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わたしはだれ?
しおりを挟む「このままだと~誰が何を言っているかわからないし~収拾つかなくなりそうだから~なにか存在を明確にする固有の値を決めたらどうかな~」
「ふむ。確かに。我は誰? 状態というわけか。一理ある。おい。何かいい案はないのか?」
「そうだな。この星のこの国では都合のいいことに○と概念を組み合わせた文字がある。例えば、俺ならこうだ」
①「これ。俺な」
「なんだ。どういう概念なのだ?」
①「数字と言ってだな。まあまずはこれがないとこの星では始まらないといっても過言ではない概念だ」
「なんだと? じゃあ、我はこれにする」
⑧「これ。○が多い。上と下で○が2個。そして○。合計3つ」
①「なんだ? 一休さんか? 屁理屈か?」
「ん~中途半端なとこきたね~」
⑧「なんだと?!」
「じゃ、アタシはこれにするわ」
「なんで~?」
⑦「鋭さを感じるデショ」
①「全く感じねぇなぁ(冷笑)」
⑦「アンタ、その感じの悪さどうにかしなさいよ!」
「「喰える?」」
⑧「こいつらはどうするのだ」
①「いらないだろ。◎だから。すでに区別済みだ」
◎「「喰える??」」
「そしたら、僕は~……○のままでいいわけだよね~?」
⑧「いや。陛下を表現するのに○が必要になるかもしれんから、○は空けておくのがよかろう。陛下こそ真の○なのだから」
「え~…じゃあ~999999999がいい~」
①「無理。無茶を○にねじこむな。○に9でいいだろ。⑨」
「やだ~」
①「なんでだよ。わかりゃあいいんだよ。わかりゃあ」
「やだよ~だって中途半端だも~ん⑧⑦①と◎ だいたい僕たち○って言うか、球じゃない~? ココ、次元数低い世界だけど、辛うじて3次元はいけるみたいだから~僕たち2次元の○、円(えん)じゃなくて~三次元の○、球(きゅう)でしょ~」
①「オマエなぁ……」
⑦「アンタねぇ……」
⑧「なるほど、球か。つまりタマだな(キラリ)」
①⑦「「?!」」
⑦「なんか今⑧がきらめかなった?」
①「言うな。口にするな。余計なこと考えるな。具現化しちまうだろ。あいつの(キラリ)はろくなことがない」
「そうそう。タマだよ~玉(たま)~」
◎「「喰える???」」
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