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6章
86 精霊活用法
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ルナール 視点
話を聞かず飛び出して行った後輩のことはほっといて、私はティーのアホ毛を取り出したルナールよ。
そして、私は精霊達を呼び出す為にティーのアホ毛を軽く魔法で炙った。
すると匂いに釣られ、千を超える精霊が次々と集まった。
私はすぐ精霊達に属性ごとに別れてもらい、土属性には容器の作製、水属性には容器に薬品の注入、他の属性にはドラゴン達に強制的に薬を飲ませるように頼んだ。
お礼としてティーのアホ毛10本で手を打ってもらった。
なお、今後アホ毛で問題が起きた場合はアホ毛を全回収の契約も結んでいる。
精霊の代表と契約も済み、報酬のアホ毛を渡すと精霊達は一斉に動き出した。
さて、私の仕事は終わり。もし、急変するドラゴンがいたら精霊達が私かアイゼスに連絡してくれるようにしてるから大丈夫。
リリス達を連れて帰りましょう。
鍋は次に来た時に回収すればいいわね。
私は精霊に鍋の中身が無くなったら洗浄して雨に晒されないように結界を張るよう指示した。
んー!終わった!
私は背伸びをした。
そして、リアに念話をした。
(リア?今いい?)
(ルナ?どうしたの今そっちに向かっているけど?)
(薬の配給は精霊達に任せたからすることがなくなったから、家に帰るわ。)
(観察とかしなくて大丈夫なの?)
(私が見る限り薬を飲んで寝てれば治ると思うよ。それにこれ以上の介入はしたくない。)
(そう…ルナが決めたのならあたしからは何も言わないよ。それでリリス達を連れに戻った方がいい?)
(ティーちゃんを寝かしたばかりでしょ?30分くらい私も休憩したら連れて帰るからリアはクリスとププちゃんをお願い。)
(了解!じゃあ先に転移陣で戻るわ。)
リアと念話を終え、私はリリス達の寝ている部屋に向かった。
部屋に行く途中に人形が置いてあった。
これはリアに渡した防衛人形だ。
認識していない魔力を感じると襲い出す人形である。(作成者 私)
リアが用心の為に置いたのだと思う。
もう子供達は連れて帰るので人形は回収しながら部屋に進んだ。
結局、20体設置されていた。多分これで全部だと思う。
しかし、人がいなくてよかったわ。
居たら間違いなく怪我人がいたでしょうね。
部屋には可愛い寝顔のリリスとティーがいた。
クリスが居ないのは残念だ。
家に帰っても寝ていたら並べて観賞してもいいわね。
私は時間を忘れて眺めていた。
(リア!ププを送って、クリスを回収したわよ。)
もうそんなに時間が経っていたの?
(ありがとう。こっちはまだ寝ているからそのまま連れて帰るわ。)
(家に帰っているわね。)
さて、早く帰らなきゃ!
私はアイテムボックスから抱っこ紐を取り出し抱き上げた。
ズシ!?
ん?
いつものティーよりずっしり重く感じた。
ふと、ティーの手の中に石がある事がわかった。
これは重力岩ね。
グラビティタートルという亀が住む場所に生えるという石で、あまりに硬く重く加工が出来ないのではと言われるほど扱いが難しい石だ。
近付くだけでも重力場が出来て潰れるとか言われいる。
使い方次第では魔導具に使える。
帰ったらリアに聞いてみよう。
私はティーをそのまま抱っこし、リリスをおんぶ、空蜘はその場で転移させた。
ティー達も転移させても良かったけど温もりを感じたいので却下!
母親とした我が子の成長を感じたいのよ。
さて、残りはウーダとブルーペガサスね。
私はウーダの方へ向かった。
話を聞かず飛び出して行った後輩のことはほっといて、私はティーのアホ毛を取り出したルナールよ。
そして、私は精霊達を呼び出す為にティーのアホ毛を軽く魔法で炙った。
すると匂いに釣られ、千を超える精霊が次々と集まった。
私はすぐ精霊達に属性ごとに別れてもらい、土属性には容器の作製、水属性には容器に薬品の注入、他の属性にはドラゴン達に強制的に薬を飲ませるように頼んだ。
お礼としてティーのアホ毛10本で手を打ってもらった。
なお、今後アホ毛で問題が起きた場合はアホ毛を全回収の契約も結んでいる。
精霊の代表と契約も済み、報酬のアホ毛を渡すと精霊達は一斉に動き出した。
さて、私の仕事は終わり。もし、急変するドラゴンがいたら精霊達が私かアイゼスに連絡してくれるようにしてるから大丈夫。
リリス達を連れて帰りましょう。
鍋は次に来た時に回収すればいいわね。
私は精霊に鍋の中身が無くなったら洗浄して雨に晒されないように結界を張るよう指示した。
んー!終わった!
私は背伸びをした。
そして、リアに念話をした。
(リア?今いい?)
(ルナ?どうしたの今そっちに向かっているけど?)
(薬の配給は精霊達に任せたからすることがなくなったから、家に帰るわ。)
(観察とかしなくて大丈夫なの?)
(私が見る限り薬を飲んで寝てれば治ると思うよ。それにこれ以上の介入はしたくない。)
(そう…ルナが決めたのならあたしからは何も言わないよ。それでリリス達を連れに戻った方がいい?)
(ティーちゃんを寝かしたばかりでしょ?30分くらい私も休憩したら連れて帰るからリアはクリスとププちゃんをお願い。)
(了解!じゃあ先に転移陣で戻るわ。)
リアと念話を終え、私はリリス達の寝ている部屋に向かった。
部屋に行く途中に人形が置いてあった。
これはリアに渡した防衛人形だ。
認識していない魔力を感じると襲い出す人形である。(作成者 私)
リアが用心の為に置いたのだと思う。
もう子供達は連れて帰るので人形は回収しながら部屋に進んだ。
結局、20体設置されていた。多分これで全部だと思う。
しかし、人がいなくてよかったわ。
居たら間違いなく怪我人がいたでしょうね。
部屋には可愛い寝顔のリリスとティーがいた。
クリスが居ないのは残念だ。
家に帰っても寝ていたら並べて観賞してもいいわね。
私は時間を忘れて眺めていた。
(リア!ププを送って、クリスを回収したわよ。)
もうそんなに時間が経っていたの?
(ありがとう。こっちはまだ寝ているからそのまま連れて帰るわ。)
(家に帰っているわね。)
さて、早く帰らなきゃ!
私はアイテムボックスから抱っこ紐を取り出し抱き上げた。
ズシ!?
ん?
いつものティーよりずっしり重く感じた。
ふと、ティーの手の中に石がある事がわかった。
これは重力岩ね。
グラビティタートルという亀が住む場所に生えるという石で、あまりに硬く重く加工が出来ないのではと言われるほど扱いが難しい石だ。
近付くだけでも重力場が出来て潰れるとか言われいる。
使い方次第では魔導具に使える。
帰ったらリアに聞いてみよう。
私はティーをそのまま抱っこし、リリスをおんぶ、空蜘はその場で転移させた。
ティー達も転移させても良かったけど温もりを感じたいので却下!
母親とした我が子の成長を感じたいのよ。
さて、残りはウーダとブルーペガサスね。
私はウーダの方へ向かった。
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