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台湾での生活

粽の試練

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 台湾では端午の節句に粽を食べる習慣がある。

 今年の端午の節句は6月7日。だいたい一月前になると街中に粽の広告が増えるし、市場にもちらほら粽を売る店が増えてくる。

 来たばかりの頃にも東門市場で粽を買ったけど、調べてみると台湾は地域毎で作り方も違うので味も違うらしい。

 これは食べ比べてみなければ!

 というわけで、台北市内で一番色々な粽が買えそうな南門市場へ。

 市場内のお惣菜屋さんだけでなく、ハムとかドライフルーツ売ってるお店でも粽が売られてます。

 その場で粽を包んでる人も居て、やっぱりシーズンなんだなぁと思いつつ見て回る。

 日本人が考える中華粽は北部粽、又は油飯と言うよう。先に炒めて味付けした餅米を包んで蒸したものね。

 対して南部粽と呼ばれるのは蒸さずに茹でるそうで、見た目よりあっさりしているらしい。
あっさりしてるからピーナッツの粉や香菜なんかを付けて食べるみたい。

 また鹸粽と呼ばれるゆべしみたいな食感で味のないものもあるらしい。こちらは砂糖か蜂蜜と食べるデザート粽?餡子入りもあるみたい。

 それ以外にも客家米粽とか湖州粽など色々あるようです。

 色んなお店を見たけど、とりあえず今回は一階の外にあるお店で購入。

  立家

 一番人が並んでたんですよねぇ。
 買ったのは南部粽、紫米鮮肉粽、XO干貝蛋黄鮮肉粽の3つ。

 食べる時は蒸し直せば良いと思ってたんですが、ヒタヒタの水で20分程茹でてくださいと書かれていたので電鍋じゃなくて普通の鍋で茹でました。

 先ずは南部粽。具は肉と椎茸、家鴨の玉子の黄身にピーナッツ、栗。見た目よりだいぶあっさり。

 


 綺麗に切れました。具が色々入ってて中華粽って感じ。

 お次は紫米鮮肉粽。これの具は肉のみ。潔いと言うか何と言うか。椎茸は入って良かったんじゃないかな?

 


 最後に本命のXO干貝蛋黄鮮肉粽。具は貝柱、家鴨の玉子の黄身、肉。XO醤で味付けしてあるみたいなので他の2つよりは濃い目の味。でもやっぱりあっさりしてる。

 やはり茹でるからかかなりあっさり目。ピーナッツの粉などを付けるのも分かるかな。そのままでも美味しいんだけど、なんか物足りない気になるのですよ。

 そうは言ってもやはり餅米。一人1つ半食べればかなり満腹です。

 他のお店もやっぱりあっさりなのか?気になる所です。
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