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第四話 「夫婦の愛」

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 【前回までのあらすじ】
 350歳・・・人間言えば約35歳の王妃、ピュリアと、130歳・・・これも人間で言うと〇〇歳の少年王、パティアスは、その王として一番大事な仕事、初めての「世継ぎ作り」に臨む。
 リュケメニス族の女性特有のペ〇スのような「牝茎」を勃起させ、あっけなく男性の精液に似た「無精液」を射液してしまうピュリア。
 それはリュケメネアの貴族の女性として恥ずべきことだった・・・・。




 「ほら、ご覧になって、ピュリア様・・・・パティアス様はずっとお待ちですのよ・・・」

 初めて目にするリュケメニス族の女性の秘密の部分に触れ、その自分の母親のような年齢の妻のペ〇スそっくりな器官「牝茎」を指でシゴき「射液」へと導いたパティアス。

 そのジャコウのような香りのする「無精液」を頭から浴びてウットリとした表情浮かべている。
 彼の先端が尖った未成熟なペ〇スはずっと硬く勃起して天井を向いたままだ。

 人間のペ〇スと違い、粘膜がむき出しとなっている先端の小さな穴からタラタラと先走りの涙が流れている。

 「ああっ、パティァス様・・・こんなに硬くされて・・・苦しくはないですか?」

 自分でもどうしていいのか判らない、今まで経験したことのない込み上げるような快感に身をよじっているパティアスの表情がどこか苦しげに見えたのであろう、年上のピュリアが心配そうに夫の顔を覗き込む。

 「う、うん・・・苦しくはないけど・・・」

 真っ赤な顔で目を閉じて、腰を無意識にクネクネと動かすパティアス。

 「・・・・ピュリア様・・・まずはパティァス様の逞しいお道具にお口でご奉仕を・・・」

 「世話係」の侍女長、クロミスが王妃であるピュリアに命令するように言う。

 「・・・・パティアス様・・・・失礼しますね・・・・・」

 艶やかな長い髪を後ろで束ねているだけのピュリアが、前に垂れてくる髪を押さえながら、華奢なパティアスの股間に顔を寄せる。

 陶器のように透き通った真っ白な美しい胴、それとは対照的に青い血管が透き通るようなピンク色の粘膜がむき出しになっている亀頭、そこはリュケメニス族の成人男子のように肉の傘が開いておらず、まだ可愛らしく尖ったままだ。
 
 息子ほども年が離れた夫の可愛らしいペ〇スをウットリと見つめ、その先端にプックリとした美しい唇でチュッ!チュッ!とキスを繰り返すピュリア。

 その愛情のこもった仕草に、若いパティアスは甘い啼き声を上げる。

 「ああっ・・・ピュリアっ・・・ヘンっ・・なんかヘンっ!」

 温かい女性の口に包まれた未熟なペ〇スは、生まれて初めて経験するムズムズと下半身が蕩けるような抗しがたい快感に包まれる。

 「ピュリア様っ!・・・それ以上はいけませんわ!」

 クロミスが鋭く指示を飛ばす、若いパテイアスの暴発の危機を察知したのだ。

 ピュリアが慌てて、夫のペ〇スから口を離す。

 「ハアッ・・・ハアッ・・・・ピ、ピュリアっ・・・・」

 パティアスが泣き出しそうな表情を浮かべる。

 当然ながら、パティアスの精液は、王妃のピュリアの膣内に放たれなければ意味がない。
 「世継ぎ誕生」が急務の現在、その任を帯びている侍女長クロミスは、王の貴重な精液を一滴でも無駄にしたくはないのだ・・・・。

 「パティアス様っ?・・・子種はピュリア様の中に・・・・」

 クロミスがニコッと微笑んでパティアスに言う。

 「ピュリア様も・・・ご準備を・・・」

 「・・・は、はい・・・・」

 ピュリアは仰向けになって、年若い夫の前で股を開く。
 右手でその牝茎をしっかりと覆い隠し、左手で美し咲いた薔薇の花園をまさぐる。

 ・・・そこは、既に熱く沸き立って、透明な蜜をタラタラと流していた。

 「アウンッ!・・・はああぁっ・・・」

 ピュリアのほっそりとした指が、乱れ咲いた花園の奥にある乙女の小径へと埋まってゆく。

 グチャッ!グチャッ!・・・と粘り気のある水音を立てながら、その淫穴をほじくるピュリア。
 夫に先立たれてから100年余り、自分の指以外のものを迎え入れることが無かった牝肉が嬉し泣きの涙を流す。

