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第三十五幕 「淫虐のブルーサファイア」~マダムの指輪の秘密~

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 ・・・・ヒクッ・・・ヒクッ・・・先端から一筋の透明な雫を垂らして頭を振るアラミスの生白いペ〇ス。

 射精数秒前!マダムの指先があと数回硬直したペ〇スをしごき立てるだけで、オスの究極の歓びに手が届く・・・そんな快楽の一歩手前で放置され、涙に暮れるアラミスの若い生殖器。

 ・・・・若いオスにとって、射精の直前での「おあずけ」は拷問のようなつらさであろう。

 サディスティックなマダムの気まぐれから、射精寸前で「おあずけ」をされた哀れなオスの肉茎・・・彼のペ〇スは激しく頭を振って空しく絶頂を求め、先端からトロトロと真珠のような美しい我慢の涙を撒き散らし、マダムの指先を濡らすのである。

 「・・・あらぁ、坊やったら、私の手をこんなヌルヌルしたモノで汚してしまって・・・」

 マダムが、アラミスのペ〇スの先端から溢れ出す尿道球腺カウパー氏腺液・・・我慢汁で汚れた自分の指先を、彼自身の口元に持ってゆき無造作に口の中に差し込む。

 「・・・・さぁ、お掃除なさいな!自分の出したものでしょ?淑女レディの手をこんな淫らなもので汚すなんてっ・・・」

 「・・・はっ・・・はいっ・・・」

 ピチャッ・・・ピチュッ・・・諦めた表情で目を閉じ、自分の流した透明な淫涙を舐め取るアラミス。

 「まあっ・・・このままじゃ、坊やが可哀想じゃありませんことっ?」

 やや小太りの、美しく着飾った伯爵夫人・・・といった風情の中年女性が、寸止めの苦しみを味わっている美少年に同情する。


 ・・・・いや、同情などではない、彼女もまたこの加虐を楽しんでいるのだ。

 「オホホっ・・・・坊やのココからとびきり濃い愛のラヴジュースを搾り取るのは、ご主人様が満足した後・・・でしたわねぇ・・・それじゃ、まずはこの坊やの為にも、ジャクリーヌ夫人に悦んでもらおうかしら?」

 マダムがサディスティックな笑みを浮かべて、蜘蛛の糸にからめ捕られた蝶のように、寝椅子に仰向けに固定され、ポッカリと開いた膣口までも大勢の前に晒されているアレクシアの方に視線を移す。

 「お待たせしました、ジャクリーヌ夫人っ!・・・今夜は私が貴女の寂しいところを慰めて差し上げますからねぇ・・・よろしいことっ?」
 
 ニヤニヤと好色な笑みを浮かべ、今度は「ジャクリーヌ夫人」となっているアレクシアのほうに向き直るマダム・・・その表情は新しい玩具を与えられた子供のようにキラキラと輝いている。

 「・・・やっ、ヤメテッ・・・来ないで!あ、貴女なんかにっ・・・・」

 精一杯虚勢を張るアレクシアだったが、無数の手で180度近く広げられた股間では、金色の美しい密林や、その下に乱れ咲いた美しい肉の花園までもが、皆の目の前に曝け出されているのだ。

 「・・・・まあっ、このお毛々っ♥・・・こんなに丁寧にお手入してっ!・・・オホホっ、毎晩のように殿方の前で股を開いているのかしらねぇ?」

 マダムが綺麗に整えられたアレクシアの金色の陰毛を面白そうに引っ張る。

 「・・・・いっ、痛いっ・・・止めてっ、止めなさいっ!」

 「・・・静かになさいな!小娘でもあるまいし・・・ここはっ・・・どうかしらねぇ♥肝心のオンナの「お道具」はっ♥」

 マダムの指先が、金色の密林をかき分け、無遠慮にアレクシアのピンク色の肉の花園へと進む。

 ・・・ヌチャァッ・・・・

 「おっ、オフウッ・・・やっ、ヤメテッ・・・」

 マダムの人差し指と中指で作られたⅤの字で、アレクシアの大陰唇がゆっくりと押し広げられる。
 ピンク色の肉の羽根を広げるパピヨン!・・・その美しい造形の内部には、ポッカリと空いた乙女の洞窟が既にトロトロと甘い蜜を湛えていたのだ。

