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【第二部】第1章 中学生と新学期
Part5 知り合い...?
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広樹「そういえば、さっき変な人を見たんだよ」
大希「変な人?おばけ?」
広樹「いや…まあ、おんなじようなもん…?」
大希「ええっ…うちの学校幽霊出るの…?」
広樹「去年、施設に飛ばされた時のこと、覚えてるだろ?」
大希「うん、覚えてるけど」
広樹「そこに、蓮先輩って人がいたの、覚えてるか?」
大希「蓮...先輩、、」
大希はしばらく考え込んでからハッとしたように
大希「あ~!いたいた~!たまに研究で一緒になってて、優しかった人でしょ?でもなんで蓮先輩の話?」
広樹「それがだな、なんとバスケ部にいたんだよ…蓮先輩が」
大希「えええええっ!?」
広樹「俺もびっくりしてさぁ…最初見かけた時、見覚えあるなーって思ってたんだけど、更衣室でなんか話しかけられて思い出したんだよ。」
大希「やっぱり世界って狭いのかなぁ…駿太くんも日向くんもすぐ近くにいたし、、」
広樹「ただあいつらが拉致の方法を間違えてるだけだろ…」
大希「で、その蓮先輩とは何を話したの?」
広樹「いや、特にこれといったことは…、、でもなんか最後に記憶消去処理とかいってたような…」
大希「記憶消去処理…もしかして、研究所にいた頃の記憶を消す…ってこと?」
広樹「普通はそれが行われるはずだけど、行われてない…ってことか。でもさ、俺たちもこっちに帰ってきた数時間だけ、なんか忘れてたよな…?」
大希「多分研究所には記憶を改変できる装置があって、それが僕たちに使われて…っていう話じゃないかな?」
広樹「おお…大希あったまいい~」
大希「えっへん」
大希が偉そうなドヤ顔を見せると、広樹はぷっと吹き出した。
広樹「まあとりあえず、明日会ったときはもう一回聞いてみる。もしかしたらなんか研究所のことが知れるかもしれないしな。」
大希「そうだねっ。よろしくお願いします。」
ーーー
ところ変わって、ここは国内某所にある研究所。
今日も慌ただしく準備に追われる従業員の姿がちらほら見える。
研究員X「えーと、この子が、この子と幼馴染で...、、この子が…」
研究員Xがパソコンで名簿を確認していると、急に白衣のポケットに入った携帯が鳴り始めた。
研究員X「うおっと…びっくりした、、って、蓮くん…?」
着信の画面を見て少し驚きつつ、電話に出る。
研究員X「もしもし~?」
蓮「ちょっとXさんっ!!」
研究員X「ふえっ、どうしたの?」
蓮「今日…学校で、、誰を見かけたと思います…?」
研究員X「学校…?見かけたっていうか、多分僕は知らないはずなんだけど…」
蓮「広樹くん、って、覚えてますよね?」
研究員X「うん、去年の夏の。覚えてる…けど?」
蓮「広樹くん、なぜか同じ学校みたいで、しかもなぜかバスケ部に入ってきてて...」
研究員X「うんうん、それで?」
蓮「しかも…研究所のこと、まだ覚えてるみたいなんですけど!?」
研究員X「あれっ、知らなかった?去年の夏休み組の四人は、記憶消去なしで解放になったんだけど、、」
蓮「…えっ?」
研究員X「さては蓮くん、読んでおいてっていった資料読んでないな~~!」
蓮「ええ…な、なんでそうなってるんすか…」
研究員X「君がバスケの試合で留守にしてた2週間、色々あってね、なんか、記憶消去しないことが会議で決まって、そんで今年からは、交友関係のある子を限定して拉致する方法が定められてるの。」
蓮「資料読んでなかったっていうのは、、すみませんでした…けど、なんで僕のところに来るんですか???」
研究員X「まあまあ…僕も広樹くんと大希くんの校区を確認してなかったのが悪いんだけど、今は二人とも蓮くんの後輩っていう感じだね。」
蓮「えぇ…」
研究員X「まあなんていうか…仲良くしてあげて?」
蓮「今度研究所行くときにちゃんと説明してもらいますからね」
研究員X「調査書読めばいいじゃん」
蓮「めんどくさいんで!また連絡します!」
一方的に電話は切れてしまった。
研究員X「ありゃりゃ…広樹くんと大希くんが蓮くんの後輩…ねぇ、、」
一瞬嫌な予感が頭をよぎってしまった研究員Xだが、すぐに名簿確認の作業へと移った。
続く
=天の声=
蓮くん、結構ドジっ子。
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年も、のりたまご飯をよろしくお願いします。
お年玉欲しいのでPixivのリクエストください。なんでも書きます。
冗談はさておき(Pixivでリクエスト随時募集してますっ!)
新年の抱負とかは作者の近況ボードを見てもらえれば助かります。
こっちは短く済ましておきましょう。
ちょっとえっちな展開が少ないな~、読むのやめようかな~、
そう思ったあなたっ!次回は絶対入れるので、待っててください。
いいですね?
