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ポーテートダンジョン
第56話 ダンジョン付近での攻防
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出発直前に、食料をもらった。
芋いもイモ、芋からできてるのばかりだ。
まあいいんだが何故に芋ばかりなんだ。
道中俺はふかしイモは旨いなと思いながらひたすら食べた。
ほくほくだ。
そんな事を思いながら、総勢14名でダンジョンに向かっていると前方から、
「助けてくれええ!」
何人もの冒険者がこちらに走ってくる。
「おい手前ら!何か様子がおかしいぞ、 気イ付けろ!」
親方が気張って言う。少し声が裏返ってるのは緊張の表れか?
何やら血相を変えてあれは冒険者だと思うが、こちらに走ってくる、それはいい。
しかしその背後が問題だ。
そう、その後ろから何かが来るのが見えたからだ!
俺はダガーを大量に取り出し、足元に落とす。
「皆ダガーを拾え!そして魔物に投げろ!」
後でしっかり回収だな。
適当に出したが皆SSRとか価値のあるダガーだからな。
そして、俺はクロスボウを取り出し狙いを定め、冒険者の間を縫うように矢を放つ。
ヒュン!
矢が狙った魔物に突き刺さる。
魔物は暫くすると倒れた。
おや?思ったより距離がある?
「おいおい、あれはトロルじゃないか!」
エリーザベトさんが魔物を判別してくれたようだな。
トロル。トロールとも言い、巨体の怪力の魔物。
動きは鈍い。
ドンドン矢を放つ。
ヒュンヒュンヒュンヒュン!
ドスドスドスドス!!
矢が当たるたびにトロルは倒れる。
が、いかんせん数が多い。
気が付けば目の前にトロルはいた。
周りは既に交戦中。
俺はショートソードに装備を変え、トロルに切りかかる。
親方達は3人で一匹と戦っている。
さらに女性陣と言えば、エリーザベトさんは流石にS級冒険者。
1人で苦も無く戦っている。
ヘインチェちゃんと、もう1人の女性おみると、あ、今更気が付いたが名前を聞いてなぞ、まあいいか。
で、2人で1匹のトロルを相手に戦っている。
う、これは残りを俺が?数が多いぞ?
足元に落ちっぱなしのダガーを投げまくり、仕留める。
因みに俺が最後尾だ。
その後ろは、逃げる冒険者達。
ここで魔物を通してしまえば、また街が危ない。
俺はやった事が無いがふと頭に思い描いた攻撃手段がある。
昔なんかのアニメで見た奴だがいまそっを実践する時間も余裕もない。
仕方がないので右手に剣を、左手にクロスボウを装着。
目の前に近づいてきたトロルに切りかかる。
数体を仕留めるが、一匹取り逃がす。
すかさずクロスボウで矢を放つ。
何とか撃退できるか?
・・・・
・・・
・・
・
数時間後、トロルは全滅。
あいつら逃げないからな、全滅させるしかないんだよな。
急いでダガーを回収。
多分回収したよな。
後で調べればわかるんだが。
全員無事なようだ。
「あんた、すげえ!すげえよ!」
逃げていた冒険者達が戻ってきた。
「俺達はダンジョンへ向かうから、このトロルの処理を頼む。」
戻ってきた冒険者達に頼み、先を急ぐ。
もう少しでダンジョンの入り口、と言う所で魔物の大群が固まっている。
よく見ると冒険者達が、完全に魔物に囲まれていた。
数十人の冒険者が、数百匹の魔物に取り囲まれている。これはまずいな。
芋いもイモ、芋からできてるのばかりだ。
まあいいんだが何故に芋ばかりなんだ。
道中俺はふかしイモは旨いなと思いながらひたすら食べた。
ほくほくだ。
そんな事を思いながら、総勢14名でダンジョンに向かっていると前方から、
「助けてくれええ!」
何人もの冒険者がこちらに走ってくる。
「おい手前ら!何か様子がおかしいぞ、 気イ付けろ!」
親方が気張って言う。少し声が裏返ってるのは緊張の表れか?
何やら血相を変えてあれは冒険者だと思うが、こちらに走ってくる、それはいい。
しかしその背後が問題だ。
そう、その後ろから何かが来るのが見えたからだ!
俺はダガーを大量に取り出し、足元に落とす。
「皆ダガーを拾え!そして魔物に投げろ!」
後でしっかり回収だな。
適当に出したが皆SSRとか価値のあるダガーだからな。
そして、俺はクロスボウを取り出し狙いを定め、冒険者の間を縫うように矢を放つ。
ヒュン!
矢が狙った魔物に突き刺さる。
魔物は暫くすると倒れた。
おや?思ったより距離がある?
「おいおい、あれはトロルじゃないか!」
エリーザベトさんが魔物を判別してくれたようだな。
トロル。トロールとも言い、巨体の怪力の魔物。
動きは鈍い。
ドンドン矢を放つ。
ヒュンヒュンヒュンヒュン!
ドスドスドスドス!!
矢が当たるたびにトロルは倒れる。
が、いかんせん数が多い。
気が付けば目の前にトロルはいた。
周りは既に交戦中。
俺はショートソードに装備を変え、トロルに切りかかる。
親方達は3人で一匹と戦っている。
さらに女性陣と言えば、エリーザベトさんは流石にS級冒険者。
1人で苦も無く戦っている。
ヘインチェちゃんと、もう1人の女性おみると、あ、今更気が付いたが名前を聞いてなぞ、まあいいか。
で、2人で1匹のトロルを相手に戦っている。
う、これは残りを俺が?数が多いぞ?
足元に落ちっぱなしのダガーを投げまくり、仕留める。
因みに俺が最後尾だ。
その後ろは、逃げる冒険者達。
ここで魔物を通してしまえば、また街が危ない。
俺はやった事が無いがふと頭に思い描いた攻撃手段がある。
昔なんかのアニメで見た奴だがいまそっを実践する時間も余裕もない。
仕方がないので右手に剣を、左手にクロスボウを装着。
目の前に近づいてきたトロルに切りかかる。
数体を仕留めるが、一匹取り逃がす。
すかさずクロスボウで矢を放つ。
何とか撃退できるか?
・・・・
・・・
・・
・
数時間後、トロルは全滅。
あいつら逃げないからな、全滅させるしかないんだよな。
急いでダガーを回収。
多分回収したよな。
後で調べればわかるんだが。
全員無事なようだ。
「あんた、すげえ!すげえよ!」
逃げていた冒険者達が戻ってきた。
「俺達はダンジョンへ向かうから、このトロルの処理を頼む。」
戻ってきた冒険者達に頼み、先を急ぐ。
もう少しでダンジョンの入り口、と言う所で魔物の大群が固まっている。
よく見ると冒険者達が、完全に魔物に囲まれていた。
数十人の冒険者が、数百匹の魔物に取り囲まれている。これはまずいな。
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