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第十五幕 「全裸の舌奉仕」 ~獣の戯れ~

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 「おおおおおっ!あの乳っ!デカいケツっ!これを見に来たんだあ~っ!」

 「たまんねぇなぁ・・・やっぱり熟女はいいなぁ!むしゃぶり付きてぇイイ身体だなぁ!」

 申し訳程度の毛皮のキャミソールとショーツの下で、プルンプルンとアレクシアの豊かな肉が踊る。
 チラチラと毛皮の下から覗くピンク色の乳首と、成熟した女性の証、股間に生い茂る金色の密林。

 その全裸よりも扇情的な光景に、男達もポカンと口を開けて涎を垂らしながら、ネットリと粘り付く好色な視線を送っている。
 
 真っすぐに立ったアレクシアが、ゆっくりと舞台の中央で一回転する・・・男達を振るい勃たせる「踊り子」のテクニック。
 舞台に上がる前、オーナー兼支配人のジャン=ベルジュに指示された仕草である。


 ・・・ウヒヒッ・・・・ロレーヌ嬢は、こういう舞台の経験、あまりないのかね?ここに来る前はどこかの劇場に出てたんじゃないのかなぁ?・・・舞台ではねっ、こう、イヤらしくケツを振ると男共はチ〇ポオッ勃ててマスかきはじめるのよ・・・今夜の舞台でやってみなさい。

 好色そうな脂ぎった中年親爺、ジャン=ベルジュに言われた通り、アレクシアは素っ裸のまま後ろを向き、クネクネと尻を振る。

 ・・・・まるで発情したメス猫のように。

 ・・・・悔しいっ・・・こんなふしだらなコトっ・・・亡き殿下の前でもしたことがないのにっ・・・ああっ、悔しいいっ!

 しかしそんなアレクシアの想いとは裏腹に、ムッチリと肉付きの良い真っ白な尻たぶが形作る、逆ハート型の造形美は、確実に男達のペ〇スを硬くする。

 「・・・・スゲぇケツだなぁ・・・ああっ、一発やりてぇ!」

 「こないだの坊ちゃん男優と代わって欲しいぜっ!・・・・まったく」

 「おいおい、お前は抜かずの二発なんてムリだろう・・・あの坊ちゃん、アラミスとか言ってたな、すげぇ絶倫だぜっ!こないだなんて立て続けに三発だぜ!三発!」

 「・・・・まあ、それもそうだなぁ・・・仕方ねぇ、帰ってカアチャンで我慢すっか・・・」

 男達の下品な会話は、舞台の上のアレクシアにもよく聞こえる。
 彼女は、下卑た男達の耳を覆いたくなるような卑猥な会話は、いつもの事ながらアレクシアの神経を逆なでする。

 ・・・・早くっ・・・早く終わらせて、この忌まわしい舞台から降りたいっ!

 アレクシアは、男達に媚びを売るように振っていた尻の動きを止めて、舞台の中央で獣のように四つん這いとなる。

 「・・・・おおっ!あの恰好!・・・今夜はバックか!」

 四つん這いとなり、宙に尻を付き出したアレクシア・・・その頭に付けた大きな猫耳と相まって、その姿はまるで交尾をねだる発情したメス猫そのものだ。

 観客の男達の視線がメス猫アレクシアに注がれる中、舞台袖から唐突に全裸の少年が現れた。

 ・・・・前回のショーで、その絶倫ぶりを見せつけた少年男優、アラミスである。

 ショーの司会者は、舞台を見に来た客達が誰一人として興味がない男優の名前などはいちいち紹介はしなかったが、舞台上で激しく性交を繰り広げたロレーヌ嬢は、確かにその男優の名をそう呼んだのだった。

 少女のように白い肌と華奢な体つきが可愛らしい男優は、最初から素っ裸での登場だ、しかしその頭には、舞台上のロレーヌ嬢同様、大きな毛皮の猫耳が付けられている。

 ・・・・今夜の舞台での二人の役どころは、春先によく見られる発情した猫・・・そういう設定なのだろう。

 股間のポワポワと萌えている金色の陰毛の下の、生白い包茎ペ〇スは、緊張のせいかまだ小さく縮こまったままだ。
 大勢の目に見られながらの性交・・・場末の劇場で密かに催されている「本番ナマ板ショー」では、ヴェテランの男優でも緊張のあまりペ〇スが勃起しないことが往々にある。
 男性の生殖機能は、ある意味女性よりもデリケートなのである。

 前回、童貞喪失で怒涛の三連発を見せた少年のペ〇スも、今夜はまだその逞しい雄姿を見せてはいない。

 ・・・・猫耳アラミスは、静かに舞台の中央で四つん這いになっているアレクシアの尻へと近づいて、その前に跪く。
 熟女の巨大な尻に手をかけ、ギュッと豊満な尻肉を押し広げ、迷わずその中央に顔を埋める可愛らしい少年・・・その不釣り合いな行為が観客の劣情を掻き立てる。


 今夜のショーは、女性器への少年の口唇奉仕・・・「クリニングス」から始まったのだ。

 ・・・ピチャッ・・・ピチャッ・・・・

 まるで子猫がミルクを飲むように水音を立てて、「ロレーヌ嬢」になっているアレクシアの女陰に奉仕するアラミス。

 「・・・・んおおおっ♥・・・はあぁ♥」

 突然の強烈な刺激に、猫耳アレクシアの背中にビクン!と電流が走る!

 「ハアァァ♥・・・ア、アラミスっ・・・・」
 
 衆人環視の中、四つん這いの状態で少年の舌奉仕を受けるアレクシアの口から、早くも甘い吐息が漏れ始める・・・。

 客席からは、二匹の白い獣が楽しそうに戯れているようにも見える。
 しかし、当のアレクシアは、既に腰の辺りからジンジンと湧き出す快楽の波に押し流されないよう必死に両腕で体を支えているのである。
 
 ビチュッ・・・ビチュッ・・・。

 アラミスが舌先を尖らせて、アレクシアのヌルヌルと淫蜜を溢れさせている膣口から舌を差し入れ、まるでペ〇スの抽挿のようにピストン運動を開始する。
 少年の舌と熟女の淫穴とが嬉しそうに性交しているような、禁断の戯れ。

 「ぎいいいっ♥・・・そこぇ、ダメぇ~」

 豊穣の女神を連想させる巨大な尻がビクビクと痙攣した瞬間、アラミスの舌先が膣口から抜け出て、フェイント気味にアレクシアのピンク色の快楽のボタンと鉢合わせをする。

 ・・・・淫靡なハプニング。

 「うおおお~っ♥・・・イグううッ♥」

 ショーが始まって、まだ5分と経たないというのに、少年の舌先だけで軽く達してしまうアレクシア。

 「プハアッ・・・」

 熟女のムッチリとした肉のしとねに埋もれて一心に舌を使っていたアラミスが、息継ぎの為に顔を上げる。
 その鼻から口の周りまでが、トロトロに溶けた女陰から湧き出した淫液でベットリと濡れ光っている。

 ・・・・37歳の熟し切った甘い果実にむしゃぶりつく食いしん坊な少年。


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