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Fクラス
しおりを挟むS 18人+A 22人 フラワー山
B 35人 ツリー山
C 45人 リーフ山
D 50人 フラワー湖
E 60人 リーフ湖
F 70人 リーフ草原
基本的にはどのクラスも薬草取り
クラスによって魔物が出たりもする(特にSクラスとAクラス合同のフラワー山には)
そういえば野外活動の為の能力と言っても良い魔法が増えた
【魔力反射】
魔力を使用した攻撃を攻撃した相手へ少しの魔力を消費させるだけでそのまま反射させる
デメリットとして副反応として知恵熱が後々に出る可能性がある
【圧縮記憶】
見た情報をまとめて記憶する魔法
多くの情報を瞬時に記憶することが出来、それにより脳へ掛かる負荷が半減する
どっちもかなり高度な魔法でまだレベル上げが必要だけど今回の野外活動で何かしらコツを掴めたらいいなって思っている…んだけど、Fクラスの活動場所では意味ないかも
まぁ楽に進む事に越したことはないよねぇ♪
「エッエマ!グループ毎に集まらないとだからこっちです!」
ユーリの話だと5人1組のグループみたいで
男子3、ユーリと私(本当はスカーレット嬢)のグループ
SクラスとAクラスは能力や魔力量でまとめられているけどFクラスは性格とか相性がメインらしい
スカーレットと相性が良い人なんているのか?
もしかして皆んなスカーレット並みにやばいとか!?
それだけは や•め•て•く•れ
教えてもらったグループ(男子3人を見ると)遠くから眺める分には割とおとなしそうな子達に見えるけどな…
まぁあの子は事情が事情だし、特別個性の強い子なんだろう。そう願う☆
「「「女神様…」」」
ん?拝まれてる?
「エマ!えっと、紹介します!私の幼馴染のマッシュ、それから剣が得意なトーマス、支援専門のアイヌ君です!」
「エマです。今日はスカーレット嬢の代わりに来ました。宜しくお願いします!」
ザワザワ…
うんうん、困惑してる。周りのグループまでもがザワザワだ。
「ほっほんとに?エマ様と行動を共に…」キラキラお目目
何故キラキラしているのよ男子達よ
「私もさっき知りましたけど、どうやら本当みたいです!」
ユーリまでお目目キラキラ
ん~なんか親の気分になってきた。いや、孫を見てる気分。とにかくみんなが可愛いぞ~慕われるのは気分が良い!(単純)
「今日は頑張りましょう!」
「「「「はい!」」」」
ん?なんか私がしゃしゃって仕切るのは違うか?まぁいいか
「おや?エマさん?」
あっはしゃいでたら先生に見つかりました。まずいかな…
ーーー
はい、今私は野外授業には行けずスカーレット嬢と生徒指導室におります
「私がFクラスなんておかしいんです!そもそも私はダリウス様の婚約者になる予定だったのよ!?それなのに!なんで!?なんで!?私はヒロインなのよ!?」
スカーレット嬢は頭がおかしいな…
「この女がなんでAクラスで私がFクラスなの!?なにしたの!?いいなさい!!」
え?いきなり私に突っかかって来たんだけど
「めんどくさ~」
「なっ!?なにを!?今めんどくさいって言ったの!?」
あっやば
声に出てた?
「スカーレットさん、次はないといったはずです。貴方には退学して貰います」
「は!?何言ってんの!?私が退学なんてあり得ない!あり得ない!あり得ない!」
うるせぇ~
てかスカーレット嬢何やらかしたのよ、退学って
こりゃ孤児院から修道院コースか
自業自得だ
「連れて行きなさい」
どこからか現れた騎士がキーキー喚きながら「ダリウス様に貴方達なんか死刑にしてもらうんだから!」とか意味不明なことを叫んでいる彼女を引き摺っていった…哀れだ
「さて、事情はなんとなく分かりますが説明してもらえますよね?」
ありゃ~お怒りですか?そうですか、私は巻き込まれただけですけど
「…と言った感じです。」
「彼女の言葉が嘘だと思わなかったと?」
「あー、まぁそうですね、はい。」
バレてますよね~めんどくさいオーラガンガンだもんね私
というか薬草取れなかった事が残念で仕方ない…はぁまた後日行けば良いけどさぁ~ついでだったし行かなくても良いか
うん、行かなくても良いって思ったら気分が向上して来た
別に依頼受けてたわけじゃないしね!うんうん
結果、私は注意を受けただけで特にお咎め無しでした
今回はスカーレット嬢が悪いもんね~私は悪くない、多分
「エマ!」
「ゾーイ!」
「どういう事よ!?」
「んー?まぁまぁ、落ち着いて」
「んもぉ!」
スカーレット嬢はその後すぐに修道院へ送られたらしい
そして6年生の最後にダリウス王子に告白されたけどお断りしました
告白って言っても「側室に」という提案
無理すぎます
めんどくさそうだし自分以外の女の人と結婚してる人に嫁ぐなんて考えられない
断られるなんて思ってなかっただろうダリウス王子は暫く呆然とした後フラフラどこかに行って、何日が休んでたみたいだけど知ったこちゃない
何処からかこの話が漏れて面倒になりそうだった頃にダリウス王子が復帰して来て流石に本人の、王族の前で話せないしって事で話は小さくなっていっていつの間にか消えてたけど…噂と一緒に何人かの教師と生徒も
まぁ気にしな~い!
~6年生終了~
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