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4章洞窟生活 後編
83,ただいま洞窟
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森を走り邪魔する魔物を切り捨て……月が昇り、最初に開け埋めた場所にたどり着いた。携帯で時間を見る21時…みんなお風呂か部屋に戻ってる時間だな。ツルハシで穴を開けて小さな声で「ただいま~」石で穴を塞いでから食堂を覗く誰も居ないが後ろから「おかえりなさいませ……アクセル様」ビックリして振り返ると背後に『アイ』が立っていた。
僕も気配を読めるようになったのに全然気が付かなかった。武器は全部インベントリに入れといて良かった……。ビビり過ぎて腰のナイフを握る構えをしてしまった。その後、警戒を解いて防具も全部外しインベントリに収納しアイに浄化を全身に掛けてもらい部屋へ向かう最中にアイから「アウラが寂しがって泣いていますよ」分かってるよ。起きてたらちゃんと謝るよ。
ソッと扉を開くと鼻を啜り泣く声が聞こえる……。ずっと泣いてたのだろう、眠りに落ちても……。布団に入ろうとすると枕に僕のパジャマが着せてある。ゆっくり優しく抱き付いてる手を外すと「ヤダ!だめ!」と言って枕しがみ付こうとする。外して体を半分入れてまた外して残りを入れると僕にしがみ付いてくる。いつものようにゆっくり頭を撫でてあげながら……アウラを抱き寄せる。
「アクセル帰って来て……寂しいよ。捨てないで……1人にしないで……うぅぅぅ」寝言を聞いてしまった。
「アウラ……僕が君を捨てるはず無いだろう?帰って来たよ1人にちゃってごめんな?ただいま僕のお姫様」
アウラの頭を支える為に。右の二の腕をアウラの脇の下に潜り込ませて頭をソフトに押さえ…左手をアウラの腰に回して引き寄せる。右足にアウラを乗せ左足でアウラの下半身を押さえ足は絡める。ゆっくりとアウラの唇と僕の唇を重ねアウラの口の中に僕の舌を入れる。吸って来る僕はアウラの舌を自分の口に誘い込んで僕がアウラを……アウラが僕のを吸う吸引キスになった。
久し振りのキスで僕のがグイグイ大きくなる。でもアウラは起きてないし眠い、それにアウラの手が近くにあり無意識で掴んでくれる。柔らかくて小さい手が僕のを優しく包み動かす。力が入って無いから擦る程度だけど嬉しいからそのままにしてアウラの味を楽しみつつ眠った。
朝のいつもの時間、今日は僕の方が早かった。隣の姫は安心した顔で眠ってるから頬っぺを指でつっついてイタズラしてみると、フグ見たいに膨れる。3日間短い様で長い……。空気が口から抜けると同時位でアウラの目が覚めた。目の前に居るのに、目を擦りながら起き上がり周りを見渡す「アウラ こっちだよ ただいま」ぼやけてる目を大きく開いていく。
僕に気が付くとその瞳が潤み頬を伝い涙が溢れ出る……。僕に抱き付いて大きな声で僕に突進して来た。僕は無意識でアバターを起動した。
「捨てられたかと思った!アウラの事飽きちゃった?もう帰ってこないと思った!なんで何にも言わずに行っちゃうの!」
アウラは抱き付いて頭をグリグリ僕の腹に擦り付け……ポカポカ殴ってくる。物理的は痛くないけど心に響くダメージが通る。寂しい思いをさせてしまった。
「どっか行くなら言って勝手に行っちゃったら分かんないよ!」
「ごめんなさい」頭を撫でる。
「捨てられたって思ったんだよ!バカ!」
「ごめんなさい」撫で続ける。
「本当はアウラの事いらないって思ってるでしょ!」
「そんなこと無い!大事だ!これでも早く帰ってきたんだよ。ダンジョンのボスも倒して」僕はアウラに抱き付いて背中を撫でた。
しばらくアウラに謝り続け落ち着いて来たから抱き上げて食堂に行こうと提案した。お腹が空いてるのか、安心したからなのか……可愛らしい音が聞こえ僕のお腹も鳴った。
9時20分食堂を覗くとみんなアウラを待ってたらしくまだご飯を食べてなかった。
「ただいま~」
苦笑いしながら言うと友人達は、
「ほらな!いつの間にか帰ってきてた」
サクヤは、
「出掛けるならちゃんと言ってからにしなさい」
と怒りソフィア達は、
「心配したんだよ!遊び場で無茶言って出ていちゃったと思った!」とアウラと似た事を言ってきた。そんな事しないのにね?ここは天国なのだから!
