遥かなる光の旅人

光の民と闇の民が同居する混沌の大地アスファーダには予言があった。
世界のバランスが崩れる時、光と闇を持つ少女が現れ、世界を救うだろうという救世主の誕生を示した『ティアリス・エル・クルトの予言』とよばれる秘密の予言が。
学び舎で学ぶエリスはまさしく光と闇を持つ少女だった。
エリスを巡って、様々な思惑が彼女を巻き込んでいく。
地方都市カイユが闇に沈み、従兄のリヴァまでもが消息を絶った。
世界のバランスが崩れようとしていた。
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