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4章
57 トップを目指せ1
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弁当の女神 ルナール 視点
朝から弁当作りに大忙しのルナールよ。
おかずは前日に仕込みを終えて、今はせかせかと調理しているわ。
「ルナ!子供達の着替えも終わり、朝ごはんを食べさせているわ。」
「リア、ありがとう。こっちももうすぐ終わるわ。」
最後のおかずを詰め終え弁当が完成した。
「気合い入っているね。」
「そりゃあ、ママが来るもの手を抜いたら修業と言って毎日来るわよ。」
「それは困るわね…」
母なら理由があれば来ると思う…そういう性格だもの…
コンコン!!
どうやら来たようだ。
応対をリアに任せ、私は慌てて残りの支度を終わられた。
私が玄関に向かうと母がティーとクリスを抱いてご満悦だった。
「ママ!いらっしゃい!早かったわね。」
「孫とイチャつく時間が欲しかったから早く来たのよ。」
全く、孫には甘いわね~。
私達はそんなやりとりをしながら会場のサラデナ魔導領に転移した。
転移先はもちろん…ラブリーさんのお店だ。
「あら?皆さんお揃いで来てくれて嬉しいわ!」
「大勢で押しかけてすいません。」
「いいのよ、別に気に…して…プラム様!?」
ぼふん!
母を見たラブリーさんはいつもの形態に戻った。
「…まさか、プラム様がお越しになるとは…」プルプル…
「通らせて貰ってごめんなさいね。今は神事ではないから気にしなくていいわ。」
偉い神が目の前に現れればああなるわね。
私は産まれてから上位神と関わりがあったから麻痺しているのね…
ティー達にもそういった教育が必要かしら?
…
今後考えましょ。
ラブリーさんは人混みが苦手な為、ハイハイレースの観戦は辞退した。
その代わり帰りに報告会という名の食事会をすることになっている。
昨日はお弁当のおかずだけではなく、食事会の料理も作っていたから大変だったわ。
あとは温めればいいだけだから楽だけどね。
さて、ラブリーさんにどんな報告が出来るか楽しみね。
私とリアは受付に行く為に母とリリスと別れた。
その際に母から2人を取り戻すのに時間がかかってしまった。
もっと早めに取り返しておけば良かった…
母との攻防で受付に並ぶ時間が遅くなり、
結局、朝早くから頑張ったのに562番と563番になってしまった。
予選開始までの待ち時間の間に面白いモノを見ることができた。
ラブリーさんのお店で委託した。
夢うさぎの毛皮パジャマを着た子供達がいたことだ。
リリスの作った物が流行っているのを見ると鼻が高いわ。
リアもプルプルと感情を抑えているけどよっぽど嬉しいのね。番だからわかるわよ。
先にティーの番が回ってきた。
リアが付き添いで、私はクリスの付き添いだ。
ティーは余裕でクリアし、クリスもマイペースながらクリアした。
最初にキョロキョロして私を見つけて駆け寄って来る姿は可愛いかった。
他に面白かったのは夢うさぎの毛皮パジャマを着た子供達がスタート前から寝てしまったことだ。
もこもこぬくぬくのパジャマだからね仕方がない。
ただ、リリスのところにクレームが行かないことを願うわ。
帰りにラブリーさんに伝えないと…
そう思っていると、リアがティーを連れてやって来た。
「次は保護者参加型の競技みたいだから、あたしと代わって。」
私はリアに抱かれているティーを見ると、アホ毛が継続的に動いていた。
…
経験上ティーはこの状態になると何かを犯す。
リアでもティーを止められるが私の方がいうことを聞くのでこの状態になったら私が担当することになっている。
「562番の方出番です。こちらにお越し下さい。」
スタッフの指示に従い進むと、ミニダンジョンが会場にあった。
入り口は何箇所もあり、好きに入り口を決めていいようだ。
私とティーは禍々しい赤の入り口を選んだ。
だって楽しそうだもん。
ティーも同意しているのか両手を上げてやる気満々だった。
流石我が娘!頑張るわよ!
「ティーちゃん!楽しむわよ!」
「あい!」
私達は今か今かと待ち続けだ。
『準備はよろしいですね?…スタート!』
その合図に各種一斉に走り出した。
私達が到着した部屋には大人用と書かれたボタンと小さい子供が通れるトンネルの先に子供用と書かれたボタンが見えた。
私はすぐさまティーをトンネルの前に置くとティーはスタタタと行くとボタンをペシペシ推し始めた。
私もティーのタイミングに合わせてボタンを押すと、ガシャン!と音がなり次の扉が開いた。
「ティーちゃんおいで!」
と、いつもの回収方法でティーを回収し次の部屋に到着。
グルルル!!
