10 / 167
システムの不具合
第10話 俺はまた上層で、魔物を狩る事にした
しおりを挟む
何組かの冒険者の視線が気になるので、俺は一度上層へ戻る事にした。
そしてそのまま地上へ戻った。
ああ、その前に換金ボックスで下層で獲得したアイテム・・・・ロングソードHR(2)を売った。
さらにはSR胸当て(3)もいらない・・・・何と贅沢なんだ。
HRは金貨5枚(50万円)、SRは大金貨5枚(500万円)だ。うわ・・・・数年分の稼ぎがたった一日で。
だが俺は下層で魔物と戦うのを途中でやめた。
これ以上頑張っては体力が続かないと思ったからだ。
今は興奮しているからいいが・・・・今までやった事が無い事をするという事は、用心するに越した事はない。
いくら素晴らしい武具で身を固めたと言っても、中身はNハンターだからな。
そしてダンジョンから引き揚げた俺は金があるので日ごろ羨んでいる宿に泊まった・・・・なんて事だ、風呂がある。
どうやら宿の主は鑑定持ちのようで俺の装備を見て、驚きつつも歓迎してくれた。
「ようこそ旅のお方。宿泊ですかな。」
「なあ、俺の事は黙っていてくれないか?」
「無論ですよ。高価な装備品は狙われますからな。それにしても・・・・素晴らしい品ですな?鑑定しなければ気が付かない所とか何ですかその鎧でいいのですかな?どう見ても服にしか見えませんが。」
「ああ、やはり服にしか見えないよな。だがこれは普通の服っぽくていいんだよ。下層でもこれダメージなかったからな。」
「流石ですな。ああ、申し訳ありませんが先払いでよろしいか?」
「あ・・・・ああ、いくらだ?」
「金貨1枚(10万円)でございます。」
俺は驚いて吹いてしまった・・・・とんでもないところだな。俺の定宿は銀貨5枚(5千円)だぞ?
20日は泊まれる計算だ。
「あ、すまないね。ちょっとむせちゃったよ。これでいいか?」
俺は金貨を震える手で渡した。
こんな大金滅多に見ないからな。
気が付かなかっただろうか。
「ではカギでございます・・・・あの、もしよろしければ・・・・女性のお世話もご用意いたしますが?」
え?女性のお世話?なにそれ?
「いやいい・・・・疲れたのでな・・・・風呂に入って寝るよ。」
「畏まりました。風呂はこの階の奥にございます。」
俺は逃げるように部屋に向かった。
う・・・・今日はとんでもない一日だったな・・・・この俺がSSRの装備なんぞ手にする事になろうとは、世の中何があるか分からんな。
ああ、明日からどうするかな?
まあいい・・・・風呂に入って・・・・寝てから考えよう・・・・今日は色々ありすぎて疲れた。
風呂に入った俺は、風呂から出た後腹が減ったので、食事をしに外へ出た。
日頃行った事のない、高級なレストランに入ってみた。
・・・・あ、やば・・・・場違い過ぎた・・・・出よう・・・・やはりいつもの場所がいい。
そう思ったが、店員がすぐさまやって来た。
どうやら装備品を鑑定したらしい。
奥の部屋に通され・・・・今まで食べた事のないめっちゃおいしい食事と・・・・そして金額だった。
いや・・・・これが成功者の生活か・・・・なんと素晴らしい、そして金がかかるんだ。
そしてそのまま地上へ戻った。
ああ、その前に換金ボックスで下層で獲得したアイテム・・・・ロングソードHR(2)を売った。
さらにはSR胸当て(3)もいらない・・・・何と贅沢なんだ。
HRは金貨5枚(50万円)、SRは大金貨5枚(500万円)だ。うわ・・・・数年分の稼ぎがたった一日で。
だが俺は下層で魔物と戦うのを途中でやめた。
これ以上頑張っては体力が続かないと思ったからだ。
今は興奮しているからいいが・・・・今までやった事が無い事をするという事は、用心するに越した事はない。
いくら素晴らしい武具で身を固めたと言っても、中身はNハンターだからな。
そしてダンジョンから引き揚げた俺は金があるので日ごろ羨んでいる宿に泊まった・・・・なんて事だ、風呂がある。
どうやら宿の主は鑑定持ちのようで俺の装備を見て、驚きつつも歓迎してくれた。
「ようこそ旅のお方。宿泊ですかな。」
「なあ、俺の事は黙っていてくれないか?」
「無論ですよ。高価な装備品は狙われますからな。それにしても・・・・素晴らしい品ですな?鑑定しなければ気が付かない所とか何ですかその鎧でいいのですかな?どう見ても服にしか見えませんが。」
「ああ、やはり服にしか見えないよな。だがこれは普通の服っぽくていいんだよ。下層でもこれダメージなかったからな。」
「流石ですな。ああ、申し訳ありませんが先払いでよろしいか?」
「あ・・・・ああ、いくらだ?」
「金貨1枚(10万円)でございます。」
俺は驚いて吹いてしまった・・・・とんでもないところだな。俺の定宿は銀貨5枚(5千円)だぞ?
20日は泊まれる計算だ。
「あ、すまないね。ちょっとむせちゃったよ。これでいいか?」
俺は金貨を震える手で渡した。
こんな大金滅多に見ないからな。
気が付かなかっただろうか。
「ではカギでございます・・・・あの、もしよろしければ・・・・女性のお世話もご用意いたしますが?」
え?女性のお世話?なにそれ?
「いやいい・・・・疲れたのでな・・・・風呂に入って寝るよ。」
「畏まりました。風呂はこの階の奥にございます。」
俺は逃げるように部屋に向かった。
う・・・・今日はとんでもない一日だったな・・・・この俺がSSRの装備なんぞ手にする事になろうとは、世の中何があるか分からんな。
ああ、明日からどうするかな?
まあいい・・・・風呂に入って・・・・寝てから考えよう・・・・今日は色々ありすぎて疲れた。
風呂に入った俺は、風呂から出た後腹が減ったので、食事をしに外へ出た。
日頃行った事のない、高級なレストランに入ってみた。
・・・・あ、やば・・・・場違い過ぎた・・・・出よう・・・・やはりいつもの場所がいい。
そう思ったが、店員がすぐさまやって来た。
どうやら装備品を鑑定したらしい。
奥の部屋に通され・・・・今まで食べた事のないめっちゃおいしい食事と・・・・そして金額だった。
いや・・・・これが成功者の生活か・・・・なんと素晴らしい、そして金がかかるんだ。
45
お気に入りに追加
1,178
あなたにおすすめの小説
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
宝くじ当選を願って氏神様にお百度参りしていたら、異世界に行き来できるようになったので、交易してみた。
克全
ファンタジー
「アルファポリス」と「カクヨム」にも投稿しています。
2020年11月15日「カクヨム」日間異世界ファンタジーランキング91位
2020年11月20日「カクヨム」日間異世界ファンタジーランキング84位
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる