【画像あり】江戸時代のUMA(未確認生物) ~人体から出て来た怪生物~
世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」
「南総里見八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴と、随筆家・山崎美成らが中心となって発足させたその会で報告された内容は「兎園小説」として編纂されました。
有名な「うつろ舟の蛮女」等の話が掲載されているのも本書です。
今回は、その兎園小説よりUMA(未確認生物)の記述です。
これは一体何なんでしょう・・・・。
なにか心当たりのある方は、情報をお寄せいただくと有難いです。
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当時の人々にとっては、まさに空を突く「巨人」だったのでしょう・・・・。
非常に短い原典の現代語への翻訳です。
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「南総里見八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴と、随筆家・山崎美成らが中心となって発足させたその会で報告された内容は「兎園小説」として編纂されました。
そこから、あの「超有名」なミステリー「うつろ舟の蛮女」のお話をご紹介します。
うつろ舟については、民俗学者の柳田國男氏の著書をはじめ詳細な研究がなされていますし、ネット上でも様々に考察されていますので、今更私があれこれ言うまでもありません。
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そんな「兎園小説」ですが、本集の第十一集に掲載されている「白猿賊をなす事」という短い話を元に短編の伝奇小説風にしてみました。
このお話は、文政八(1825)年、十月二十三日に、海棠庵(関 思亮・書家)宅で開催された兎園会の席上で、「文宝堂」の号で亀屋久右衛門(当時62歳)という飯田町で薬種を扱う商人が披露したものと記録されています。
この人は、天明期を代表する文人・太田南畝の号である「蜀山人」を継いで二代目・蜀山人となったということです。
【あらすじ】
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左上解説ですが
『色牛の謄《うつし》』を用い候処《ましたが》、右之《の》通りに
之《これ》は有る可《べき》哉《!》
になりますが、意味は分かりません。
霧谷水穂様、またまた有難うございます!
この「牛色の謄」というのが、完全に意味不明ですね・・・本当にここの文章は難解です。
学生時代、古典の勉強をもっとしておけばよかったとおもう今日この頃(笑)
余談ですが、この「兎園小説」や根岸鎮衛の「耳嚢」は、古典の中でも比較的読みやすい文章ですね。
・・・・寝る前のチョイ読みに最適!
最近、仕事が忙しくて古典の方はサボっていますが、またそのうちネタを見つけたいと思っています。
有難うございました!
左下の解説ですが、
皮が硬かったがようやく《やうゆく》《とどめ》《さす》。
だと思います。
霧谷水穂様、はじめまして!有難うございます!
確かに!「トドメをようやく刺した」ですね!・・・ヒントを頂き、ようやくわかりました(笑)
霧谷水穂様は、古文書とか古典に造詣が深いようですね!ほんとスゴい!
私も古文書は何度もチャレンジしましたが、昔のくずし文字はもう、異星人の言語の如くムツカシイ・・・・。
くずし文字読める方は、本当に尊敬してしまいます!
アレが読めると、活字になったものだけではなく一次資料を読めて、すごく面白いと思うのですが、今は吉川弘文館とか誰かが活字にしてくれたものを専ら読んでます(それでもムツカシイ(笑))
長年の謎が解けて本当に嬉しいです!有難うございました!
日本は水の豊かな国なので、住血吸虫だと思います。日本住血吸虫が有名です。
ヒトのお腹が大きく膨らみます。オタマジャクシっぽいといえなくもない形です。
シュモクザメとかの絵も、こんな風にキモカワイイので、昔の人の表現て面白いですよね
ご覧いただきありがとうございます!
確かに、オタマジャクシ同様(笑)サイズを度外視したら住血吸血は可能性が高いですね。
特に平八さんは一年以上も患って狂気のようになっていという点・・・病状的に相当類似点がある気がします。
また、便と共に排出されたのであればその生態とも合致し、住血吸血説は有力かもしれません!
貴重な情報、ありがとうございました!これからもよろしくお願いします。
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