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第四章
笹山からの連絡
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ずっといてくれるかなって期待していたんだけどロベールにも都合があるようで、夕飯前には帰ってしまった。昨夜のようなことはもうないから、安心していいと言い残して。
そりゃさ、ロベールが処分したって言ってたから安心なのかもしれないけど、だからと言って怖いって気持ちが無くなるかっていうと、それとこれとは違うよね。
ご飯を食べて部屋に戻り机の上を片していると、新着メッセージが表示されていることに気が付いた。笹山からだ。
……ああ、そういえばこないだ教えあっこしたんだっけ。
『南、勉強してる? 俺もう疲れた』
なんだ、泣き言かよ。
……そういえば笹山、みんなと日暮んちで勉強会したんだよな。
あんまり頭のよくない者同士、こういう時はお互い慰めあいたくなるもんだ。僕も早速返信した。
『お疲れ。僕も疲れた。もう教科書も見たくない』
ポンとスマホをベッドに放り、自分もダイブ。
「…………」
ロベール、来てくれて助かったのかも。
だってもし今朝ロベールが来てくれてなかったら、あのままうだうだと無駄な時間を過ごしていたかもしれないし。
……いや、多分そうだ。
ピコピコ♪
「ん? あ、笹山からか」
『よかったら明日、公民館の自習スペースで一緒に勉強しない? 政治経済、記憶したいんだけど一人じゃ無理』
あー、政経かぁ。う~、あれも確か手付かずだった……。
公民館か……。いいかもしれないな。一人だと寝ちゃいそうだし、ロベール来るとも何とも言ってなかったもんな。
『OK。じゃあ、二時に〇▽公民館の自習スペースで、どう? 早く行った方が席を取っておくと言う事で』
『了解。じゃ、明日』
『おう、明日な』
ふう。約束しちゃった。
これ知ったらロベール、嫌な顔するかもしれないけど、笹山が変態じゃ無さそうなのは多分あってると思うし。いいよね?
……だってさー、頼みの奏多は礼美ちゃんとのことで頭いっぱいだろうし、記憶ものなんて僕も一人でなんて無理だもん。
「…………」
ああ、もう寝ーよう。
頭使ったから疲れちゃったし……。英語は朝起きてから続きをやるとして。
それでいいよなー。
電気を消してもぞもぞと布団に入り込む。
おやすみなさい。
誰にともなく心の中で呟いて、僕は気持ちのいい眠りに誘われていった。
そりゃさ、ロベールが処分したって言ってたから安心なのかもしれないけど、だからと言って怖いって気持ちが無くなるかっていうと、それとこれとは違うよね。
ご飯を食べて部屋に戻り机の上を片していると、新着メッセージが表示されていることに気が付いた。笹山からだ。
……ああ、そういえばこないだ教えあっこしたんだっけ。
『南、勉強してる? 俺もう疲れた』
なんだ、泣き言かよ。
……そういえば笹山、みんなと日暮んちで勉強会したんだよな。
あんまり頭のよくない者同士、こういう時はお互い慰めあいたくなるもんだ。僕も早速返信した。
『お疲れ。僕も疲れた。もう教科書も見たくない』
ポンとスマホをベッドに放り、自分もダイブ。
「…………」
ロベール、来てくれて助かったのかも。
だってもし今朝ロベールが来てくれてなかったら、あのままうだうだと無駄な時間を過ごしていたかもしれないし。
……いや、多分そうだ。
ピコピコ♪
「ん? あ、笹山からか」
『よかったら明日、公民館の自習スペースで一緒に勉強しない? 政治経済、記憶したいんだけど一人じゃ無理』
あー、政経かぁ。う~、あれも確か手付かずだった……。
公民館か……。いいかもしれないな。一人だと寝ちゃいそうだし、ロベール来るとも何とも言ってなかったもんな。
『OK。じゃあ、二時に〇▽公民館の自習スペースで、どう? 早く行った方が席を取っておくと言う事で』
『了解。じゃ、明日』
『おう、明日な』
ふう。約束しちゃった。
これ知ったらロベール、嫌な顔するかもしれないけど、笹山が変態じゃ無さそうなのは多分あってると思うし。いいよね?
……だってさー、頼みの奏多は礼美ちゃんとのことで頭いっぱいだろうし、記憶ものなんて僕も一人でなんて無理だもん。
「…………」
ああ、もう寝ーよう。
頭使ったから疲れちゃったし……。英語は朝起きてから続きをやるとして。
それでいいよなー。
電気を消してもぞもぞと布団に入り込む。
おやすみなさい。
誰にともなく心の中で呟いて、僕は気持ちのいい眠りに誘われていった。
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