595 / 600
第三部「全能神座争奪戦」編
覚醒する青 ―アクア視点―
しおりを挟む
―アクア視点―
ラファエルの想いが私の心の浸透して、恐怖心が消えていくのが分かりました。
彼女がこれほどまでに私に尽くしてくれているのにっ、私がこのままでいいわけがありませんっ!!
力が入らなくとも、どれほど状況で絶望的でも・・・諦めていいはずがないっ!!
クロトさんならっ、どんな時でも諦めないっ!!
決して己を失わずっ、自分に何が出来るかを必死に考えてっ!!
・・・何事も無かったかのように涼しい顔で微笑みかけてくれるっ!!
彼に相応しくあろうとした私がっ、こんなことでどうするんですかっ!!
「その忠誠ごと貴様も屈服させてやるよっ!『神拳・蒼炎の拳撃』っ!!」
サヴァイブの拳がラファエルの結界に迫ります。
力を外側に出せない今の私にできること・・・何か、何かあるはずですっ!
外側が駄目、なら・・・内側はっ!?
私はラファエルとの繋がりを意識して、そこへ己の力を流し込みました。
ガガガガガガガッ!!
「なん、だとっ!? 俺様の攻撃がっ・・・!? 減衰させられたのかっ!?」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・アクア、様・・・?」
上手くいったようです、ね。
ラファエルの結界に水の膜を纏わせることができました。
この鎖にある効果の抜け道、すなわち、召喚獣パスを通して力を使うことは可能のようです。恐らく、そのようなものは想定されていなかったのでしょう。
なにせ、クロトさんが開発した技術なのですから。
また、助けられてしまいましたね・・・。
いえ、もうそのことはいいのです。
私は大事なことをはき違えていたようですから。
私の願いは、クロトさんとともに歩くこと。
そのために、必ずしも私自身が彼より強くならなければいけないわけではありません。強くなることも必要ですが、もっと大事なことがあります。
それは・・・クロトさんやその大事な人の力となること。
要は、直接戦闘だけでなく補助戦闘で助けることだって可能だということです。
<特殊条件5「絶望を越えし者」を確認>
<特殊条件3「揺るがない信念」を確認>
・
・
・
<レアスキル〈治癒魔法〉を獲得しました>
<レアスキル〈補助魔法〉を獲得しました>
<特殊条件10「失われない希望」を確認>
<魂源エネルギーを消費します>
<レアスキル〈治癒魔法〉が最高値になりました>
<レアスキル〈補助魔法〉が最高値になりました>
<レアスキル〈汎用魔法〉に〈治癒魔法〉と〈補助魔法〉が統合されます>
・
・
・
<ユニークスキル〖青魔法〗を獲得しました>
私の頭の中にはこのようなアナウンスが流れてきていました。
新たな力、ユニークスキル〖青魔法〗は、補助と回復などの、サポートに特化した魔法のようです。
私はラファエルと繋がっているパスを通して、彼女にこの力を使いました。
青魔法の<魔力付与>と、同じく青魔法の<防御付与>です。
「ごめんなさい、ラファエル。ようやく目が覚めました。鎖に繋がれた今の私ではこんな些細な補助しかできませんが、私も・・・あなたとともに戦います。」
「っ、御心のままにっ!」
ラファエルは、私の言葉に心底嬉しそうな笑みを浮かべてくれました。
「クソっ!この俺がっ・・・『蒼炎神』たるこの俺がっ!! こんなチンケな結界を破れないなどっ! あっていいはずがねぇっ!!」
サヴァイブという男のプライド故か、誰かを呼びに行って力を借りるという選択肢はなさそうです。これは私にとって・・・私たちにとって幸運でした。
ここからは・・・時間との勝負です。
この結界の作動はクロトさんに伝わっているとラファエルの心が言っています。
普段は瞳の力で心を読むことはしませんが、いまは緊急事態ですから。
二十四時間、絶対に耐えてみせます。
クロトさんに助けてもらえる、その時まで。
そして今度は、この危険だらけの世界で、私がクロトさんの助けに、なってみせますからっ!!