そこには幼体のヘルケルベロスが鎖に繋がり部屋の真ん中を陣取っていた。
じゅるり…
私の腕の中の小さな可愛い猛獣がヨダレを流し始めた。
するとヘルケルベロスの幼体は腹を仰向けにして服従のポーズを取り、ガシャンと扉が開いた。
「ぶー!!」
ティーはヤル気を無くしたようでヨダレを止め、次に進んで欲しいようだった。
戦意がないようなので私達は次に進んだ。
次の部屋は部屋中にたくさんの白いクマのぬいぐるみが配置されていた。
問題文にはパンダを探せとあった。
数が多なと考えつつ探そうした時…
ビュン!
ん?
抱いていた娘を見るとアホ毛を伸ばしていた。
そして、そのアホ毛の先にパンダのぬいぐるみの足に結ばれた紐に引っかかっていた。
なるほど、アホ毛でぬいぐるみを足払いして扉のスイッチを探したのか…
いや、ぬいぐるみを部屋の隅に一旦置いて選別するつもりだったかもしれない。
結果オーライなので良しとしよう。
パンダの紐を引っ張ると扉が開いた。
次は…
グォオオオオオ!!
種類は暗くてわからないがドラゴンが檻に入っていた。
そして、檻から少し離れたところに子供用の細い道がゴールまで続いていた。
【ゴールを目指せ!】
つまり、肝試しに耐えゴールすることが勝利条件のようだ。
私はティーを地面に降ろすと、
「あれは人のだから飲んじゃダメよ。」
と注意した。
ティーは少し考え、あい!と返事した。
これで問題ないでしょう。
「いい?ティーちゃん、あの赤い絨毯まで進んで欲しいの。わかる?」
ティーはコクコク頷いて狭い一本道を進んで行った。
カサカサカサカサ!
ティーはドラゴンに気にせずゴール!
『なんと!!最難関コースに当たってしまった不運な親子が圧倒的一位を勝ち取った!!』
どうやら今ので最後だったようだ。
私としては不燃焼だったが、ティーはヤル気が増えていた。
朝から弁当作りに大忙しのルナールよ。
おかずは前日に仕込みを終えて、今はせかせかと調理しているわ。
「ルナ!子供達の着替えも終わり、朝ごはんを食べさせているわ。」
「リア、ありがとう。こっちももうすぐ終わるわ。」
最後のおかずを詰め終え弁当が完成した。
「気合い入っているね。」
「そりゃあ、ママが来るもの手を抜いたら修業と言って毎日来るわよ。」
「それは困るわね…」
母なら理由があれば来ると思う…そういう性格だもの…
コンコン!!
どうやら来たようだ。
応対をリアに任せ、私は慌てて残りの支度を終わられた。
私が玄関に向かうと母がティーとクリスを抱いてご満悦だった。
「ママ!いらっしゃい!早かったわね。」
「孫とイチャつく時間が欲しかったから早く来たのよ。」
全く、孫には甘いわね~。
私達はそんなやりとりをしながら会場のサラデナ魔導領に転移した。
転移先はもちろん…ラブリーさんのお店だ。
「あら?皆さんお揃いで来てくれて嬉しいわ!」
「大勢で押しかけてすいません。」
「いいのよ、別に気に…して…プラム様!?」
ぼふん!
母を見たラブリーさんはいつもの形態に戻った。
「…まさか、プラム様がお越しになるとは…」プルプル…
「通らせて貰ってごめんなさいね。今は神事ではないから気にしなくていいわ。」
偉い神が目の前に現れればああなるわね。
私は産まれてから上位神と関わりがあったから麻痺しているのね…
ティー達にもそういった教育が必要かしら?
