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第三話 「ソフィアの困惑」~初めて接する少年の蒼い性~
しおりを挟む夜はソフィアの寝室で、彼女と同じベッドで寝るようになったアルシュとロルシュの双子の王子。
本当の母親ではないものの、優しさに満ち溢れれた女王ソフィアと寝ることで不安が解消されるのか、二人はよく眠れているようだ。
ソフィアもまた、広い王宮の庭で無邪気に遊ぶ二人を見て、どこか幸せな気分になるのだった・・・。
「・・・さあ、いらっしゃい、二人共っ・・・・」
「・・・はいっ!」
今夜も、ソフィアは双子の王子をベッドへと誘う。
王子たちは、真っ白なシルクの寝間着を着て、飛び込むようにソフィアの使っている天蓋付きの巨大なベッドに入り込む。
少し蒸し蒸しする初夏の夜・・・・ソフィアは薄い生地のゆったりとしたワンピースの寝間着に、下着は彼女のお気に入りの、面積の少ないレースの刺繍の入った色っぽいなものである。
巷の女性が着用する、大きく股ぐらの開いたダブダブの下着ではなく、最近流行の「サロン」と呼ばれる社交場に出入りする女性達に人気の、小さな布切れで股間をピッタリと覆い腰紐で止めるタイプのものだ。
・・・・ソフィアは、この体にフィットする最新の下着がお気に入りなのだ。
ソフィアがベッドに横になると、甘えん坊のアルシュが彼女の胸に飛び込んでくる。
ロルシュは、ソフィアの背中から大きなお尻にピッタリと密着してくる・・・それが二人の定位置となっているのだ。
「んふふっ、二人共っ・・・暑いわよっ・・・」
ソフィアは、赤ん坊のような兄弟の行動を笑いながら、自分の豊かな胸に顔を埋めているアルシュの頭を優しく撫でてやる。
・・・・いつもなら、そうして双子の兄弟は眠りにつくのであるが、なぜか今夜は違った。
ソフィアの両側からピッタリを身を寄せてモゾモゾと動き出すアルシュとロルシュ・・・それは暑さのせいではないようだ。
・・・・えっ?・・・・なに?・・・・
ソフィアのムッチリと張った腰の辺りに抱き付いて甘えているロルシュが、ソフィアの腰に回している両手の力をギュッ・・・と強め、しきりに腰を密着させてくるのだ。
・・・・あっ!・・・こ、これっ?・・・まさかっ・・・。
ソフィアの大きな尻に押し付けられる硬いモノ。
当然、それがなんであるか、36歳のソフィアには良く判っている・・・ロルシュのペ〇スが勃起しているのだ。
背中にかかる彼の鼻息が熱く肌に沁みてゆく。
ロルシュばかりではない、目の前で自分の胸に顔を埋めているアルシュもまた、少し呼吸が粗くなり、腰をモゾモゾと揺らし始める。
〇〇歳の双子の王子が見せる瑞々しいオスの発情の兆し・・・。
ああっ、オチン〇ンが・・・当たっているのねっ・・・ふ、二人共っ・・・もう〇〇歳だものっ・・・これは自然な事よねっ・・・ココが硬くってしまうのは男の人の生理現象だもの、叱ったりしてはダメ!・・・でもっ、どうすればっ・・・
結局その夜は、ソフィアはどう行動していいのか分からず、そのまま寝たふりをしてしまった。
二人の甘い吐息に包まれ、臀部にロルシュの「オス」を感じながら、ソフィアもいつの間にか眠りについたのだった・・・。
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