ランナルがいれば問題は無かろうが、その時はその時・・・・わしの目が曇っておったと言う事じゃ、わっはっは!”だそうだ。」
ひでえ話だ。だが俺も犠牲になるんだぞ!酷すぎるじゃないか!
だが、俺の運があれば・・・・問題ない・・・・のか?
そう言う問題なのかこれ?
そして・・・・
「いいか、準備が整うまで、一切の魔法は使うな!これは厳命してくれ!守れなかったら、最悪死をもって償ってもらわねばならん、と。」
まあそんな償いあるのか知らんがそう言っておいた。
「分かった。命令無視は、厳罰に処さねばならぬからな。しかし、自身の死だけでよいのか?」
あ?何言ってるんだヨゼフィーネは。
するとアレイトが
「つまり一族を処罰すると言う事ですよ。」
何それ怖い!
自身の死が、家族にまで及ぶのか?
え?親の兄弟、そのもっと突っ込んだ所まで?うわ、ひでえ!
1人のミスが、10人以上の命に直結とか。
兵士は大体国に家族がいるらしい。
未婚でも、親の家に暮らしていたりとか。
兵士になりたくねえな。
そして、ヨゼフィーネが兵にどういった命令を下したかは知らんが、円の中に入れるだけ入った。そして外周に居る兵は、外に盾をかざし中に居る兵は、上に盾を掲げる。万が一飛び道具が襲ってきた場合の対処法らしい。
「ランナル様、準備が整ったわ。」
ヨゼフィーネがそう言ってくる。
「分かった。今から俺が魔法でこれを・・・・起動と言っていいのか、してみる。外の兵、絶対に外へ出るなよ?出たらその線より向こうになった部分はどうなるか分からんからな!腕が出れば、出た部分だけ置き去りになるかもしれんからな!試したかったらしてもいいが。」
まあ、そんな阿呆な事を試す奴はいねえだろうが。
しっかり盾を地面に置いて・・・・立てて?大丈夫そうなのを確認し、魔法を発動!
輝き・・・・視界が変わる。
そして・・・・
11
お気に入りに追加
1,178
あなたにおすすめの小説
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話
yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。
知らない生物、知らない植物、知らない言語。
何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。
臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。
いや、変わらなければならない。
ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。
彼女は後にこう呼ばれることになる。
「ドラゴンの魔女」と。
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
宝くじ当選を願って氏神様にお百度参りしていたら、異世界に行き来できるようになったので、交易してみた。
克全
ファンタジー
「アルファポリス」と「カクヨム」にも投稿しています。
2020年11月15日「カクヨム」日間異世界ファンタジーランキング91位
2020年11月20日「カクヨム」日間異世界ファンタジーランキング84位
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる