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第1章
15 小さな出会い2
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ルナール 視点
着いたわね。
私の目の前にお店が現れた。
このお店が裏通りだから外には人はいないわね。
「もういいわよ。」
私はリリスの顔の手を外した。
「あれ?ここどこ?さっきまで家にいたのに…」
「場所を移動したのよ。さあ、入るわよ。」
ガチャッ!
「いらっしゃいまっせ!」
「ラブリーさん、お久しぶりぶりです。」
青髭でムキムキのマッチョなのにフリフリの服を着たオネエがいた。
リリスは…うん、予想通り呆然してるね。
「あら、ルナールちゃんじゃないの。キラティアちゃんは?この子のではないわね。」
「はい、お願いがありまして…少し話せますか?」
「もー!厄介ごとね。いいわ!
聞いてあげる。着いてきなさい。」
私達は事情を察してくれたラブリーさんの後に着いて行き、奥の部屋に通された。
「それでお願いとは何かしら?」
「実は…」
私がリリスと出会ってからの経緯とクリクからの事情を話させた。
「な、なんて、不幸なのかしらー!」ぶぁ~!!
ラブリーさんが涙と鼻水を垂らしながら同情している。
すごい絵面だな!
ぶー!
ラブリーさんがフリフリのピンクのハンカチで鼻をかんでる。ギャー!?ハンカチー!!
「事情はわかったわ。でもね…それと弟子入りは話は別よ。貴女の商品を全て見せなさい。」キリッ!
「は、はい!?よろしくお願いしましゅ。」
あっ!噛んだ!
さっそく審査が始まるようだ。
「ラブリーさん、私はティーちゃんの服とクリスちゃんの服を選ぶからお店の方に戻りますね。」
「わかったわ、終わったら呼ぶわね。」
「え!?…」
リリスが涙目でこっちを見てるけど、試練だ!
頑張れ!
私は店の子供服コーナーに向かった。
ええと、これとこれがいいかしら?
クリスにはこれにしましょ。
あと、リリスの服ボロボロで汚いから何着か買おうっと。
だいぶ買ったわね。
私の目の前には服の山が出来た。
「ルナールちゃん、終わったわよー!」
あら?もうそんなに時間が経ったの?
服選びに時間がかかってしまったようだ。
「どうでした?」
「結果だけ言うとギリギリ合格よ。
技術は粗いけど、そこは教えるから問題はないわ。
ただ、まだ幼いから住み込みは難しいわね。」
「ええ、なので12歳までは私の家から通わせるつもりです。転移の魔道具置けば往き来できますよ。
それから成人するまでは学校から通わせます。」
「それならいいわ。可愛がってあげる。」
パチンッ!
「ひっ!?」
その姿でウインクはやめてあげて、震えてるわよ。
「ラブリーさん…そろそろ戻ってくれませんか?正直私もキツイです。」
「あら!?いけない、忘れてたわ。」パチンッ!?
今度は指を鳴らすとボフンと煙りがラブリーさんから出て、見た目16歳くらいのフリフリの服を着た少女がいた。
「え?どういうこと?」
リリスが混乱していた。
「えっとね、ラブリーさんは対人恐怖症でね。接客の時はあの姿になると積極的に話せるの。」
そう、ラブリーさんは人前に出れない女神で、人前に出る努力をしたらあのムキムキのおっさんになったのだ。
変身を始めたとき何人の神がアルテミアさんのところに運ばれたことやら。
「まぁ、子供や神の前では平気だから気にしなくていいわよ。」
「あの…私、こんなだけどよろしくね。」
性格変わりすぎだよね。今はモジモジして必死にリリスに話かけてるよ。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
「それでいつから来るのかしら…」
「1週間後くらいに連れて来るわ。環境整えるのでそれくらいは欲しいですね。」
「わかったわ…待ってるわ」
……まいっか!
