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番外編
違う未来
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「……会う資格が……ない?……でも――」
「でもじゃないのよ!!」
僕の声をかき消すようにグレイアが怒る。
「きっとアルフは今頃、私達のいない所で新しい大切な人と……幸せに暮らしているでしょうから……」
シスタは目に涙を貯めながら俯いてそう言う。
「新しい大切な人……?何それ!?どういうこと!!ねぇ!シスタ!!!」
僕はシスタに殴りかかる勢いでそう捲したてる。
その僕の頬に激しい痛みが襲う。
殴られたのだ。
僕は驚きながら、僕を殴った幼なじみを、グレイアの方を見る。
「あんたいい加減気づきなさいよ」
グレイアが僕のことを睨みつけている。
「気づくって……何を?」
「アタシ達がアルフの足を奪って、それでも着いてきてくれたアルフを罵って見捨ててから、もう二年もたっているのよ?」
「違う!!!あれは僕じゃない!僕がそんなことをするわけがない!!グレイアだってそうでしょ!?」
あの日の光景がフラッシュバックする。
僕は後ずさりながら喚く。
「ミリス、現実を見なさい!」
シスタが珍しく声を荒らげる。
こんな怖い顔をしたシスタを僕は見たことがない。
僕はその場にしゃがみこみ、頭を抱える。
「違う、あれは僕じゃない、別人だ、僕があんなことするわけがないじゃん。何かの間違えだ、そう、そうに決まってる。ありえないありえないありえない――」
もうなんの音も聞こえない。
何も聞きたくない。
こんなの嘘だ。
でも僕の記憶が嘘じゃないよってずっと主張してくるんだ。
助けてよ。アルフ。
もう嫌だ……。
「もう嫌だあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
僕は赤ちゃんみたいに泣きじゃくる。
グレイアとシスタの表情は見えないけど、きっと呆れ返ってるんだろうな。
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
今日もいつも通り、俺は木の実をかじりながら本を読んでいる。
この本はたまたま森で迷った老婆を助けた際に、頂いたものだ。
頂いたのが二日前くらいなのでそろそろ読み終わってしまう。
そうしたらまた退屈な日々に逆戻りだ。
「これを機に外に出てみるのもありか……」
俺はそうつぶやくが誰も答えてくれる人はいない。
俺とて決して一人ぼっちが好きなわけではないのだ。ただ誰も信用できなくなってしまったので仕方なくここに一人でいる。
信用しないんじゃない。信用できなくなってしまったのだ。
この違いがわかるだろうか?
わかんないだろうなぁ~。
……そういえばこの木の実、確か、シスタが昔これの美味しい調理の仕方を教えてくれたっけか。
どうせやることもないしちょっと作ってみるか!
車椅子の生活にも慣れてきたもんだ。
もうこの車椅子は俺の体の一部みたいなものだ。
俺は慣れた手つきで木の実を料理していく。
「……できたー!」
完成だ。さらに盛り付けて口に頬張る。
「うまっ!この料理の味……グレイアが好きそうだな!」
そうそう、こういう味が濃いのがグレイアの好みだった。それで――
そこまで考えたところで俺の心のなかが急速に冷たくなっていく。
俺はまだアイツらに未練があるのかよ。キモっ。
俺は作った料理をゴミ箱に捨てて、ため息をつく。
目をつむると、幼なじみの四人で過ごした、幸せな時間が思い出される。
『僕、アルフと結婚したい!大人になったら絶対僕をアルフのお嫁さんにしてね!』
『そんな、俺なんかよりもっといい人がいくらでもいるよ。ミリスは俺なんかとはつり合わねぇって』
『そんなことないよ!えいっ!』
『ちょっ!いきなり抱きついて――顔近いぞ!理性が……』
『ふふふっ。理性なんて捨てちゃいなよ♪既成事実を作って僕がアルフのお嫁さんに――』
『ちょっとミリス!?アンタ何してんのよ!』
『やっぱり後をつけてきて正解でした!引き剥がしますよグレイア』
『そうね、シスタ』
『うわっ!ちょっと二人とも!?嫌だぁ!アルフ助けてー!離れたくないよぉー!』
『ちょっ!?首がもげる!!いだだだだ!』
俺は目を開けると自分の目から涙が出ていることに気づいた。
「そっか、俺……アイツらのことが……」
大大大大大好きなんだ。酷いことをされたけど、これ以上ないくらいに傷つけられたけど、それでもまだ俺はアイツらのことが――
「クソ……クソッ!!好きにさせるだけさせといて……最悪だよ、アイツら」
俺はガクリと車椅子にもたれ掛かる。
「頼むから……戻って来てくれよ……」
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
この話は一旦ここで完結ということにさせていただきますが、また気まぐれにこの続きの話を書き足していく予定です。
もし、少しでも面白いと思っていただけましたらお気に入り登録よろしくお願いします!