〇〇〇
時は経過し、二十四時間。
もうあと五分もしないうちに、ラファエルの結界は消え去ってしまいます。
そうなったら彼女は殺され、私はあの男の慰み者にされるでしょう。
でも、不思議と恐怖はありません。
今ならばサヴァイブの魔の手に堕ちることなどないと自信を持って言えますから。
私自身が慰み者にされる未来より、ラファエルが殺されてしまうことの方が余程恐ろしいくらいです。
彼女には不死属性がありますので、そう簡単には死にませんけれども。
「もう少しでコイツを破れるっ! ・・・あん?外が騒がしい。またサラディンとグライドがおっぱじめやがったかぁ? おいミュース!様子を見てこいっ!」
「かしこまりましたっ、サヴァイブ様ぁっ!」
そんなアクシデントもありましたが、サヴァイブは攻撃の手を緩めず―――
そして、その時は来ました。
「くっ・・・あっ、結界がっ・・・!!」
「はんっ、よく耐えた方だ。これでようやく・・・っ、何だその目はああっ!!」
結界が消えて、サヴァイブが勝ち誇りましたが、私に動揺はありません。
私の目から恐怖心の無さを感じ取ったのか、男は荒れていますね。
私は、どれほどの目に遭わされようとも、泥水をすすってでも生きてクロトさんに会うべく、その覚悟を決めて―――
ドゴオオオオオオオオッッ!!
「―――あああああああっ!?」
「っ、何がっ・・・・・・ミュースっ!?」
轟音とともに壁を破壊して飛び込んできたのは、先程サヴァイブの命令を受けて部屋を退出した女性。
私の目から見ても、格上の実力者であることが窺えたミュースでした。
己の側近がボロボロにやられていることに呆然とするサヴァイブ。
そして土煙の中から現れたのは――――
「―――アクア。遅くなって申し訳ないけど、助けにきたよ?
それで・・・アクアをこんな目に遭わせたのは・・・・・・何処の誰だ?」
「ぅ、あ・・・クロトさんっ!!」
――――私が生涯愛し続けようと心に決めている唯一人の男性、でした。
ラファエルの想いが私の心の浸透して、恐怖心が消えていくのが分かりました。
彼女がこれほどまでに私に尽くしてくれているのにっ、私がこのままでいいわけがありませんっ!!
力が入らなくとも、どれほど状況で絶望的でも・・・諦めていいはずがないっ!!
クロトさんならっ、どんな時でも諦めないっ!!
決して己を失わずっ、自分に何が出来るかを必死に考えてっ!!
・・・何事も無かったかのように涼しい顔で微笑みかけてくれるっ!!
彼に相応しくあろうとした私がっ、こんなことでどうするんですかっ!!
「その忠誠ごと貴様も屈服させてやるよっ!『神拳・蒼炎の拳撃』っ!!」
サヴァイブの拳がラファエルの結界に迫ります。
力を外側に出せない今の私にできること・・・何か、何かあるはずですっ!
外側が駄目、なら・・・内側はっ!?
私はラファエルとの繋がりを意識して、そこへ己の力を流し込みました。
ガガガガガガガッ!!
「なん、だとっ!? 俺様の攻撃がっ・・・!? 減衰させられたのかっ!?」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・アクア、様・・・?」
上手くいったようです、ね。
ラファエルの結界に水の膜を纏わせることができました。
この鎖にある効果の抜け道、すなわち、召喚獣パスを通して力を使うことは可能のようです。恐らく、そのようなものは想定されていなかったのでしょう。
なにせ、クロトさんが開発した技術なのですから。
また、助けられてしまいましたね・・・。
いえ、もうそのことはいいのです。
私は大事なことをはき違えていたようですから。
私の願いは、クロトさんとともに歩くこと。
そのために、必ずしも私自身が彼より強くならなければいけないわけではありません。強くなることも必要ですが、もっと大事なことがあります。
それは・・・クロトさんやその大事な人の力となること。
要は、直接戦闘だけでなく補助戦闘で助けることだって可能だということです。
<特殊条件5「絶望を越えし者」を確認>
<特殊条件3「揺るがない信念」を確認>
・
・
・
<レアスキル〈治癒魔法〉を獲得しました>
<レアスキル〈補助魔法〉を獲得しました>
<特殊条件10「失われない希望」を確認>
<魂源エネルギーを消費します>
<レアスキル〈治癒魔法〉が最高値になりました>
<レアスキル〈補助魔法〉が最高値になりました>
<レアスキル〈汎用魔法〉に〈治癒魔法〉と〈補助魔法〉が統合されます>
・
・
・
<ユニークスキル〖青魔法〗を獲得しました>
私の頭の中にはこのようなアナウンスが流れてきていました。
新たな力、ユニークスキル〖青魔法〗は、補助と回復などの、サポートに特化した魔法のようです。
私はラファエルと繋がっているパスを通して、彼女にこの力を使いました。
青魔法の<魔力付与>と、同じく青魔法の<防御付与>です。
「ごめんなさい、ラファエル。ようやく目が覚めました。鎖に繋がれた今の私ではこんな些細な補助しかできませんが、私も・・・あなたとともに戦います。」
「っ、御心のままにっ!」
ラファエルは、私の言葉に心底嬉しそうな笑みを浮かべてくれました。
「クソっ!この俺がっ・・・『蒼炎神』たるこの俺がっ!! こんなチンケな結界を破れないなどっ! あっていいはずがねぇっ!!」
サヴァイブという男のプライド故か、誰かを呼びに行って力を借りるという選択肢はなさそうです。これは私にとって・・・私たちにとって幸運でした。
ここからは・・・時間との勝負です。
この結界の作動はクロトさんに伝わっているとラファエルの心が言っています。
普段は瞳の力で心を読むことはしませんが、いまは緊急事態ですから。
二十四時間、絶対に耐えてみせます。
クロトさんに助けてもらえる、その時まで。
そして今度は、この危険だらけの世界で、私がクロトさんの助けに、なってみせますからっ!!
