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3章
37 各所の余波
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国政派閥代表 アキレンス 視点
私は法の神アキンレスだ。
私は敗北を味わっている。
それは邪神派閥と争うか協議しようとした結果…大半が邪神派閥に流れていった。
それは仕方ない、邪神派閥は実は最大派閥で一番敵にしたくない所だ。
しかも、そのトップ神は創造神様と同格、争えば世界が滅亡するかもしれない。
なので我々は招待状の権利を譲ることにした。
もし、4派閥の争いになっていればチャンスはあった。
だか、こうなってしまえば負け戦だ。
利益なんて出ない。
今後、私ができることは来年の出席枠の増加の交渉とキラティアちゃんと会えるイベントを開催することだろう。
そうと決まれば、私は筆を走らせた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
邪神派閥代表 ? 視点
ふむ…
姪っ子の子供の誕生日会の招待状が来てしまった。
どうしたものか…
一応、儂の所にも別口で来ているが行くつもりはない。
まぁ、プレゼントの一つは送るがな。
さてさて、誰に渡すか困る。
そういえば、アラネクスがキラティアと会ったと話しておったな。
彼女に譲るか…
儂は使い魔に手紙を渡した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自然派閥副代表 ノルマン 視点
私は冬の神ノルマンだ。
今、季節は夏で世界中で異常気象が起きている。
原因はそれを司る神たちだ。
ある所では日照りが続き、ある所では大雨、またある所では火山が噴火している。
流石にマズイということで自然派代表のプラム様が各所に揉め事を納めに行っている。
最高神の妻であらせられるプラム様には逆らわないでしょう。
そして、招待状は今、私の手にある。はぁ…
副代表という立場ではあるが理由は自滅である。
私以外に四季の神はいる。
本来ならキラティアちゃんの誕生日の6の月である。その為、夏の神に決まるはずだった。
だが、他の四季の神と喧嘩をしてしまい謹慎を受けてしまった。
たまたま冬の準備でいなかった私に回ってきたのである。
そして、それを不満に思った神たちが暴れ出したのだ。
暴れた神は創造神様に罰を受けるのでもう少しすれば大人しくなるはずだが、少なからず影響は残るだろう。
来年の対策を取らなければならない。
私は国政派閥に向けて資料作成に勤しんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
知識族派代表 アデル 視点
我は知恵の神アデルである。
代表というが先日、1人いた同胞の神が消滅した。
聞く話だと、勇者とかいう奴を救うために力を貸したらしい。馬鹿な奴だ!
その為、現在は我しか知識族派はいない。
再起をかけて、創造神の孫を取り入れようと計画していたが、場所が変えられ実行出来なくなった。
場所が分からなければ刺客を送れない。
仕方なく次の計画を考えることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
愚かな勇者 ユウヤ 視点
俺の名前はユウヤだ。
あれから2年、ずっとミイラのような生活を送っていたが部員が神を捕まえて連れて来た。
無理矢理脅し治して貰った。
だが、俺は多少は動けるようになり、話せるようになっただけだった。
神に文句を言おうとしたが消えやがった。
結局のところ今までと変わらず、病人暮らしのままだ。
そういえば、昔に世界樹に向かわせたあいつらどうしているかな?
俺はそんなことを考えながら、いつもと変わらずベッドに横になった。
私は法の神アキンレスだ。
私は敗北を味わっている。
それは邪神派閥と争うか協議しようとした結果…大半が邪神派閥に流れていった。
それは仕方ない、邪神派閥は実は最大派閥で一番敵にしたくない所だ。
しかも、そのトップ神は創造神様と同格、争えば世界が滅亡するかもしれない。
なので我々は招待状の権利を譲ることにした。
もし、4派閥の争いになっていればチャンスはあった。
だか、こうなってしまえば負け戦だ。
利益なんて出ない。
今後、私ができることは来年の出席枠の増加の交渉とキラティアちゃんと会えるイベントを開催することだろう。
そうと決まれば、私は筆を走らせた。
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邪神派閥代表 ? 視点
ふむ…
姪っ子の子供の誕生日会の招待状が来てしまった。
どうしたものか…
一応、儂の所にも別口で来ているが行くつもりはない。
まぁ、プレゼントの一つは送るがな。
さてさて、誰に渡すか困る。
そういえば、アラネクスがキラティアと会ったと話しておったな。
彼女に譲るか…
儂は使い魔に手紙を渡した。
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自然派閥副代表 ノルマン 視点
私は冬の神ノルマンだ。
今、季節は夏で世界中で異常気象が起きている。
原因はそれを司る神たちだ。
ある所では日照りが続き、ある所では大雨、またある所では火山が噴火している。
流石にマズイということで自然派代表のプラム様が各所に揉め事を納めに行っている。
最高神の妻であらせられるプラム様には逆らわないでしょう。
そして、招待状は今、私の手にある。はぁ…
副代表という立場ではあるが理由は自滅である。
私以外に四季の神はいる。
本来ならキラティアちゃんの誕生日の6の月である。その為、夏の神に決まるはずだった。
だが、他の四季の神と喧嘩をしてしまい謹慎を受けてしまった。
たまたま冬の準備でいなかった私に回ってきたのである。
そして、それを不満に思った神たちが暴れ出したのだ。
暴れた神は創造神様に罰を受けるのでもう少しすれば大人しくなるはずだが、少なからず影響は残るだろう。
来年の対策を取らなければならない。
私は国政派閥に向けて資料作成に勤しんだ。
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知識族派代表 アデル 視点
我は知恵の神アデルである。
代表というが先日、1人いた同胞の神が消滅した。
聞く話だと、勇者とかいう奴を救うために力を貸したらしい。馬鹿な奴だ!
その為、現在は我しか知識族派はいない。
再起をかけて、創造神の孫を取り入れようと計画していたが、場所が変えられ実行出来なくなった。
場所が分からなければ刺客を送れない。
仕方なく次の計画を考えることにした。
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愚かな勇者 ユウヤ 視点
俺の名前はユウヤだ。
あれから2年、ずっとミイラのような生活を送っていたが部員が神を捕まえて連れて来た。
無理矢理脅し治して貰った。
だが、俺は多少は動けるようになり、話せるようになっただけだった。
神に文句を言おうとしたが消えやがった。
結局のところ今までと変わらず、病人暮らしのままだ。
そういえば、昔に世界樹に向かわせたあいつらどうしているかな?
俺はそんなことを考えながら、いつもと変わらずベッドに横になった。
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