【画像あり】江戸時代のUMA(未確認生物) ~人体から出て来た怪生物~

 世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」

 「南総里見八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴と、随筆家・山崎美成らが中心となって発足させたその会で報告された内容は「兎園小説」として編纂されました。

 有名な「うつろ舟の蛮女」等の話が掲載されているのも本書です。

 今回は、その兎園小説よりUMA(未確認生物)の記述です。

 これは一体何なんでしょう・・・・。 
 なにか心当たりのある方は、情報をお寄せいただくと有難いです。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,194 位 / 192,194件 エッセイ・ノンフィクション 8,104 位 / 8,104件

あなたにおすすめの小説

【画像あり】大空武左衛門 ~江戸時代の優しい巨人~

糺ノ杜 胡瓜堂
エッセイ・ノンフィクション
 曲亭馬琴が編纂した、江戸時代の珍談、奇談の類から様々な事件の記録等を集めた書  「兎園小説 余録」  その中から、身長2メートルを超える巨人「大空武左衛門」についての記録をご紹介します。  文政十(1827)年五月、熊本藩、細川候の参勤交代のお供として江戸に入った武左衛門は、キャラクターグッズや錦絵が出回る「超有名人」として一大ブームを巻き起こしたようです。  当時の人々にとっては、まさに空を突く「巨人」だったのでしょう・・・・。  非常に短い原典の現代語への翻訳です。

【画像あり】超有名なミステリー「うつろ舟」のはなし

糺ノ杜 胡瓜堂
ミステリー
 世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」  「南総里見八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴と、随筆家・山崎美成らが中心となって発足させたその会で報告された内容は「兎園小説」として編纂されました。  そこから、あの「超有名」なミステリー「うつろ舟の蛮女」のお話をご紹介します。  うつろ舟については、民俗学者の柳田國男氏の著書をはじめ詳細な研究がなされていますし、ネット上でも様々に考察されていますので、今更私があれこれ言うまでもありません。  ただ、なかなか「原資料」を目にする機会は少ないと思いますので訳してみました。  

【画像あり】江戸時代のUMA(未確認生物) ~山中に現われた怪獣~

糺ノ杜 胡瓜堂
エッセイ・ノンフィクション
 江戸時代前期の俳人、荻田安静が編纂した怪談集「宿直草」には、紀州(和歌山県と三重県の南部)の山中で、謎の怪獣に遭遇した話が掲載されています。  現在の私達の目で見ると、その姿はどうみても「アレ」なのですが、実在する生物でもとんでもない場所に出てくると立派なUMA(未確認生物)になるという例かもしれません・・・。  

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

昨日19万円失った話(実話)

アガサ棚
エッセイ・ノンフィクション
19万円を失った様とその後の奇行を記した物

怪獣ディメチに喰われていくママさん

雪乃
エッセイ・ノンフィクション
これは私の母と私達家族に現実に起こっている日常。 『まさか私達の母親が認知症になるなんて!?』 受け入れられない想いと受け入れるしかない現実。 准看護師として多くの認知症の患者さんを看てきたというのに、自身の親となれば全く以って情けなく素直に受け入れられないもの。 また実際認知症に喰われていく母自身の葛藤。 不定期ですがそんな気持ちを綴っていきます。 短い文章ですが、その中に私達の色々な気持を織り込んでいきます。 突っ込みあり、笑いそして悔しさと悲しみ、病に喰われていく母への怒りにも似た葛藤と偶のデトックス閑話。 そしてこのお話の終わりは……考えたくないですね。

貞宗を佩く白猿

糺ノ杜 胡瓜堂
歴史・時代
 曲亭馬琴他 編「兎園小説」第十一集「白猿賊をなす事」より(全五話)  江戸時代後期に催された、世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」  「南総里見八犬伝」等で有名な曲亭馬琴、著述家の山崎美成らが発起人となって開催された「兎園会」で披露された世の珍談・奇談等を編纂したのが「兎園小説」  あの有名な「けんどん争い」(「けんどん」の語源をめぐる論争)で、馬琴と山崎美成が大喧嘩をして、兎園会自体は自然消滅してしまいましたが、馬琴はその後も、個人的に収集した珍談・奇談を「兎園小説 余録」「兎園小説 拾遺」等々で記録し続けます・・・もう殆ど記録マニアと言っていいでしょう。  そんな「兎園小説」ですが、本集の第十一集に掲載されている「白猿賊をなす事」という短い話を元に短編の伝奇小説風にしてみました。  このお話は、文政八(1825)年、十月二十三日に、海棠庵(関 思亮・書家)宅で開催された兎園会の席上で、「文宝堂」の号で亀屋久右衛門(当時62歳)という飯田町で薬種を扱う商人が披露したものと記録されています。  この人は、天明期を代表する文人・太田南畝の号である「蜀山人」を継いで二代目・蜀山人となったということです。  【あらすじ】  佐竹候の領国、羽州(出羽国)に「山役所」という里があり、そこは大山十郎という人が治めていました。  ある日、大山家に先祖代々伝わる家宝を虫干ししていると、一匹の白猿が現れ家宝の名刀「貞宗」を盗んで逃げてゆきます・・・。 【登場人物】  ●大山十郎(23歳)  出羽の国、山役所の若い領主  ●猟師・源兵衛(五十代)  領主である大山家に代々出入りしている猟師。若い頃に白猿を目撃したことがある。  ●猴神直実(猴神氏)  かつてこの地を治めていた豪族。大山氏により滅ぼされた。

雲母虫漫筆 ~江戸のあれこれ~

糺ノ杜 胡瓜堂
エッセイ・ノンフィクション
   「耳嚢」や「兎園小説」「新著聞集」「甲子夜話」など、江戸時代の書物から、面白いと思ったものをピックアップしてゆく短いエッセイ。  怪談や奇談、感動話、しょ~もない話までその時の気分次第。  「雲母虫」とは紙につく虫「シミ」の異名、小さくて可愛らしい(?)虫です。  本の虫になったつもりで色々な江戸時代に書かれた話をご紹介してゆきたいと思っています。  ネット上で気軽に様々な情報が拾える昨今、自分自身で「オリジナル」を読むという行為はなかなか手間がかかりますが、その分色々と新しい発見があります!