「でもじゃないのよ!!」
僕の声をかき消すようにグレイアが怒る。
「きっとアルフは今頃、私達のいない所で新しい大切な人と……幸せに暮らしているでしょうから……」
シスタは目に涙を貯めながら俯いてそう言う。
「新しい大切な人……?何それ!?どういうこと!!ねぇ!シスタ!!!」
僕はシスタに殴りかかる勢いでそう捲したてる。
その僕の頬に激しい痛みが襲う。
殴られたのだ。
僕は驚きながら、僕を殴った幼なじみを、グレイアの方を見る。
「あんたいい加減気づきなさいよ」
グレイアが僕のことを睨みつけている。
「気づくって……何を?」
「アタシ達がアルフの足を奪って、それでも着いてきてくれたアルフを罵って見捨ててから、もう二年もたっているのよ?」
「違う!!!あれは僕じゃない!僕がそんなことをするわけがない!!グレイアだってそうでしょ!?」
あの日の光景がフラッシュバックする。
僕は後ずさりながら喚く。
「ミリス、現実を見なさい!」
シスタが珍しく声を荒らげる。
こんな怖い顔をしたシスタを僕は見たことがない。
僕はその場にしゃがみこみ、頭を抱える。
「違う、あれは僕じゃない、別人だ、僕があんなことするわけがないじゃん。何かの間違えだ、そう、そうに決まってる。ありえないありえないありえない――」
もうなんの音も聞こえない。
何も聞きたくない。
こんなの嘘だ。
でも僕の記憶が嘘じゃないよってずっと主張してくるんだ。
助けてよ。アルフ。
もう嫌だ……。
「もう嫌だあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
僕は赤ちゃんみたいに泣きじゃくる。
グレイアとシスタの表情は見えないけど、きっと呆れ返ってるんだろうな。
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今日もいつも通り、俺は木の実をかじりながら本を読んでいる。
この本はたまたま森で迷った老婆を助けた際に、頂いたものだ。
頂いたのが二日前くらいなのでそろそろ読み終わってしまう。
そうしたらまた退屈な日々に逆戻りだ。
「これを機に外に出てみるのもありか……」
俺はそうつぶやくが誰も答えてくれる人はいない。
俺とて決して一人ぼっちが好きなわけではないのだ。ただ誰も信用できなくなってしまったので仕方なくここに一人でいる。
信用しないんじゃない。信用できなくなってしまったのだ。
この違いがわかるだろうか?
わかんないだろうなぁ~。
……そういえばこの木の実、確か、シスタが昔これの美味しい調理の仕方を教えてくれたっけか。
どうせやることもないしちょっと作ってみるか!
車椅子の生活にも慣れてきたもんだ。
もうこの車椅子は俺の体の一部みたいなものだ。
俺は慣れた手つきで木の実を料理していく。
「……できたー!」
完成だ。さらに盛り付けて口に頬張る。
「うまっ!この料理の味……グレイアが好きそうだな!」
そうそう、こういう味が濃いのがグレイアの好みだった。それで――
そこまで考えたところで俺の心のなかが急速に冷たくなっていく。
俺はまだアイツらに未練があるのかよ。キモっ。
俺は作った料理をゴミ箱に捨てて、ため息をつく。
目をつむると、幼なじみの四人で過ごした、幸せな時間が思い出される。
『僕、アルフと結婚したい!大人になったら絶対僕をアルフのお嫁さんにしてね!』
『そんな、俺なんかよりもっといい人がいくらでもいるよ。ミリスは俺なんかとはつり合わねぇって』
『そんなことないよ!えいっ!』
『ちょっ!いきなり抱きついて――顔近いぞ!理性が……』
『ふふふっ。理性なんて捨てちゃいなよ♪既成事実を作って僕がアルフのお嫁さんに――』
『ちょっとミリス!?アンタ何してんのよ!』
『やっぱり後をつけてきて正解でした!引き剥がしますよグレイア』
『そうね、シスタ』
『うわっ!ちょっと二人とも!?嫌だぁ!アルフ助けてー!離れたくないよぉー!』
『ちょっ!?首がもげる!!いだだだだ!』
俺は目を開けると自分の目から涙が出ていることに気づいた。
「そっか、俺……アイツらのことが……」
大大大大大好きなんだ。酷いことをされたけど、これ以上ないくらいに傷つけられたけど、それでもまだ俺はアイツらのことが――
「クソ……クソッ!!好きにさせるだけさせといて……最悪だよ、アイツら」
俺はガクリと車椅子にもたれ掛かる。
「頼むから……戻って来てくれよ……」
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
この話は一旦ここで完結ということにさせていただきますが、また気まぐれにこの続きの話を書き足していく予定です。
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