 「ああっ、パティアス様っ・・・ピュリアのココはもうパティアス様を・・ううっ、欲しがってますのっ・・・」

 ピュリアが感極まったように潤んだ声でパティアスを誘う。

 クネクネと淫らなダンスを踊るピュリアの尻。

 「ピュリア様・・・右手をどけてくださいまし・・・・」

 クロミスが、イジワルな一言を放つ。
 一度目の「射液」を済ませたピュリアの成熟した牝茎はすでに待ちきれずに再び充血して硬くそそり勃っているのだ。

 「えっ?・・・ああっ、クロミスさんっ・・・イジワルはヤメテっ!」

 リュケメニス族の女性特有の、その男性のペ〇スのような器官「牝茎」を勃起させているところを男性に見られることに羞恥心を感じる貴族の習慣。
 実際、性的興奮により勃起してしまうのは、男性のペ〇ス同様、生物としてしごく当然な生理現象なのだが、文化とは時おり不条理な戒めを強いる。

 その昔の王家に近い女性たちは、男性に勃起した状態の牝茎を見られないよう、小さな袋状の布で自分の牝茎を覆っていたとか・・・・。

 ピュリアの時代にも、牝茎覆いは廃れたものの、その名残が残っているのである。

 「・・・ピュリア・・・恥ずかしがらないでいいよ・・・見せて・・・」

 優しいパテイアスは、そんな不条理な習慣に悩んでいるピュリアを可哀想に思ったのであろう、また愛する妻の全てを見たい・・・そんな「牡」としての欲求もあったのかも知れない。

 「・・・・はあっ・・パティアス様・・・こんなふしだらな私、嫌いにならないでくださいね・・・・」

 ピュリアが、おずおずと自分の股間を覆っていた右手をどける。

 そこは、クロミスの予想どおり、再びピーン!と硬くなってピンク色の肉の杭と化して天を仰いでいた。
 
 その小さなペ〇スのような器官を血走った目で見つめるパティアス。

 「ああっ・・ピュリアっ!」

 仰向けになって牝茎を反り返らせている年上の妻に、襲い掛かるように覆いかぶさるパティアス。
 ピュリアのプルンと震える乳房に飛び込んで、熱い夫婦の接吻を交わす。

 しっかりと抱き合うパティアスとピュリア、人間で言えば〇〇歳と35歳の二人はピュリアの方が背が高い。
 まるで親子のような二人が素っ裸で体を重ね、濃厚なキスを交わしている様子は、なんとなく背徳的な感じがする・・・・。

 ベッドの上で、熱い抱擁を交わす二人の下半身では、ピンク色の尖った亀頭を振り立ているパティアスの肉の杭と、ピュリアの再び勃起してしまった牝茎が触れ合い、こちらでもキスをしているように見える。

 20センチ近くあるパティアスのペ〇スと、精いっぱい大きくなった10センチピュリアの牝茎、その両方とも先端の穴からはトロトロと先走りの透明な雫が流れてきている。
 パテイアスの痛々しいほど硬くなって、愛する妻の「メスのペ〇ス」牝茎と戯れていた未成熟なペ〇スが、その先端から小さくピュッ!ピュッ!と無色透明な液を控えめに飛ばす。

これは男性が射精前に分泌する、俗にいう「我慢汁」というものなのだが、はリュケメニス族の男性の場合、人間とは少し異なる。
 その量も人間より多く、リュケメニス族の女性同様「無精液」を小さく小刻みに射液するのである。
 
 そのリュケメニス族の男性にみられる「我慢汁」無精液の射液がパティアスのペ〇スから始まったのだ。

 ピュッ!・・・ピュッ!・・・間欠泉のように断続的に小さくペニスが震えて、ごく少量の無精液を射ち出しては、ピュリアのお腹に小さな水たまりを作る。
 一部は、ピュリアの牝茎にも降りかかって、その粘膜に覆われた綺麗なピンク色の部分をテラテラと光らせる。

 これが始まったら「もういつでも射精できる」という合図である。

 無精液の射液が彼を一層興奮させたのだろう、パティアスの右手が、年上の妻の股間へと伸び、その牝茎を捕まえる。
 
 「うあっ!・・ああっ・・・パティアス様っ・・・そ、そこは・・恥ずかしいからっ!」

 そんな妻の哀願も聞こえない風で、若いパティアスの好奇心旺盛な指は、熟れたピュリアの「はしたない」部分を二本の指でシゴき出す。
 先ほどみた女性の「射液」、年上の優しい妻が、顔を真っ赤にしてピュウピュウを無精液を放出する・・・その淫猥な表情がよほど気に入ったのであろう。

 完全に勃起しているピュリアの牝茎を優しく、撫でるように上下するパティアスの細い指。

 「・・・・ああっ、パティアス様・・・もう・・・パティアス様のお子種、頂きたいの!」

 ゾクゾクの腰の辺りから込み上げている牝茎からの射液感・・・先ほどのように、夫や侍女長の目の前で無様に射液をするわけにはいかない、それは貴族の間では「はしたない」こととされているからだ。

 ピュリアは必死でパティアスとの結合を望む。
 せめて、パティアスが自分の中で射精を終えてから、自分も射液すればリュケメニス族の「女」としてのプライドは保てるのだ・・・・。

 

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