ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる！

戦争に巻き込まれた

第143話 ゲートで戻ると、将軍さんは姪っ子にこってり怒られました

「一度戻る。それと・・・・まだ俺は信用できないんだ。すまないが目隠しをさせてもらおう。」　
　念のため、目隠しをしてもらう。しかしこんな所で女の顔面をグーで殴る事になるとは。
　
「ランナル様にこのような性癖があるとは！これぐらいどうという事はありません！さあもっと殴って下さいまし！そして目隠しで行うのですか！それはそれで興奮しますわ！」

　何これ殴られて悦んでいるとか、変態がここに居た。

「いや待て俺は女を殴った事が無かったんだ！！あと目隠しの理由を自分の都合のいいように勝手に解釈するな！まあいい、ゲートで戻ってからだ！」



「わかったわ！ランナル様の命令通り、ゲートにこのまま戻ります！そして少しでも早く信用してもらうように励みます！」

「一寸待て！そんな命令は言っていない！」

　最後の励むとか、どうしてこう偏っているんだ？


「まあ・・・・人気のない所へ連れられたのは、本当はそれが目的ですのね！さ、私まだまだ耐えられますから、激しく求めてもいいのですよ？それこそ殴ったり蹴ったりしながらでも！もしかして無理やりが良かったですか？嫌がる相手に無理やり・・・・？」

　もう、どう否定したらいいか分からん・・・それに、殴ったり蹴ったりしながら・・・・できるのか？あ、いかんいかん、向こうのペースに惑わされるわけにはいかん。

「あほ言ってないで目隠しするぞ。後その口を塞がせてもらおう。」

「あん♪いけず・・・・」

「何がいけずだ・・・・っとこれでどうだ？」

「アマゾネスに目隠し・・・・あまり意味をなさないと思いますけどね。」

　そう言いながら大人しくなる。いや、その股間付近をもぞもぞさせるの止めてくれ。
　そして何故口を塞いでいるのに喋る事が出来るんだこの女は。

「兎に角見られては困るからな・・・・」

　俺はヨゼフィーネさんの手を引きながら、誘導する。
　こうしてみると・・・小さな、綺麗な手だな。だが・・・・何か手つきが嫌らしく感じるのは、気のせいか？

　俺は一つ忘れている事があったので、確認する。
「ドラグーンだっけ？どうしたらいいんだ？」

「呼べば付いてきますわ。ちょっとお待ちを・・・・ピーーーー！」

　何か音を鳴らしたな？すると、おお！着いてくる。
　これなら問題ないか。

　で、しばらく歩くと、到着した。

「まずは・・・・ドラグーンか？それともこの付近に放置で問題ない？」

「また明日には戻るのでしょう？一晩置き去りでも問題ありませんわ。（無論嘘ですけど・・・・娘が後をつけてますからね？）」

「わかった・・・・じゃああんたからゲート使ってもらおうか。」

　俺はヨゼフィーネさんを先に送り込んだ。

「ではベッドでお待ちしておりま・・・・」

　最期まで言い終わらないうちに送り込んだ。
　しかし謎だ。何故口を塞いでいるのに言葉を発していたのか。これがアマゾネスの能力なのだろうか。

　で、次は俺か・・・・
　俺は一応周囲を警戒し、問題なさそうと判断。ゲートを使う。

　すると・・・・

　少し離れた場所で、4姉妹・・・・特にフェリーネとアルデホンダの2人にすごい勢いで怒られているヨゼフィーネさんがいた・・・・

　だが、時々こっちを見る目は・・・・反省してないな？