 「・・・あらイヤだっ!ジャクリーヌ夫人っ・・・このヌルヌルしたものは一体何ですのっ?」

 マダムの細い人差し指がアレクシアの膣口を撫で上げて、その入り口にタップリと溜まっていたヌルヌルとした液体を掬い上げる。

 「・・・ほらっ皆さん、これをご覧になって!このご婦人の発情の証ですわっ♥」

 マダムが勝ち誇ったように、アレクシアの膣口を撫で上げた右手を上げて、親指と人差し指の先で、ヌチャヌチャと白い糸を引いて見せる。

 ・・・・タップリと指先に絡みついたアレクシアの淫液が、マダムの指先に透明な粘液の橋を架けたのを見て、周囲の紳士淑女がクスクスと笑い出す。

 「・・・まぁ!蝸牛カタツムリが這った跡みたいだことっ!」

 「ハハッ、美しい花園には蝸牛カタツムリは付きものですからなぁ・・・」


 ・・・・くっ、クウウッ・・・悔しいっ・・・悔しいいっ!

 アレクシアは、早くも自分の性器が発情していることを笑いの種にされ、唇を噛んで悔しがる。

 「・・・ジャクリーヌさんっ、貴女っ、自分の可愛い召使が射精できずに苦しんでいるというのに・・・それを見て女陰を濡らしてしまうのっ?・・・呆れた主従ですことっ!どこまで淫乱な主従なのかしらねぇ・・・」

 ・・・再び起こる笑いと蔑みの視線。

 目の前でアレクシアが辱められているのを見て恥ずかしそうに顔を逸らすアラミス。
 ・・・しかし、彼のペニスは正直にピクピクと頭を振って周囲に彼の心中を伝えるのだ・・・アラミスはマダムに辱められているアレクシアを見て、性器を発情させてしまっているのだ。

 マダムが自分の指先にベットリと付着した、アレクシアの性器が分泌した液体を、彼女の太腿のストッキングになすり付けて拭き取る・・・まるでハンケチのように。

 「・・・・そんな薄情なご主人さまには、少しお仕置きが必要ですわねぇ♥」

 ・・・・チュクッ!!

 マダムの指先が何の予告もなくアレクシアの膣口をなで上げる!

 「・・・・ンオオオッ♥・・・おハァっ♥」

 ふと、皆の視線がマダムの右手の指先に釘付けになる・・・・中指の大きな指輪・・・・。

 首には大きな二重の真珠の首飾り、耳元を飾る翡翠ひすいのイヤリングとお揃いの腕輪・・・全身をゴテゴテと貴金属や宝玉で飾っているマダムの右手の中指には、これ見よがしに巨大なブルーサファイアの指輪が嵌められているのだ。

 ・・・・楕円にカットされた、大きさにして5コレントもあるような特大の貴重なブルーサファイアがマダムの中指でキラキラと神秘的な光を放ち、周囲の貴族達の注目を集める。

 痩せぎすな中年の夫人や紳士達が、多少のお追従ついしょうも交えて羨ましそうに言う。

 「マダムのその指輪っ・・・大変にお美しいですわねぇ!お高いものでしょう?」

 「そんなに大きなブルーサファイアは初めて見ましたよ・・・マダムの指によくお似合いですよ!」

 「ま、まあ・・・これはそんなに高いものではございませんことよっ!・・・こんなに大きなブルーサファイアは滅多に出回りませんから、ちょっと手に入れるのに苦労はしましたが・・・オホホッ!」

 満面の得意顔で、これ見よがしに右手を高く上げて指輪を見せるマダム。


 「この指輪はただ美しいだけではございませんのっ!・・・ウフフフっ、これは・・・こうして使ったりしますのよっ♥」

 ・・・・ズブウウウッ!・・・突然アレクシアの膣道に埋まるマダムの中指!

 マダムは、その巨大なブルーサファイアの指輪ごと、深々とアレクシアの膣道に中指を埋め込んだのだ!

 「おぎいいい~っ♥・・・ふっ、深いっ!・・・おっ、お゛お゛っ♥」

 「・・・・まあっ!ジャクリーヌ婦人の大事なトコロっ、あっさりと私の指を飲み込んでしまいましたわっ!」

 ・・・・ヌロオオオッ・・・・。

 マダムがアレクシアの女陰から中指を引き抜くと、指輪の台座に嵌められた大きなブルーサファイアがヌルヌルと輝きながら躍り出る!

 ・・・・その光景はアレクシアの女陰が、吸い込まれるほどに深い青みを湛える蒼玉を「出産」しているようだ。

 ・・・・マダムご自慢の、とびきり高価で巨大なブルーサファイアの指輪・・・、それは、同性を快楽に狂わせ悶絶させる恐ろしい秘密道具なのであった・・・。


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