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この授業は暇なので冒険者活動について考える

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遅くなり申し訳ございません!!
楽しみにしていた方々、ありがとうございます!
少しずつですが続きを書いていきますのでこれからもよろしくお願いします

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ぁ~暇~せっかくの魔法の実践なのに~私は何もすることがない~
というのもそもそも対人戦やらなんやらの前に

【人に向かって攻撃ができない】

今までの授業なにしてたの~状態
練習は本番だと思ってやれ!って言われなかった!?
まぁ私もこの世界では言われたことないけどさぁ
仮にも王子、仮にも側近でしょ?
ゾーイはまぁ許そう、伯爵令嬢だから
にしても男子!!それでいいのか!?

という事で私は的となり1人でエンドレス結界魔法の強度上げやりつつ3人の攻撃を受けわぁ~凄ーい的な装いをしながら冒険者活動について考える事にした
今はEランクで卒業にはC+にしたい

EからE+にするには半年以内になる計画だ
後5年後にC+かぁ~この+から上げるのが大変なんだよねぇ

まぁざっくりとだけと一年にひとつあげないとだから中々忙しいなE→E+→D→D+→C→C+
てことだもんね…いや、これ難しいか?
まぁあくまでも目標だから、うん、やっぱり深くは考えない事にしよう

私は就職活動も必要ないことだし♪クラブにも入ってない!何故なら冒険者活動をしているから♪
つまり何が言いたいかというと時間があるって事を言いたい
でも今までの感じだと時間足りないんだよね
うーん、そろそろオリバー君との時間を週一に減らすかな
魔法ばっかりやっててもね
騎士団に入るなら剣とか学力とか学力とか学力とかもやったほうがいいからね
とりあえずオリバー君の目標は目指せAクラスって事にして週一とかじゃなくても質問したい時に来てね~スタイルでも良いか
そうだ!タオとの勉強時間にオリバー君も一緒に勉強しちゃえば良くない?2人とも生徒会だから最悪私居なくても気まずくないだろうし、私の時間も増える、そうと決まれば次の時2人に話そう

じゃあ次は装備について考えよ~っと
実はまだ孤児院のボロボロになった服の穴塞いでギルドで買った安い初期用装備だ
持ってた牙とかコアなんかはEランクになった時に換金した
ふふふ
それなりにお金があるのだよ今は!

魔法使いだからやっぱりローブが定番だよね!よしっ
この魔法の授業のストレス発散としてローブを買おうではないか!!はっはっは!
色は黒!定番のフード付きも良いけどミステリアス風なローブもありだよねぇ
あえて短めローブでロックも捨て難い!
別にロックとか今も昔も聞いたことないけど!
この赤い髪に合いそうなきがするんだよねロックな感じ
いやそもそもロックって何?まぁそこは私なりのロックでいいよね

とそこでふと思った
自分が前世100歳まで生きていた事、旦那や子供のことは覚えているけど他の記憶はほとんどなくなってしまっている
思考も今の世界の年齢が1番強く引っ張ってるという事に

…めんどくさがりな部分以外
どの私も私だから、うん、まぁ、いっか!
楽しく生きる!第二の人生!問題なし!

とにかく今はローブだ(授業じゃないの?って所は触れずに行く)
ん~買うならギルドじゃなくてちゃんとしたお店がいいよね
オーダーもあるみたいだけどまずは既製品からかな
フードは捨てがたいよねぇフードからさりげなく見えるこの艶のある赤髪!素敵!採用!
よしっ!フード付き短めローブを買いに行こう
もしお金が余ったら編み上げブーツみたいな冒険者用の靴も欲しいな、もちろん色は黒で

「おいエマ集中しろ」

気づいたらライさんが目の前に(と言っても結界の外だけど)にいてびっくりしたぁあ
やっばい、ちゃんと授業受けてなかったのバレてる?よね?

「孤児院に報告するか?」

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
結界内で土下座のオンパレード

「どうかそれだけは勘弁してください~」

「ならちゃんとやれ」

「はいっ」

と言ったは良いものの何をやれと?

「あの、ライさん?」

「なんだ?」

「何をすれば…ひっごめんなさい!!」

めっちゃ睨まれた!こっわ!Aランク冒険者の睨みはマジ怖い気をつけよう
とにかく孤児院への報告は阻止しなければならない
とはいえ3人はまだ本気の火力で人への攻撃ができない
はぁ…しかたない…

「レオナルド様そんなんでダリウス殿下の事を守れるんですか?」

「…分かってる」

「いいえ、分かっておりません!いいですか!?命懸けです!これは命懸けの戦場だと思ってくださいませ!
やられる前にやらないと死にますよ?ダリウス殿下を守るどころかお荷物になりますよ!?本気でどーぞ
安心してください、私強いのでレオナルド様の攻撃が当たることは決してあり得ません」

レオになら強気でも良いよね?ね?…あれ?

「「「…」」」

なんでー!?!?
どうして3人とも固まってるのよぉぉぉおおお
ライさんは…よしっ!変化なし!
じゃなくて!
はぁ~もう本当にめんどくさい
大好きな魔法の授業がめんどくさいなんて可哀想!私可哀想です!

「よし、じゃあ皆俺に攻撃してこい」

「はい!」

「エマ以外な」

「え~」

ジロッ

「ひっすみません」

「エマはそっちで魔法なんでも良いからやっとけ、サボるなよ」

「はい」

ちぇっ!なんだいなんだい!私が悪いみたいじゃない!
良いもんね~こうなったら新しい魔法生み出してやるんだから!
と息巻いたものの簡単にできるわけもなく久しぶりに身影を使いながら全ての残りの授業を過ごした

勘違いしないでください!私、目立ちたくはないんです!

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