ではでは
大希「変な人?おばけ?」
広樹「いや…まあ、おんなじようなもん…?」
大希「ええっ…うちの学校幽霊出るの…?」
広樹「去年、施設に飛ばされた時のこと、覚えてるだろ?」
大希「うん、覚えてるけど」
広樹「そこに、蓮先輩って人がいたの、覚えてるか?」
大希「蓮...先輩、、」
大希はしばらく考え込んでからハッとしたように
大希「あ~!いたいた~!たまに研究で一緒になってて、優しかった人でしょ?でもなんで蓮先輩の話?」
広樹「それがだな、なんとバスケ部にいたんだよ…蓮先輩が」
大希「えええええっ!?」
広樹「俺もびっくりしてさぁ…最初見かけた時、見覚えあるなーって思ってたんだけど、更衣室でなんか話しかけられて思い出したんだよ。」
大希「やっぱり世界って狭いのかなぁ…駿太くんも日向くんもすぐ近くにいたし、、」
広樹「ただあいつらが拉致の方法を間違えてるだけだろ…」
大希「で、その蓮先輩とは何を話したの?」
広樹「いや、特にこれといったことは…、、でもなんか最後に記憶消去処理とかいってたような…」
大希「記憶消去処理…もしかして、研究所にいた頃の記憶を消す…ってこと?」
広樹「普通はそれが行われるはずだけど、行われてない…ってことか。でもさ、俺たちもこっちに帰ってきた数時間だけ、なんか忘れてたよな…?」
大希「多分研究所には記憶を改変できる装置があって、それが僕たちに使われて…っていう話じゃないかな?」
広樹「おお…大希あったまいい~」
大希「えっへん」
大希が偉そうなドヤ顔を見せると、広樹はぷっと吹き出した。
広樹「まあとりあえず、明日会ったときはもう一回聞いてみる。もしかしたらなんか研究所のことが知れるかもしれないしな。」
大希「そうだねっ。よろしくお願いします。」
ーーー
ところ変わって、ここは国内某所にある研究所。
今日も慌ただしく準備に追われる従業員の姿がちらほら見える。
研究員X「えーと、この子が、この子と幼馴染で...、、この子が…」
研究員Xがパソコンで名簿を確認していると、急に白衣のポケットに入った携帯が鳴り始めた。
研究員X「うおっと…びっくりした、、って、蓮くん…?」
着信の画面を見て少し驚きつつ、電話に出る。
研究員X「もしもし~?」
蓮「ちょっとXさんっ!!」
研究員X「ふえっ、どうしたの?」
蓮「今日…学校で、、誰を見かけたと思います…?」
研究員X「学校…?見かけたっていうか、多分僕は知らないはずなんだけど…」
蓮「広樹くん、って、覚えてますよね?」
研究員X「うん、去年の夏の。覚えてる…けど?」
蓮「広樹くん、なぜか同じ学校みたいで、しかもなぜかバスケ部に入ってきてて...」
研究員X「うんうん、それで?」
蓮「しかも…研究所のこと、まだ覚えてるみたいなんですけど!?」
研究員X「あれっ、知らなかった?去年の夏休み組の四人は、記憶消去なしで解放になったんだけど、、」
蓮「…えっ?」
研究員X「さては蓮くん、読んでおいてっていった資料読んでないな~~!」
蓮「ええ…な、なんでそうなってるんすか…」
研究員X「君がバスケの試合で留守にしてた2週間、色々あってね、なんか、記憶消去しないことが会議で決まって、そんで今年からは、交友関係のある子を限定して拉致する方法が定められてるの。」
蓮「資料読んでなかったっていうのは、、すみませんでした…けど、なんで僕のところに来るんですか???」
研究員X「まあまあ…僕も広樹くんと大希くんの校区を確認してなかったのが悪いんだけど、今は二人とも蓮くんの後輩っていう感じだね。」
蓮「えぇ…」
研究員X「まあなんていうか…仲良くしてあげて?」
蓮「今度研究所行くときにちゃんと説明してもらいますからね」
研究員X「調査書読めばいいじゃん」
蓮「めんどくさいんで!また連絡します!」
一方的に電話は切れてしまった。
研究員X「ありゃりゃ…広樹くんと大希くんが蓮くんの後輩…ねぇ、、」
一瞬嫌な予感が頭をよぎってしまった研究員Xだが、すぐに名簿確認の作業へと移った。
続く
=天の声=
蓮くん、結構ドジっ子。
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年も、のりたまご飯をよろしくお願いします。
お年玉欲しいのでPixivのリクエストください。なんでも書きます。
冗談はさておき(Pixivでリクエスト随時募集してますっ!)
新年の抱負とかは作者の近況ボードを見てもらえれば助かります。
こっちは短く済ましておきましょう。
ちょっとえっちな展開が少ないな~、読むのやめようかな~、
そう思ったあなたっ!次回は絶対入れるので、待っててください。
いいですね?
ではでは
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