水の失われた神々

竜宮城は実在していた。
そう宇宙にあったのだ。

浦島太郎は海にではなく。遥か彼方の惑星にある竜宮城へと行ったのだった。

水のなくなった惑星
滅亡の危機と浦島太郎への情愛を感じていた乙姫の決断は、龍神の住まう竜宮城での地球への侵略だった。

一方、日本では日本全土が沈没してきた頃に、大人顔負けの的中率の占い師の高取 里奈は山門 武に不吉な運命を言い渡した。
存在しないはずの神社の巫女の社までいかなければ、世界は滅びる。

幼馴染の麻生 弥生を残しての未知なる旅が始まった。

果たして、宇宙にある大海の龍神の住まう竜宮城の侵略を武は阻止できるのか?

竜宮城伝説の悲恋の物語。


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