「そうそうお会計お願いします。」
「…ずいぶんと…多いわね。」
「3人分ですからね。」
支払いを済ませ帰ろうと思ったけど、忘れるところだった。
「そうだ。転移の場所どこにしますか?」
「それならさっきの部屋でいいよ。作業場だし…」
「わかりました。すぐポイント作りますね。」
私は転移の魔道具を設置して戻って来た。
「じゃあ、一度リリスちゃんを家に連れて行って荷物をまとめて私の家に行きましょう。」
「はい!?」
「ラブリーさんありがとうございました。また来ますね。」
「ええ、今度はキラティアちゃんも…来て欲しい。」
「半年くらいしたら連れて来ます。」
「本当!?待ってるわ…」
ふぅ、終わった。
さて、転移でリリスの家に行こう。
「リリスちゃんは目を閉じるね。」
「はい。ラブリーさんありがとうございました。
よろしくお願いします。」
「ええ、よろしくね…」
私達はリリスの家に行き荷物をまとめアイテムボックスに入れ。
我が家に帰って来た。
「ただいま、ティー、リアー、どこー?」
返事がない!
散歩かな?
「リリスちゃんはお風呂の準備するからすぐに入ってね。」
「えっとその…」
「遠慮しなくていいよ。一緒に暮らすんだからね。
それと汚いからキレイになるまで洗うこと。いいね?」
さて、風呂だ。
私は浴槽に行くと魔法で水を作り熱してバシャン!?
はい終わり。
「しっかり身体洗うのよ。」
「はい!」
「着替えはここにあるからね。」
さっき買ったクリクの服一式を置いておく。
次はクリスの方だね。
まずは、布おむつの交換ね。
前に変えた時よりは出てるわね。
赤子用の整腸剤の薬をアルテミスさんからもらったのがあるからそれを飲ませよう。
熱はさっきよりは下がったかな?
解熱剤は要らないけど、冷却布の交換は必要ね。
アルコールのかぶれは大丈夫みたいね。
あとは栄養ね。
「ほら、母乳よ。飲んでね。」
私は母乳をあげた。
かなり飲むわね。
今日のティーちゃんのごはんはリアにやって貰おう。
満足したかな?
トントン!
ゲプッ!
さて、クリスをどこに寝かせるか。
ティーに病気が移ったら大変だから、クリスにはオムツ替えのゲージに寝てもらおう。
予備の布団を用意しておけばいいかな?
今はここで我慢してね。おねむのクリスにタオルをかけ寝かした。
しかし、リアは遅いわね。私が大変なのにどこに行ってるのかしら?帰ったらお仕置きね。
さて、リリスはどうかな?
風呂場に行くとリリスが裸でオロオロしていた。
あー、洗い方わからないのかな?
「どうしたの?」
「えっと、どうしたらいいかわからなくて…」
「泣かなくていいから、ちょっと待ってなさい。」
私は慌てて服を脱ぎ風呂場に入った。
一通りやり方を教えて2人で浴槽に浸かった。
しかし…リリスもかなりガリガリだ。
何か食べ物をあげればよかったなぁ。失敗した
あとで軽く何か食べさせよう。
「ルナールさん、ありがとう。」
お礼を言われた。まぁ、これでお礼を言えない子だったら怒るけどね。そこは大丈夫のようだ。
「まぁ、成り行きだから気にしなくていいわよ。」
「でも…」
私はリリスの口に指を置く。
「子供が気にしなくてもいいことよ。今は甘えなさい。」
「…はい。」
まぁ、納得してないだろうけどね。
それは大人の領分だから、従って欲しい。
私はリリスを抱きしめた。
「リリスちゃんは頑張った。でも本当に頑張るのはこの先、今は休憩して身体を元気にしなさい。」
私はリリスの背中をポンポンとたたく。
「うわぁーん!」
今までのことが溜まっていたのかリリスは泣き続けた。
私はそれを受け止めた…リリスがのぼせるまで!
やっちゃた!?てへ!
私はリリスをお風呂からあげ、服を着させソファに寝かした。
オレンの実のジュースでいいわね。
私は食料庫からジュースを取り出しリリアに飲ませた。
ついでにリンゴを切って置いといた。
リリスはオレンのジュースは初めてなのか驚きながら飲んだ。ふふ、面白いわね。
ガチャッ!!
「ただいま。」
やっと帰って来た。
「リリス、休んでなさい。」
私はリリスに声をかけると玄関に向かった。
玄関にはリアと汚れまくっているティーがいた。ピキピキ!!
「リア…これはどういうことかしら?」
「ルナ、実はね…」
リアの話を聞くと、ティーが鳥に攫われ、狼に噛まれ、ゴリラに育てられそうになった!?