「とりあえずご飯の後に僕がダンジョンに挑んだのとお土産とかを話そう皆も気になってるようだし」
そう言って膝に乗せたアウラと朝御飯~ダンジョンでは寂しかったわ~。
もうソロダンジョンはやらんぞ……たぶんね?
僕も気配を読めるようになったのに全然気が付かなかった。武器は全部インベントリに入れといて良かった……。ビビり過ぎて腰のナイフを握る構えをしてしまった。その後、警戒を解いて防具も全部外しインベントリに収納しアイに浄化を全身に掛けてもらい部屋へ向かう最中にアイから「アウラが寂しがって泣いていますよ」分かってるよ。起きてたらちゃんと謝るよ。
ソッと扉を開くと鼻を啜り泣く声が聞こえる……。ずっと泣いてたのだろう、眠りに落ちても……。布団に入ろうとすると枕に僕のパジャマが着せてある。ゆっくり優しく抱き付いてる手を外すと「ヤダ!だめ!」と言って枕しがみ付こうとする。外して体を半分入れてまた外して残りを入れると僕にしがみ付いてくる。いつものようにゆっくり頭を撫でてあげながら……アウラを抱き寄せる。
「アクセル帰って来て……寂しいよ。捨てないで……1人にしないで……うぅぅぅ」寝言を聞いてしまった。
「アウラ……僕が君を捨てるはず無いだろう?帰って来たよ1人にちゃってごめんな?ただいま僕のお姫様」
アウラの頭を支える為に。右の二の腕をアウラの脇の下に潜り込ませて頭をソフトに押さえ…左手をアウラの腰に回して引き寄せる。右足にアウラを乗せ左足でアウラの下半身を押さえ足は絡める。ゆっくりとアウラの唇と僕の唇を重ねアウラの口の中に僕の舌を入れる。吸って来る僕はアウラの舌を自分の口に誘い込んで僕がアウラを……アウラが僕のを吸う吸引キスになった。
久し振りのキスで僕のがグイグイ大きくなる。でもアウラは起きてないし眠い、それにアウラの手が近くにあり無意識で掴んでくれる。柔らかくて小さい手が僕のを優しく包み動かす。力が入って無いから擦る程度だけど嬉しいからそのままにしてアウラの味を楽しみつつ眠った。
朝のいつもの時間、今日は僕の方が早かった。隣の姫は安心した顔で眠ってるから頬っぺを指でつっついてイタズラしてみると、フグ見たいに膨れる。3日間短い様で長い……。空気が口から抜けると同時位でアウラの目が覚めた。目の前に居るのに、目を擦りながら起き上がり周りを見渡す「アウラ こっちだよ ただいま」ぼやけてる目を大きく開いていく。
僕に気が付くとその瞳が潤み頬を伝い涙が溢れ出る……。僕に抱き付いて大きな声で僕に突進して来た。僕は無意識でアバターを起動した。
「捨てられたかと思った!アウラの事飽きちゃった?もう帰ってこないと思った!なんで何にも言わずに行っちゃうの!」
アウラは抱き付いて頭をグリグリ僕の腹に擦り付け……ポカポカ殴ってくる。物理的は痛くないけど心に響くダメージが通る。寂しい思いをさせてしまった。
「どっか行くなら言って勝手に行っちゃったら分かんないよ!」
「ごめんなさい」頭を撫でる。
「捨てられたって思ったんだよ!バカ!」
「ごめんなさい」撫で続ける。
「本当はアウラの事いらないって思ってるでしょ!」
「そんなこと無い!大事だ!これでも早く帰ってきたんだよ。ダンジョンのボスも倒して」僕はアウラに抱き付いて背中を撫でた。
しばらくアウラに謝り続け落ち着いて来たから抱き上げて食堂に行こうと提案した。お腹が空いてるのか、安心したからなのか……可愛らしい音が聞こえ僕のお腹も鳴った。
9時20分食堂を覗くとみんなアウラを待ってたらしくまだご飯を食べてなかった。
「ただいま~」
苦笑いしながら言うと友人達は、
「ほらな!いつの間にか帰ってきてた」
サクヤは、
「出掛けるならちゃんと言ってからにしなさい」
と怒りソフィア達は、
「心配したんだよ!遊び場で無茶言って出ていちゃったと思った!」とアウラと似た事を言ってきた。そんな事しないのにね?ここは天国なのだから!
「とりあえずご飯の後に僕がダンジョンに挑んだのとお土産とかを話そう皆も気になってるようだし」
そう言って膝に乗せたアウラと朝御飯~ダンジョンでは寂しかったわ~。
もうソロダンジョンはやらんぞ……たぶんね?
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