上 下
30 / 39
第13章 立て続けの12月

日高君の告白

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

My Angel -マイ・エンジェル-

甲斐てつろう
青春
逃げて、向き合って、そして始まる。 いくら頑張っても認めてもらえず全てを投げ出して現実逃避の旅に出る事を選んだ丈二。 道中で同じく現実に嫌気がさした麗奈と共に行く事になるが彼女は親に無断で家出をした未成年だった。 世間では誘拐事件と言われてしまい現実逃避の旅は過酷となって行く。 旅の果てに彼らの導く答えとは。

心の中に白くて四角い部屋がありまして。

篠原愛紀
青春
その日、私は自分の白い心の部屋に鍵をかけた。 その日、私は自分の白い心の部屋に鍵をかけた。  もう二度と、誰にも侵入させないように。  大きな音を立てて、鍵をかけた。 何色にも染めないように、二度と誰にも見せないように。 一メートルと七十センチと少し。 これ以上近づくと、他人に自分の心が読まれてしまう香澄。  病気と偽りフリースクールに通うも、高校受験でどこに行けばいいか悩んでいた。 そんなある日、いつもフリースクールをさぼるときに観に行っていたプラネタリウムで、高校生の真中に出会う。彼に心が読まれてしまう秘密を知られてしまうが、そんな香澄を描きたいと近づいてきた。  一メートル七十センチと少し。 その身長の真中は、運命だねと香澄の心に入ってきた。 けれど絵が完成する前に真中は香澄の目の前で交通事故で亡くなってしまう。 香澄を描いた絵は、どこにあるのかもわからないまま。 兄の死は香澄のせいだと、真中の妹に責められ、 真中の親友を探すうちに、大切なものが見えていく。 青春の中で渦巻く、甘酸っぱく切なく、叫びたいほどの衝動と心の痛み。 もう二度と誰にも自分の心は見せない。 真っ白で綺麗だと真中に褒められた白い心に、香澄は鍵をかけた。

野球×幼なじみ×マネージメント=?

春音優月
青春
「目立つことも、大声を出すことも苦手。 地味に無難に生きていきたい」そう思っていたはずなのに、なぜか野球部のマネージャーになってしまって......。 内向的なヒロインが幼なじみと一緒の野球部に入部して、青春したり恋したりするお話です。 2020.08.17〜2020.08.18 幼なじみ×野球×初恋青春もの。

【番外編集】てんどん 天辺でもどん底でもない中学生日記

あおみなみ
青春
本編『てんどん 天辺でもどん底でもない中学生日記』にまつわる、主人公以外の一人称語りや後日談をまとめた短編集です。 てんどん 天辺でもどん底でもない中学生日記 https://www.alphapolis.co.jp/novel/566248773/806879857

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

信仰の国のアリス

初田ハツ
青春
記憶を失った女の子と、失われた記憶の期間に友達になったと名乗る女の子。 これは女の子たちの冒険の話であり、愛の話であり、とある町の話。

季節の巡る彼女と少年の物語

山神賢太郎
青春
 ある日突然出会った。日本人とドイツ人のハーフの女性エーデル・フランクと小学四年生の男の子穂高護との季節を巡る物語。  2人は出会ってから一緒に過ごしていくうちに仲良くなっていく。  そんな二人の日常を描いた小説

【R18】えむ

あおみなみ
青春
1980年代後半。 映画好きの大学生・加瀬弘人(ヒロト)は、映画雑誌の文通コーナーに応募したところ採用され、ぼちぼちと申し込みの手紙が届くようになるが、どれもピンと来ない。 そんな中、文章の末尾に「M」とだけ書かれた差出人不明のハガキがしばしば届くようになる。簡潔だが妙に印象に残る内容が気になっていたが、住所も名前も分からず、返事を書くこともできずにいた。 10通目に差出人から「会いたい」ことをにおわせる内容のはがきが届く。 「M」視点で書いたものも後ほど公開予定です。

処理中です...