〇〇〇
時は経過し、二十四時間。
もうあと五分もしないうちに、ラファエルの結界は消え去ってしまいます。
そうなったら彼女は殺され、私はあの男の慰み者にされるでしょう。
でも、不思議と恐怖はありません。
今ならばサヴァイブの魔の手に堕ちることなどないと自信を持って言えますから。
私自身が慰み者にされる未来より、ラファエルが殺されてしまうことの方が余程恐ろしいくらいです。
彼女には不死属性がありますので、そう簡単には死にませんけれども。
「もう少しでコイツを破れるっ! ・・・あん?外が騒がしい。またサラディンとグライドがおっぱじめやがったかぁ? おいミュース!様子を見てこいっ!」
「かしこまりましたっ、サヴァイブ様ぁっ!」
そんなアクシデントもありましたが、サヴァイブは攻撃の手を緩めず―――
そして、その時は来ました。
「くっ・・・あっ、結界がっ・・・!!」
「はんっ、よく耐えた方だ。これでようやく・・・っ、何だその目はああっ!!」
結界が消えて、サヴァイブが勝ち誇りましたが、私に動揺はありません。
私の目から恐怖心の無さを感じ取ったのか、男は荒れていますね。
私は、どれほどの目に遭わされようとも、泥水をすすってでも生きてクロトさんに会うべく、その覚悟を決めて―――
ドゴオオオオオオオオッッ!!
「―――あああああああっ!?」
「っ、何がっ・・・・・・ミュースっ!?」
轟音とともに壁を破壊して飛び込んできたのは、先程サヴァイブの命令を受けて部屋を退出した女性。
私の目から見ても、格上の実力者であることが窺えたミュースでした。
己の側近がボロボロにやられていることに呆然とするサヴァイブ。
そして土煙の中から現れたのは――――
「―――アクア。遅くなって申し訳ないけど、助けにきたよ?
それで・・・アクアをこんな目に遭わせたのは・・・・・・何処の誰だ?」
「ぅ、あ・・・クロトさんっ!!」
――――私が生涯愛し続けようと心に決めている唯一人の男性、でした。
0
お気に入りに追加
6,336
あなたにおすすめの小説
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
社畜から卒業したんだから異世界を自由に謳歌します
湯崎noa
ファンタジー
ブラック企業に入社して10年が経つ〈宮島〉は、当たり前の様な連続徹夜に心身ともに疲労していた。
そんな時に中高の同級生と再開し、その同級生への相談を行ったところ会社を辞める決意をした。
しかし!! その日の帰り道に全身の力が抜け、線路に倒れ込んでしまった。
そのまま呆気なく宮島の命は尽きてしまう。
この死亡は神様の手違いによるものだった!?
神様からの全力の謝罪を受けて、特殊スキル〈コピー〉を授かり第二の人生を送る事になる。
せっかくブラック企業を卒業して、異世界転生するのだから全力で謳歌してやろうじゃないか!!
