それって食べ物ですか？いいえ飲み物です。

12章

227 建築の時間

キラティア　視点

「まずは基礎工事よ！」

ドドドドドドドド…

ルナママは透明なハンマーを作り地面を押しつぶしていく。

「いーい？土を何度も何度も叩いて硬くするのよ！」

「あい！」

わかった！

僕はアホ毛ペシペシ叩いた。

「次に土台となる石を加工して置いて行きます。」

ルナママはアイテムボックスから平な岩を出して設置していった。

「次に柱を立てて！」ドスン！

大きてまっすぐな木を取り出し設置した。

「さぁ、ティーちゃんの出番よ！大木から切り出すのよ！」

「あーい！」

はーい！
僕はルナママの仕事を見て覚えた。

「この丸太を100本くらい切り出してね。」

「あい！」

わかった！

僕はルナママの木と同じ物をアホ毛を使い作っていった。シャーシャー！れ

本数はわからないがルナママが出した木は全て同じ大きさ同じ凹みを作った。

あとは纏めて持って行くだけだ。
僕は何度もルナママのもとに木を持って行った。

「じゃあティーちゃんは丸太の間にこの固定用のコの字釘を打ってね。」

「あーい！」

はーい！

どうやら次の作業のようだ。

固定釘という釘を打って行くようだ。

「精霊に刺す場所教えているからそこを刺してね。」

ふむ…

精霊さんがここ！ここ！と指を指している。
僕はルナママから渡された袋から釘を取り、出し手で押さえてアホ毛で叩いた。

トントントントン…

どう？

「上手よ！その調子で打って行って！」

「あーい！」

はーい！！

僕は精霊さんの指示通りに釘を打っていった。

「小屋完成！ティーちゃんお疲れ様！と言いたいけどまだ芋を収納しないとね。」

「ふぅ…あきゃ！？」

まだ、終わってないの！？

「ティーちゃんはお芋さんを中に運んでね。リリスお姉ちゃん達も連れてきてね！」

「…あーい！」シュン！