…
今後考えましょ。
ラブリーさんは人混みが苦手な為、ハイハイレースの観戦は辞退した。
その代わり帰りに報告会という名の食事会をすることになっている。
昨日はお弁当のおかずだけではなく、食事会の料理も作っていたから大変だったわ。
あとは温めればいいだけだから楽だけどね。
さて、ラブリーさんにどんな報告が出来るか楽しみね。
私とリアは受付に行く為に母とリリスと別れた。
その際に母から2人を取り戻すのに時間がかかってしまった。
もっと早めに取り返しておけば良かった…
母との攻防で受付に並ぶ時間が遅くなり、
結局、朝早くから頑張ったのに562番と563番になってしまった。
予選開始までの待ち時間の間に面白いモノを見ることができた。
ラブリーさんのお店で委託した。
夢うさぎの毛皮パジャマを着た子供達がいたことだ。
リリスの作った物が流行っているのを見ると鼻が高いわ。
リアもプルプルと感情を抑えているけどよっぽど嬉しいのね。番だからわかるわよ。
先にティーの番が回ってきた。
リアが付き添いで、私はクリスの付き添いだ。
ティーは余裕でクリアし、クリスもマイペースながらクリアした。
最初にキョロキョロして私を見つけて駆け寄って来る姿は可愛いかった。
他に面白かったのは夢うさぎの毛皮パジャマを着た子供達がスタート前から寝てしまったことだ。
もこもこぬくぬくのパジャマだからね仕方がない。
ただ、リリスのところにクレームが行かないことを願うわ。
帰りにラブリーさんに伝えないと…
そう思っていると、リアがティーを連れてやって来た。
「次は保護者参加型の競技みたいだから、あたしと代わって。」
私はリアに抱かれているティーを見ると、アホ毛が継続的に動いていた。
…
経験上ティーはこの状態になると何かを犯す。
リアでもティーを止められるが私の方がいうことを聞くのでこの状態になったら私が担当することになっている。
「562番の方出番です。こちらにお越し下さい。」
スタッフの指示に従い進むと、ミニダンジョンが会場にあった。
入り口は何箇所もあり、好きに入り口を決めていいようだ。
私とティーは禍々しい赤の入り口を選んだ。
だって楽しそうだもん。
ティーも同意しているのか両手を上げてやる気満々だった。
流石我が娘!頑張るわよ!
「ティーちゃん!楽しむわよ!」
「あい!」
私達は今か今かと待ち続けだ。
『準備はよろしいですね?…スタート!』
その合図に各種一斉に走り出した。
私達が到着した部屋には大人用と書かれたボタンと小さい子供が通れるトンネルの先に子供用と書かれたボタンが見えた。
私はすぐさまティーをトンネルの前に置くとティーはスタタタと行くとボタンをペシペシ推し始めた。
私もティーのタイミングに合わせてボタンを押すと、ガシャン!と音がなり次の扉が開いた。
「ティーちゃんおいで!」
と、いつもの回収方法でティーを回収し次の部屋に到着。
グルルル!!
そこには幼体のヘルケルベロスが鎖に繋がり部屋の真ん中を陣取っていた。
じゅるり…
私の腕の中の小さな可愛い猛獣がヨダレを流し始めた。
するとヘルケルベロスの幼体は腹を仰向けにして服従のポーズを取り、ガシャンと扉が開いた。
「ぶー!!」
ティーはヤル気を無くしたようでヨダレを止め、次に進んで欲しいようだった。
戦意がないようなので私達は次に進んだ。
次の部屋は部屋中にたくさんの白いクマのぬいぐるみが配置されていた。
問題文にはパンダを探せとあった。
数が多なと考えつつ探そうした時…
ビュン!
ん?
抱いていた娘を見るとアホ毛を伸ばしていた。
そして、そのアホ毛の先にパンダのぬいぐるみの足に結ばれた紐に引っかかっていた。
なるほど、アホ毛でぬいぐるみを足払いして扉のスイッチを探したのか…
いや、ぬいぐるみを部屋の隅に一旦置いて選別するつもりだったかもしれない。
結果オーライなので良しとしよう。
パンダの紐を引っ張ると扉が開いた。
次は…
グォオオオオオ!!
種類は暗くてわからないがドラゴンが檻に入っていた。
そして、檻から少し離れたところに子供用の細い道がゴールまで続いていた。
【ゴールを目指せ!】
つまり、肝試しに耐えゴールすることが勝利条件のようだ。
私はティーを地面に降ろすと、
「あれは人のだから飲んじゃダメよ。」
と注意した。
ティーは少し考え、あい!と返事した。
これで問題ないでしょう。
「いい?ティーちゃん、あの赤い絨毯まで進んで欲しいの。わかる?」
ティーはコクコク頷いて狭い一本道を進んで行った。
カサカサカサカサ!
ティーはドラゴンに気にせずゴール!
『なんと!!最難関コースに当たってしまった不運な親子が圧倒的一位を勝ち取った!!』
どうやら今ので最後だったようだ。
私としては不燃焼だったが、ティーはヤル気が増えていた。
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