なんでそんな状況になるのよ。
私はリアに小一時間説教した。
着いたわね。
私の目の前にお店が現れた。
このお店が裏通りだから外には人はいないわね。
「もういいわよ。」
私はリリスの顔の手を外した。
「あれ?ここどこ?さっきまで家にいたのに…」
「場所を移動したのよ。さあ、入るわよ。」
ガチャッ!
「いらっしゃいまっせ!」
「ラブリーさん、お久しぶりぶりです。」
青髭でムキムキのマッチョなのにフリフリの服を着たオネエがいた。
リリスは…うん、予想通り呆然してるね。
「あら、ルナールちゃんじゃないの。キラティアちゃんは?この子のではないわね。」
「はい、お願いがありまして…少し話せますか?」
「もー!厄介ごとね。いいわ!
聞いてあげる。着いてきなさい。」
私達は事情を察してくれたラブリーさんの後に着いて行き、奥の部屋に通された。
「それでお願いとは何かしら?」
「実は…」
私がリリスと出会ってからの経緯とクリクからの事情を話させた。
「な、なんて、不幸なのかしらー!」ぶぁ~!!
ラブリーさんが涙と鼻水を垂らしながら同情している。
すごい絵面だな!
ぶー!
ラブリーさんがフリフリのピンクのハンカチで鼻をかんでる。ギャー!?ハンカチー!!
「事情はわかったわ。でもね…それと弟子入りは話は別よ。貴女の商品を全て見せなさい。」キリッ!
「は、はい!?よろしくお願いしましゅ。」
あっ!噛んだ!
さっそく審査が始まるようだ。
「ラブリーさん、私はティーちゃんの服とクリスちゃんの服を選ぶからお店の方に戻りますね。」
「わかったわ、終わったら呼ぶわね。」
「え!?…」
リリスが涙目でこっちを見てるけど、試練だ!
頑張れ!
私は店の子供服コーナーに向かった。
ええと、これとこれがいいかしら?
クリスにはこれにしましょ。
あと、リリスの服ボロボロで汚いから何着か買おうっと。
だいぶ買ったわね。
私の目の前には服の山が出来た。
「ルナールちゃん、終わったわよー!」
あら?もうそんなに時間が経ったの?
服選びに時間がかかってしまったようだ。
「どうでした?」
「結果だけ言うとギリギリ合格よ。
技術は粗いけど、そこは教えるから問題はないわ。
ただ、まだ幼いから住み込みは難しいわね。」
「ええ、なので12歳までは私の家から通わせるつもりです。転移の魔道具置けば往き来できますよ。
それから成人するまでは学校から通わせます。」
「それならいいわ。可愛がってあげる。」
パチンッ!
「ひっ!?」
その姿でウインクはやめてあげて、震えてるわよ。
「ラブリーさん…そろそろ戻ってくれませんか?正直私もキツイです。」
「あら!?いけない、忘れてたわ。」パチンッ!?
今度は指を鳴らすとボフンと煙りがラブリーさんから出て、見た目16歳くらいのフリフリの服を着た少女がいた。
「え?どういうこと?」
リリスが混乱していた。
「えっとね、ラブリーさんは対人恐怖症でね。接客の時はあの姿になると積極的に話せるの。」
そう、ラブリーさんは人前に出れない女神で、人前に出る努力をしたらあのムキムキのおっさんになったのだ。
変身を始めたとき何人の神がアルテミアさんのところに運ばれたことやら。
「まぁ、子供や神の前では平気だから気にしなくていいわよ。」
「あの…私、こんなだけどよろしくね。」
性格変わりすぎだよね。今はモジモジして必死にリリスに話かけてるよ。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
「それでいつから来るのかしら…」
「1週間後くらいに連れて来るわ。環境整えるのでそれくらいは欲しいですね。」
「わかったわ…待ってるわ」
……まいっか!