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバでも連載中
ふざけんな!と最後まで読まずに投げ捨てた小説の世界に転生してしまった〜旦那様、あなたは私の夫ではありません
詩海猫
ファンタジー
こちらはリハビリ兼ねた思いつき短編の予定&完結まで書いてから投稿予定でしたがコ⚪︎ナで書ききれませんでした。
苦手なのですが出来るだけ端折って(?)早々に決着というか完結の予定です。
ヒロ回だけだと煮詰まってしまう事もあるので、気軽に突っ込みつつ楽しんでいただけたら嬉しいですm(_ _)m
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
顔をあげると、目の前にラピスラズリの髪の色と瞳をした白人男性がいた。
周囲を見まわせばここは教会のようで、大勢の人間がこちらに注目している。
見たくなかったけど自分の手にはブーケがあるし、着ているものはウエディングドレスっぽい。
脳内??が多過ぎて固まって動かない私に美形が語りかける。
「マリーローズ?」
そう呼ばれた途端、一気に脳内に情報が拡散した。
目の前の男は王女の護衛騎士、基本既婚者でまとめられている護衛騎士に、なぜ彼が入っていたかと言うと以前王女が誘拐された時、救出したのが彼だったから。
だが、外国の王族との縁談の話が上がった時に独身のしかも若い騎士がついているのはまずいと言う話になり、王命で婚約者となったのが伯爵家のマリーローズである___思い出した。
日本で私は社畜だった。
暗黒な日々の中、私の唯一の楽しみだったのは、ロマンス小説。
あらかた読み尽くしたところで、友達から勧められたのがこの『ロゼの幸福』。
「ふざけんな___!!!」
と最後まで読むことなく投げ出した、私が前世の人生最後に読んだ小説の中に、私は転生してしまった。
婚約も結婚も計画的に。
cyaru
恋愛
長年の婚約者だったルカシュとの関係が学園に入学してからおかしくなった。
忙しい、時間がないと学園に入って5年間はゆっくりと時間を取ることも出来なくなっていた。
原因はスピカという一人の女学生。
少し早めに貰った誕生日のプレゼントの髪留めのお礼を言おうと思ったのだが…。
「あ、もういい。無理だわ」
ベルルカ伯爵家のエステル17歳は空から落ちてきた鳩の糞に気持ちが切り替わった。
ついでに運命も切り替わった‥‥はずなのだが…。
ルカシュは婚約破棄になると知るや「アレは言葉のあやだ」「心を入れ替える」「愛しているのはエステルだけだ」と言い出し、「会ってくれるまで通い続ける」と屋敷にやって来る。
「こんなに足繁く来られるのにこの5年はなんだったの?!」エステルはルカシュの行動に更にキレる。
もうルカシュには気持ちもなく、どちらかと居言えば気持ち悪いとすら思うようになったエステルは父親に新しい婚約者を選んでくれと急かすがなかなか話が進まない。
そんな中「うちの息子、どうでしょう?」と声がかかった。
ルカシュと早く離れたいエステルはその話に飛びついた。
しかし…学園を退学してまで婚約した男性は隣国でも問題視されている自己肯定感が地を這う引き籠り侯爵子息だった。
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★8月22日投稿開始、完結は8月25日です。初日2話、2日目以降2時間おき公開(10:10~)
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
進学できないので就職口として機械娘戦闘員になりましたが、適正は最高だそうです。
ジャン・幸田
SF
銀河系の星間国家連合の保護下に入った地球社会の時代。高校卒業を控えた青砥朱音は就職指導室に貼られていたポスターが目に入った。
それは、地球人の身体と機械服を融合させた戦闘員の募集だった。そんなの優秀な者しか選ばれないとの進路指導官の声を無視し応募したところ、トントン拍子に話が進み・・・
思い付きで人生を変えてしまった一人の少女の物語である!
専属奴隷として生きる
佐藤クッタ
恋愛
M性という病気は治らずにドンドンと深みへ堕ちる。
中学生の頃から年上の女性に憧れていた
好きになるのは
友達のお母さん
文具屋のお母さん
お菓子屋のお母さん
本屋のお母さん
どちらかというとやせ型よりも
グラマラスな女性に憧れを持った
昔は
文具屋にエロ本が置いてあって
雑誌棚に普通の雑誌と一緒にエロ本が置いてあった
ある文具屋のお母さんに憧れて
雑誌を見るふりをしながらお母さんの傍にいたかっただけですが
お母さんに「どれを買っても一緒よ」と言われて買ったエロ本が
SM本だった。
当時は男性がSで女性がMな感じが主流でした
グラビアも小説もそれを見ながら
想像するのはM女性を自分に置き換えての「夢想」
友達のお母さんに、お仕置きをされている自分
そんな毎日が続き私のMが開花したのだと思う
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。