「そうそうお会計お願いします。」
「…ずいぶんと…多いわね。」
「3人分ですからね。」
支払いを済ませ帰ろうと思ったけど、忘れるところだった。
「そうだ。転移の場所どこにしますか?」
「それならさっきの部屋でいいよ。作業場だし…」
「わかりました。すぐポイント作りますね。」
私は転移の魔道具を設置して戻って来た。
「じゃあ、一度リリスちゃんを家に連れて行って荷物をまとめて私の家に行きましょう。」
「はい!?」
「ラブリーさんありがとうございました。また来ますね。」
「ええ、今度はキラティアちゃんも…来て欲しい。」
「半年くらいしたら連れて来ます。」
「本当!?待ってるわ…」
ふぅ、終わった。
さて、転移でリリスの家に行こう。
「リリスちゃんは目を閉じるね。」
「はい。ラブリーさんありがとうございました。
よろしくお願いします。」
「ええ、よろしくね…」
私達はリリスの家に行き荷物をまとめアイテムボックスに入れ。
我が家に帰って来た。
「ただいま、ティー、リアー、どこー?」
返事がない!
散歩かな?
「リリスちゃんはお風呂の準備するからすぐに入ってね。」
「えっとその…」
「遠慮しなくていいよ。一緒に暮らすんだからね。
それと汚いからキレイになるまで洗うこと。いいね?」
さて、風呂だ。
私は浴槽に行くと魔法で水を作り熱してバシャン!?
はい終わり。
「しっかり身体洗うのよ。」
「はい!」
「着替えはここにあるからね。」
さっき買ったクリクの服一式を置いておく。
次はクリスの方だね。
まずは、布おむつの交換ね。
前に変えた時よりは出てるわね。
赤子用の整腸剤の薬をアルテミスさんからもらったのがあるからそれを飲ませよう。
熱はさっきよりは下がったかな?
解熱剤は要らないけど、冷却布の交換は必要ね。
アルコールのかぶれは大丈夫みたいね。
あとは栄養ね。
「ほら、母乳よ。飲んでね。」
私は母乳をあげた。
かなり飲むわね。
今日のティーちゃんのごはんはリアにやって貰おう。
満足したかな?
トントン!
ゲプッ!
さて、クリスをどこに寝かせるか。
ティーに病気が移ったら大変だから、クリスにはオムツ替えのゲージに寝てもらおう。
予備の布団を用意しておけばいいかな?
今はここで我慢してね。おねむのクリスにタオルをかけ寝かした。
しかし、リアは遅いわね。私が大変なのにどこに行ってるのかしら?帰ったらお仕置きね。
さて、リリスはどうかな?
風呂場に行くとリリスが裸でオロオロしていた。
あー、洗い方わからないのかな?
「どうしたの?」
「えっと、どうしたらいいかわからなくて…」
「泣かなくていいから、ちょっと待ってなさい。」
私は慌てて服を脱ぎ風呂場に入った。
一通りやり方を教えて2人で浴槽に浸かった。
しかし…リリスもかなりガリガリだ。
何か食べ物をあげればよかったなぁ。失敗した
あとで軽く何か食べさせよう。
「ルナールさん、ありがとう。」
お礼を言われた。まぁ、これでお礼を言えない子だったら怒るけどね。そこは大丈夫のようだ。
「まぁ、成り行きだから気にしなくていいわよ。」
「でも…」
私はリリスの口に指を置く。
「子供が気にしなくてもいいことよ。今は甘えなさい。」
「…はい。」
まぁ、納得してないだろうけどね。
それは大人の領分だから、従って欲しい。
私はリリスを抱きしめた。
「リリスちゃんは頑張った。でも本当に頑張るのはこの先、今は休憩して身体を元気にしなさい。」
私はリリスの背中をポンポンとたたく。
「うわぁーん!」
今までのことが溜まっていたのかリリスは泣き続けた。
私はそれを受け止めた…リリスがのぼせるまで!
やっちゃた!?てへ!
私はリリスをお風呂からあげ、服を着させソファに寝かした。
オレンの実のジュースでいいわね。
私は食料庫からジュースを取り出しリリアに飲ませた。
ついでにリンゴを切って置いといた。
リリスはオレンのジュースは初めてなのか驚きながら飲んだ。ふふ、面白いわね。
ガチャッ!!
「ただいま。」
やっと帰って来た。
「リリス、休んでなさい。」
私はリリスに声をかけると玄関に向かった。
玄関にはリアと汚れまくっているティーがいた。ピキピキ!!
「リア…これはどういうことかしら?」
「ルナ、実はね…」
リアの話を聞くと、ティーが鳥に攫われ、狼に噛まれ、ゴリラに育てられそうになった!?
なんでそんな状況になるのよ。
私はリアに小一時間説教した。
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